岳行ノート

       くれかれのみね 
呉枯ノ峰 533m/滋賀県木之本町

2008年5月26日(月)

菅山寺山門の千年ケヤキ



 呉枯ノ峰は、琵琶湖北にあります。低山ですが樹林、野花、野鳥などの自然が素晴らしいそうです。そして菅山寺の参道も登ってきています。

 ガイドブックで古刹の境内にある、鐘楼、古池、ケヤキの巨木など歴史遺産に興味を持ちました。ピークハントより境内散策がメイン。

 周回の帰路には、北国街道を歩き木之本地蔵院に参拝しましょう。折角ですから、戒壇巡りをして池泉鑑賞式庭園を見学します。単独です。


 教科書は、山と渓谷社刊「新・分県登山ガイド 滋賀県の山」です。
駐車場周辺図

大きい地図





三ツ頭

呉枯ノ峰

菅山寺

朱雀池・天満宮・ケヤキ

鳥居

地蔵院



※色線は実測ではありません。※黄線は車道・北国街道


2008.5.26(月) 江南6時35分発
      <曇り時々晴れ/19℃>
往路:1時間20分(山頂まで)
復路:3時間35分(菅山寺散策・小休止含)

 伊香高校グランド横を上り、終点手前、ドコモの施設前に置車。ヘンスに沿って草道を歩きます。
(9:00)

 奥に登山口道標、いきなり深い森へ場面転換して気持は遅れ気味です。


 濡れた枯れ草を踏み、薄暗い溝道を登ります。「集落水源山地整備事業」の標柱を左折すると尾根です。


 展望地があります。高時川の水を分けた水田は、田植えが終わったようです。私も水を補給しましょう。


 伐採された三ツ頭の広場を左に折れ主尾根を進みます。広葉樹は右、植林は左と分かれた登山道です。
(9:55)


 樹木に囲まれ、一等三角点がプライド呉枯ノ峰山頂532mに到着しました。菅山寺へと先を急ぎます。
(10:20)


 降り道、『山頂の印象は薄かった』藪っぽい所を抜けるとこの田上山分岐を通過します。
(10:30) 

 桧林でリス『クルミ・ランチかい?』 大柄なタイワンリスは、湖西から湖北までテリトリーを拡大しました。

※このコマを書くだけで30分かかりました。知識が無いとこんなものです。。。


 見事なブナの大樹、「菅山寺周辺案内図」看板の菅山寺分岐です。右折し、楽しみにしていた歴史散策の始まり。
(10:55) 


 100m以上標高を減らさなければいけません。ブナのしたたるる緑に300m緩く降り直進します。


 本堂と鐘楼、菅山寺は764年建立、この銅鐘は、1277年鋳造で国重文です。さらに石段を降ると‥

樹木に囲まれた朱雀池(スジャクイケ)の大きさに驚きます。
神秘的な雰囲気ですが、アングルを決めていると蚊にプスプスと襲れました。
(11:25)

 池を回ると近江天満宮です。道真公は、学問の神様で天神様と呼ばれ、童謡「通りゃんせ」で歌われてます。

 実はこの裏手に横山岳の展望地と竜頭岩があります。忘れました。本堂へ戻り、大ケヤキに向かいます。

 ケヤキ菅原道真公が44歳に植えたそうです。幹周6.2m・樹高15mもあり、大きさに畏敬の念を抱きます。

 老木は、苔だけでなくユキノシタも遠慮なく寄生。山門を潜れば本堂だとイメージしていましたが全然違いました。(ぴよたさん花名感謝)

そこにはミヤマヨメナの群生(5/29ゆきっちさん花名感謝)

菅山寺自然園と呼ばれる明るい花の園です。花々を撮影したら帰り仕度します。
(12:00)

左)タツナミ草(5/29ご指摘感謝) 中)キンポウゲ(5/30ゆきっちさんご指摘感謝)  右)紫ゴケ


 1時間半散策、菅山寺分岐まで戻り、降ります。石仏に見送られ、舗装道に出て北陸道のガードを潜ると‥
(12:20) 

 やっとランチのいい場所を発見。菅山寺の宝物展示所弘善館。-閉館中-
(12:50)〜(13:05)

 新発売「カップヌードル・ミルクカレー」が楽しみ。『カレーに牛乳、どんな味かな? 鍋がない』 湯が沸かせない。食べられません。


 ラーメン無しランチを終え、参道口の赤鳥居を潜ります。神聖な場所と世俗の境界を左折、世俗の車道を歩けば…
(13:10)


 国街道の風情のある道です。ここも見所がありますが、腹が減り余裕がありません。
しかし、木之本地蔵院だけは何としても見たい。
本堂で念願の戒壇巡り(300円)を無事済ませました。

この院内にある池泉鑑賞式庭園は、中々見つかりません。
発見したときは嬉しかった。右上の稜線が呉枯ノ峰で、左ピークが田上山でしょう。
P着(13:55)

※さてミルク・カレー味のカップヌードルは、帰宅してから食べました。
まろやかな味で美味しい。ん?余分に買ったのがない。
目ざとい娘に食べられた後でした。『お父さん美味しかったよ』


東海岳行
     “マンマ・ミーア!”  
      
 
 カーステレオに「ABBA・GOLD」というCDが入っています。全19曲、何度聴いても飽きない。アバは1972年から10年間ほど活躍。スエーデンのご夫婦2組の4人グループ。グループ名は彼らのイニシャルです。ご主人たちが曲を作り奥様が歌を歌います。(Kオジサン感謝)

 当時米国ではロック・ミュージック全盛、欧州ではディスコやダンス・ミュージックが席巻していました。「ダンシング・クイーン」は、誰でも聞けばすぐわかるスーパーヒット曲です。スエーデンでは、車のボルボを抜き彼らの音楽は最大の輸出商品でした。英国のビートルズのようです。


 8年前に英国で「ABBA(アバ)」の代表曲で構成されたミュージカルがヒットしているTVニュースを見ました。『すごいアイデアだ』と感心し、日本公演をやることがあったら是非見に行こうと思っていました。それが「マンマ・ミーア!」で劇団四季が名古屋で公演します。

 タイトルは「ミーア母ちゃん」と思っていたら「おや、まあ!」という驚いたときの言葉でした。休憩を入れ2時間35分、実に楽しいときと空間で『もう一度見てみたい』と思うほどです。



 物語は、ギリシャの小島でホテルを経営している母娘を中心に進みます。父を知らない娘が、自分の結婚式に昔、母親が付き合っていた3人の男性を内緒で招待し、実の父を探すという奇抜な設定です。ギリシャ人を日本人が演じ、英語の歌詞を日本語に変えるのでどうかなと危惧していました。

 主演者の風貌とキャラクターが、はっきりしていてわかりやすい。美人、小柄、スタイル抜群‥。ステージ全体が、客席方向に4度傾斜していて見やすくなっています。踊る人は、安定性が悪く大変。着替えも見もので娘役は、20回もあります。最短着替えはわずか20秒。


 また歌がうまく曲の良さもあり、出演者に感情移入していけます。舞台でソロで歌っているとき、舞台裏では他の出演者が専用ブースでコーラスをかぶせるのです。泣き笑いと情感もあり、何よりも歌はCDで聞いて全部知っているので一緒に口ずさめます。また最後のカーテンコールが超楽しい。

 大団円で物語が終わり、舞台上では出演者全員が揃い大ディスコ大会になります。ファンキーな衣装、厚底のロンドン・ブーツもド派手。思わず観客は総立ちし手拍子と腰振りノリノリ。帰り、衝動的に記念グッズを買ってしまいました。



 『ア〜楽しかった。元気になった。』と大満足の春の一日でした。すると「アバ・ゴールド」が名古屋で5月に公演するとメールDM。熱くなっている時ですから衝動的に予約しました。本物のアバは60歳を過ぎ、歌や踊りは無理でしょう。

 全盛期のツアーを再現するためにアバ役4人とバンド3人が選抜されました。「アバ・ゴールド」は、ショーの演出、バンドの演奏、衣装振り付けまで復元し世界ツアーを行っています。5月22日に見てきました。


 驚いたことに5月26日(月)「スマスマ」に彼らが出演してスマップと歌い踊ったのです。翌日会社の女子が私の所へ3人来て口を揃えて言いました。『昨日のアバ・ゴールドかわいそうだったね』『あ〜残念だった』 この話は、長くなるので次の機会に‥
  
2008.5.28/23:00