岳行ノート

鳩吹山南峰  218m/岐阜県可児市

2013年2月21日(木)


時を閉じ込めた遺構に届く日の香り



 低山徘徊の達人、野良人さんから山行のお誘いメールが届きました。「鳩吹山南峰辺りで私の未踏ルートをワイルドに歩きましょうか」(つまり藪漕ぎ必至)

 そこで2年前発見した洞穴に案内していただけるというものです。洞穴と言えばケイビング。知的好奇心を探求する洞くつ探検です。

 私は以前、鳩吹山の木曽川側にある栗栖マンガン鉱山跡は行ったことがあります。しかし、南峰の洞穴は、ネットで探しても情報がありません。
 

 
 これは是非とも行かねばなりません。発見時に一緒に歩かれたという山仲間の博士もお誘いしました。ケイビングの心構え通り、複数の仲間で出かけます。

 国道41号線の可児市大脇交差点を南へ折れ、突き当りを右折。満車の大脇公民館の駐車場を過ぎ、国道41号線を潜り右折、左岸を200m走ると‥
<駐車地>
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大きい地図


駐車地
(反時計回り周回)

土止め壁階の(登山口

下山口

共聴アンテナ

「真禪寺」石柱

鳩吹台車止めゲート

鳩吹台排水池タンク

広場(ランチ)

NHKアンテナ

鳩吹山南峰218m

遺構

駐車地


 ※赤線はGPS軌跡
 
●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前9時00分発  曇り/2℃
駐車地:午前9時50分着  曇り/2℃
往:1時間45分(ランチの広場まで・小休止含)
還:1時間25分(探検タイム35分含)
◆所要時間:3時間10分

 路肩に3台分のスペースがあり、置車します。晴れ予報が恨めしい曇り空。先ほど潜って来た国道41号線の方向へほんの75m戻ると‥(10:00)

 左に土止め壁の階段があります。斜面にはちゃんと登山道があり、尾根へ向かいました。野良人さん、よくこのようなマイナー登山口を知っていますねえ。





 大脇サブルート尾根(「可児からの山歩き」さんのルート図より)に合流し、岩尾根を登っていきます。

出発から15分くらい登ると、対面に南峰218mの展望地です。
野良人さんが、この展望地と同じ高さの南峰の場所を指さしました。
『ほらあそこ見て、穴っぽいのが見えるでしょ』



本当だ、鼻の穴のように2ヶ所ある。『今日はあそこへ案内します』
単に真下から直接登るだけでは面白くないので周回をするとのこと。
2年前、ここで『あれ何だろ』と思い今日と同じコースで行ったそうです。




 展望地から5,6分登ったところで適当に南の斜面へ降りていきます。しなやかな若木の藪と多少奮闘すると‥
(10:25) 





 8分ほどで谷地へ着きました。前を見ると上に尾根が見えるのでそちらへ向かいます。





 その尾根は鳩吹山では珍しい植林地。登り着いたピーク220mは展望がなく、一息いれて南へ降ると‥


途中、共聴アンテナ(←)があり、これ以降、登山道は明確です。
ここまで道標・テープは全くありません。
まあ低山なので行先は目視できます。
(10:50)



アンテナの近くに展望が利く場所がありました。
鳩吹台という大団地の奥、中央左に本宮山293mです。
さらに尾根を15分降ると擁壁の上に出てしまいます。そこは降れないので左に折れ‥

 50m東へトラバースすると下に民家が見えます。右に折れると下山できました。
(11:10)

 そこは真禪寺へ行く車道です。お寺には向かわず、東南へ75m歩くと舗装道は右へ曲折します。しばらくして‥

振り返ると先ほど登った220mピークが左に見え、右側のピークが鳩吹山南峰218mです。
この周回では南峰まで大変な大廻りですが、半日山で遊ぶナイスなコース設定だと思います。

 鳩吹台団地内の道を廻り込み、尾根舌から林道を登りました。すぐチェーンの車止めです。
(11:30)

 5分ほど行けば鳩吹台配水池のタンク、舗装道はここで終わります。案内標もマークもありませんが、写真右が登山口です。




 小さなコブをいくつか越えて尾根を進みます。こちらの方が藪度は低い。やはり道にはテープは見当たりません。



 ルートは東方向になり、やがて立ち木のない草地の小広場に出ました。明るいのでランチを取ります。
(11:45)〜(12:35)

 満腹になったら北へ足を向けます。

 すると北東尾根でNHK中継放送所のアンテナに出合いました。なるほどこの施設のメンテ用にいい道があったのですね。(12:45)

 その後も登山道は、この南峰218mまで続きました。ピークは丸い空地で水入りポリバケツが二つ?ここから道は消え、北へ藪を降ります。(12:55)


 下草はないけど、こちらもしなやかな若木が待ち受けていました。

 やがて岩壁が現れ左に迂回すれば、シダの奥に洞穴発見(右上)。次の岩壁を右から回り込むと二つ目の洞穴です。(左)さらに降ると‥

『あった、あった』と歓声。立ち上がる大岩壁に、これこそ対面の展望地から見えていた洞穴だ。

(10年前、ケイビングという言葉を初めて知りました。知的好奇心を探求する洞窟探検のことです。
洞窟は、自然洞と人工洞に分けられます。ケイビングは主に前者ですが後者でもOKです)


これは人工洞、坑道跡の遺構で左右10m横にも坑道口があります。左下)と(右下)の写真
岩壁前は平坦な広場、斜面にはおびただしい量の捨石が廃棄されていました。
前説の栗栖マンガン鉱山跡と同じ鉱石の採掘地でしょうか。マンガンは、御存じ乾電池の正極です)

 ヘッドランプを点け、坑道口から入ってみました。すると中央写真のように天井に金色に光る筋。『やった!一攫千金、ゴールドラッシュ、金メダル』『簡単にはがれるからこれは違う』と鉱物に詳しい博士があっさり夢を消す。金ならリュックから荷物をぜんぶ出し、限界まで詰めて山を降り、鳩吹長者になりたかった。



 入坑するには身を屈めますが、中は背が立てるほど広い所や2層の所も。坑道口は3か所ですが、中でつながっています。

 どう鉱石を運んだか?いつ閉山したか?謎は尽きません。坑道の残存物は瓶一本だけで鉱夫達の潔さに感心します。



 入口近くに光苔??万一の事態になってはいけないので深入りはできません。好奇心に満ちたケイビングができました。

※そういえば、この洞穴ではないのですが鳩吹山は2011年、6件6人の遭難者です。




 斜面を北へ降ります。落ち葉の下の無数の捨石で足元は崩れやすい。立ち木を伝って5分も降りれば、川に出合います。



 そして堤防を左折すると向こうに青いコンクリ橋。車道を左へ50mほど行けば車が待っています。
(14:00)

 帰りの車中でも遺構の謎に話が盛り上がりました。『あれが金だったらなあ』あきらめが悪い。


東海岳行
   “第1位と第2位” 

 2月2日、メ〜テレ「お願い!ランキングGOLD」「第1回麺チェーン店総選挙」を見ました。日本の代表する麺のチェーン店8社が名乗りを上げ、全130品からトップ15を決める内容です。(一蘭・喜多方ラーメン坂内・博多一風堂・はなまるうどん・日高屋・丸亀製麺・らあめん花月嵐・リンガーハット

 どこも全国展開していると思いますが、私の食べたことがあるお店、知っているお店が少ない。早い話トップ3は、第一位がリンガーハット「野菜たっぷりちゃんぽん」、第二位は丸亀製麺「釜揚げうどん」、第三位がリンガーハット「長崎ちゃんぽん」でした。いずれも食べた記憶がありません。早速食べに行きました。

 丸亀製麺は、わが江南市の飲食店の多い通りにあります。かってそこで、いくつかの飲食店が営業したのですが、いずれも退店しました。あまり縁起の良くない場所です。ところが丸亀製麺は大繁盛しています。ひよこさんと入店すると「麺総選挙入賞のありがとうクーポン」をくれました。『やったね』



 目当てのうどんが100円引きです。入口近くの島になっている調理場を回り込みます。セルフ方式なのでトレーを持って並びました。ちょうどお昼時ですが繁盛しています。私は8位の釜玉うどん(330円が230円)を注文。

 すると『玉子、かきまぜましょうか』と元気の良いネエさまの声『お願いします』なんか嬉しい。ひよこさんは釜揚げうどん(280円が180円)を頼み、次は揚げたてのえび天野菜かき揚げいか天など(トッピングは80円〜160円)を取ります。

 クーポンが利き二人で900円。麺はコシがあり噛むのが楽しい。私は麺に玉子がからんだ釜玉うどんが好きです。桶の熱湯に入った釜揚げうどんは最後まで冷め無いのが良い。天ぷらも揚げたてでサクサクしています。男子禁制なのか10人近くいる調理場のネエさまたちが、手際よく良く働くのも気持ちいい。



「早い・美味い・安い」の三拍子に大満足、これなら全国に681店舗あるのも納得します。別日に岐阜岐南町のリンガーハット岐大バイパス店へ行きました。赤いとんがり屋根がインパクトあります。全国486店舗。

 早速、第一位の野菜たっぷりちゃんぽん690円と餃子250円を注文しました。運ばれてくるとそのボリュームに圧倒されます。国産野菜7種類がタワーのように積まれ、標高6〜7pありそうです。過去、マックから始まった飲食店の値下競争に巻き込まれ危うくなった時があります。

 危機を打開するため社長が打った手は‥何とちゃんぽんを値上げすることでした。ただし、野菜は輸入物は使わず全部国産品にします。採り立ての美味しい良品を提供することで従業員に誇りを持たせる意味もありました。



 そのため年間を通しての量の確保は大変で北から南、全国の生産者と契約します。処理工場を集約しパックした野菜を一日で全店舗に出荷できるようにしました。

 また味のばらつきをなくすため調理場の作業は自動化。鍋をベルトコンベアに置き、麺をひっくり返したり野菜を投入する時間をいつ誰がやってもミスしないようにしました。工場や店舗のそういった機械、調理場のごみ箱まで全部自前で開発し自作してることは驚きです。さあ食べてみましょう。

 野菜はこれだけ量があっても飽きずに残さず食べられます。心地よいシャキシャキ感、鮮度からくる甘さは第一位になるだけのことはあります。こんなお値打ちなグルメ情報はありがたい。



 次はエビフライを食べに行きましょう。

13.02.25(月)00:20