岳行ノート

糸瀬山 1867m/長野県大桑村 

2013年9月27日(金)


キノコは山の子



 今年9月になり初めて、秋めく日になりました。朝、外に出ると空気感が違います。そんな日に長年持越していた糸瀬山を登ることになりました。

 長野県の中山道東側に並ぶ南木曽岳(ナギソ)1677m、糸瀬山1867m、風越山1699mは、登山者に木曽三山として親しまれています。

 しかし糸瀬山だけ、5時間の歩行時間、急登で笹藪の道、ヤバイ山頂ののろし岩などをレポで読み、ずーと尻込みしていました。


 いつもご一緒する岩登りの達人野良人さんが、前々からこの山に意欲を示されていたので博士も誘い3人で登ります。


 教科書は、しなのき書房刊「信州 日帰りでゆく山歩き 中信・南信」です。参考書として多くのホームページのお世話になりました。
<駐車地>
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大きい地図


駐車地→胸突き八丁→丸屋の鳥屋→まむし坂→山居の鳥屋→
青ナギ→しらび平→▲糸瀬山→のろし岩(ランチ)→駐車地


※赤線はGPS軌跡

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前5時50分発  晴れ/14℃
駐車地:午前8時15分着  晴れ/18℃
往:3時間15分(のろし岩まで、小休止含)
還:2時間25分(ランチタイム除く)
◆所要時間:5時間40分



 中央自動車道の中津川インターで下り、国道19号線を1時間近く北上すると前方に堂々とした糸瀬山が視界に入ります。

 左奥は尾根伝いの三沢岳2847mです。 JR須原駅を過ぎ、1kmほど、右に「糸瀬山登山口」の看板を見て右折します。 



 舗装された林道を10分ほど走ると登山口です。車を転回して停め準備します。「海抜870m 頂上へ180分」の案内板。

 それなら標高差1000mだ。斜面の鉄階段を登って出発です。
(8:25)





 早朝で日の入らない檜の植林地は薄暗い。気温は、いい具合で汗をかきません。山腹道を辿ると南に一瞬‥

展望が開けました。木曽川につながる伊奈川が右下に光っています。
左上奥の薄い山影が木曽三山の一つ南木曽岳1677m(ナギソ)です。




 植林が終わり、雑木林になると山頂へ向かう尾根に乗りました。「胸つき八丁」の案内板から補助ロープが急登を助けます。

 この山の手作り案内板は、どれもブリキに釘で穴をあけ、ドットの仕上げです。



 急登が終わると円形石組の炭焼き跡(大桑村観光課に野良人さん確認)があり、「丸屋の鳥屋(トヤ)」のブリキ案内板。

 大正時代ころ、今では禁止されているカスミ網猟でツグミ(食用)などこの辺りで山鳥を捕獲していたそうです。
(9:20)





 尾根道を進むとまむし坂というインパクトある急勾配。蛇のいそうな岩場があり、長い補助ロープが引かれています。
(9:35)



 30分かけ標高を150m上げ急登が終わると「山居の鳥屋(サンキョノトヤ)」です。錆びたタイヤチェーンが枝にぶら下がっている?

 わなを仕掛け、炭焼き窯近くの小屋(鳥屋)でかかるのを待っていたのでしょう。カスミ網猟は、昭和22年に禁止されました。
(10:05)





 この尾根ではブナ、ミズナラ、ダケカンバなどの巨木が多く見られました。この立ち枯れには、ツリガネタケが群生しています。

頭上では、新秋の装飾が始まりました。紅葉パラダイスが楽しみです。
尾根が北に方向を変えるとき、少し急登をすれば平坦な道になります。
 





 横たわる倒木を潜ったり乗り越えたり。53年前の伊勢湾台風で老樹が数多くなぎ倒されたそうです。





 爽やかなダケカンバの林が続きます。以前は笹藪が大変だったそうですが、ありがたいことにその苦労は全くありません。

そして白砂の崩落地青ナギのビューポイントに着きました。
中央アルプス南部の稜線に雲がかかっています。写真中央が南駒ヶ岳2841mです。
左端の熊沢岳2778mから、右方向に映っていませんが摺古木山(スリコギ)2169mまで眺望できます。
(11:05)

 一瞬、雲が動き、南駒ヶ岳左の空木岳(ウツギ)2864mをズームアップしました。一気に落ちる谷が迫力あります。



 御料局三角点を過ぎると針葉樹林に突然、苔生した岩塊群が現れ、そこが山頂です。その中央に二等三角点

 張られたロープが見晴台のろし岩を案内してくれます。行ってみましょう。
(11:25) 

山頂から北に50mほどで巨大なのろし岩! 高さは10m?
花崗岩の岩体に長さ5mのアルミ製梯子が掛けてあります。
←その先は、錆びたタイヤチェーンの代用小梯子です。

更にその先では、チェーンだけ‥恐ろしい。
『これは、ヤバイ!』と断念した登山者は数知れません。
野良人さんが空身になり、さっと梯子を登りました。

上写真、右上の岩頭へ向かい、鎖を握り跨いで進んでいます。
『すげーな〜』
 ビビル・山たまごも続きました。
(11:40)
↑タイヤチェーンを登ると岩頭で野良人さんがカモンしています。そこから先は1本の太めの鎖頼り。
進路は▲に尖り、拷問三角木馬のようです。立つことは不可能。
幸い花崗岩の斜面側はザラザラで滑りません。左下↑に登り口に置いた私たちの荷物が見えます。

両手と股で三点確保します。
またがって鎖を引っ張ると股の秘宝に鎖がゴリゴリ当たる。
『イテテ、テテ‥ 岩上で立つ野良人さんが大笑いする。

 一人分の岩頭は比較的たいらですが、向こう側は超絶壁です。命綱チェーンは、途中2個所で固定されていましたが、岩頭が最終地点でした。(右上) 眺望は、御嶽山・乗鞍山・中央アルプスの広がる大パノラマですが、今日はすべてに雲がかかり残念。下降は、後ろ向きに昇りと同じ格好で慎重に降りました。

 15分ほどリスキーな岩登りを楽しんだ後は、待っていた博士と3人でランチです。
(11:55)〜(12:50)



 往路を忠実に辿り下山します。この青ナギから見る伊奈川ダム湖は、満水だとエメラルドグリーンのハートマークです。
(13:10)

山居の鳥屋(13:45)
丸屋の鳥屋(14:30)
駐車地(15:15)


東海岳行
  “野菜パーティ” 

 テレビ番組で糖度が10度以上あるフルーツのようなトマトを紹介していました。普通は6度だそうですが、小ぶりでみつトマトと名付けられ、ビニールハウスの中、特殊なフィルムの苗床で栽培されています。食べてみたくなったのでネットで調べるとオイシックス(食材宅配ネットスーパー)という会社が通販していました。

 たまたまこの会社を知っていたのでホームページを見るとみつトマト単体ではなく他の商品とパッケージの販売です。全11品で送料込1980円とそこそこお値打ち。ここは定期送付が主体で販促としてこのパッケージ売りをしているようです。その中身は、一番旬なものを限定期間で販売するものでした。

 それを紹介しましょう。

トロなす(千葉県産):とろけるような食感と濃厚な味わい
かぼっコリー(九州、沖縄産):コリッとした食感とみずみずしさ。生で食べられる。
みつトマト(千葉県産):果肉やわらか、甘みが強くフルーツのよう。
ジュエルぶどう(山梨県産):さっぱりした甘味の中にほどよい酸味。
館ヶ森高原豚モモ肉スライス(岩手県産):大人気、脂身と肉のバランスが良い。
高原レタス(長野県産):苦みが少なくパリパリシャキシャキとした食感。

 他に子大豆もやし(長野県産)、マイタケ(新潟産)、ぷりっと濃厚なたまご(栃木県産)、飛騨高原milk(岐阜県産)、鈴鹿山麓ヨーグルト(三重県産)です。どれも魅力的なキャッチコピーで食欲をそそります。

   
   
 注文するとクール宅急便で午前中に届く予定です。娘と鈴の助(小三)を野菜パーティをするから、おいでとランチに誘いました。商品は時間通り届き、ダンボール箱を開けてみます。(上右) この瞬間が楽しいときですね。食材は小分けされていました。娘が先頭に立ち調理してくれます。

   

 全部の食材を殆ど使い切り、食卓に並べると中々豪華です。(上左) トロなす(右上) 野菜だけではなく豚肉や卵もあるのでバランスがよろしい。期待のみつトマトは思ったより甘さ控えめでした。ジュエルぶどうは種なしで美味しくまた食べてみたい。かぼっコリーは確かにサラダで食べられます。

 『めちゃめちゃ美味い』と表現するものはありませんが、味の差は確かに感じました。最後に鈴鹿山麓ヨーグルトをデザートで食べたら鈴の助と遊ばなければなりません。この販促企画は、今回だけかと思ったら今でも続いているようです。よろしかったらHPをご覧あれ。
2013.09.29(日)23:15