岳行ノート

入道ヶ岳3  915m/三重県鈴鹿市 

2013年11月24日(日)


色彩のシンフォニー


 今年の紅葉の追っかけも最終コーナーにかかりました。鈴鹿の具合はいかがでしょう。そこで入道ヶ岳の紅葉で締めとすることにしました。

 教科書では、入道の沢山あるルートから宮妻新道〜磐座尾根〜奥の沢登山道の周回が紹介されています。奥の谷(奥の沢)の紅葉が美景です。

 「Weekly Hike」さんが、レポで有名な宮妻もみじ谷の「もみじ祭り」のころが奥の沢も見頃ですとわかりやすい目安を表されていました。


 今年の祭りは、11/23(土)〜30日(土)です。そこで24日に出発。東名阪自動車道の四日市インターで下り、国道477号線から国道306号線に移ります。


 教科書は、西内正弘著・中日新聞社刊「鈴鹿の山 万能ガイド」です。参考書としてさん「Weekly Hike」のお世話になりました。
<駐車場>
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大きい地図


宮妻峡キャンプ場P→宮妻新道登山口→△北の頭→奥宮→△最高点→重ね岩→仏岩→
奥の谷口→奥の沢登山口→水沢岳登山口→鎌ヶ岳登山口→宮妻峡キャンプ場P

※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前7時00分発  晴れ/6℃
駐車場:午前8時40分着  曇りのち晴れ/10℃
往:2時間05分(奥宮まで、小休止含)
還:3時間10分(ランチタイム除く)
◆所要時間:5時間15分
 


 国道306号線の青木交差点で右折して県道44号線で走ると途中、宮妻もみじ谷の手前で警備員の走行の指示が出ます。

 もみじ祭り開催中ですが、紅葉情報では「色づき始め」です。11月末が見頃でしょうか。更に山奥へ向かうと、やがて‥




 宮妻キャンプ場の大駐車場です。あと数台しか空いていません。写真左の階段を降り、バンガローの間を抜け西進しました。
(8:50)





 キャンプ場の外れに「宮妻新道コース」の案内があり、ここを渡渉。すぐ二回目の渡渉をすれば‥




 「新道1」の通報ポイントです。以後このポイントを拾っていくことになります。急勾配を20分ほど蛇行すると尾根に出ました。





 標高500mから尾根道の透過光を通した紅葉が気持ちよく迎えてくれます。




 やがて痩せ尾根になると好展望。北西に御在所岳1212m(右端)と鎌ヶ岳1161m(その左)のツートップが並びます。


「新道6」の通報ポイントは、道が広く東側の紅葉が華やかです。
(10:15)

そこから再び痩せ尾根へ戻り、景色に見とれないよう進みます。
樹林帯を抜け、足元に低い笹が見えてくると‥








 視野は一気に拡がり、笹原に付けられた細い線を辿ります。緩い傾斜を行けば‥

 山頂部の三大ピークの一つ北の頭910mです。四囲の景色をSDカードに収めます。(10:45)

 二つ目のピーク、南の本峰906mを本日は飛ばして三つ目のピーク最高点915mを目指しました。



 西に歩きアセビのトンネルを抜ければ、椿大神社奥宮(オクノミヤ)です。昭和41年建立後、老朽化し平成17年再建されました。

 ここでブロックに腰かけてランチにします。中高年15人の団体さんが横切っていきました。
(10:55〜(11:20))



 奥宮
西の分岐を右折して樹林をわずかに登ると三つ目のピーク最高点です。左の傾いた鉄柱は「鳥獣保護区」の看板。

 915mの標高数値は、アセビの木に黄色テープで手書きされていました。



 帰路はイワクラ尾根コースを辿ります。こちらにも通報ポイントがあり「イワクラ尾根7」からスタート。

 痩せ尾根には、優しい溝道・険しい岩道が交互に現れ表情豊かです。この高さ10mほどの岩壁は左に迂回路があります。
(11:45)

道の右側は崖ですが、左側は尾根や谷がルートに接続し、色彩豊かな紅葉が見頃です。
中高年の団体20人とすれ違いました。週末の鈴鹿は賑やかです。やがて道上に‥

 重ね岩。岩は13個のパーツ、積み上げたとは考えにくく天変地異でひび割れたのでしょうか。高さは5mはあり、古代人の祭祀の場所です。(12:15)

 少し先には、仏石の磐座(イワクラ)。奥宮前の案内板に同じアングルの写真が掲示されていました。
(12:20)




 磐座から降ると峠のような鞍部に出ます、ここが奥の谷への分岐です。右に折れ、谷へ降りました。
(12:35)





 流れの無い谷の左岸に踏み跡。落ち葉を踏みトントン降りていきます。陽光は、まだ届いていません。

 やがて伏流水が、岩の間から現れた源頭を見ます。。すると谷に陽が差してきました。
(13:00)

 このルートのも通報ポイントがあり、名は「奥の沢」です。紅葉は左右の尾根周辺で見られ、陽が差したので透過光が葉を抜け具合が良くなってきました。

木々が競うように彩る。『♪素晴らしいYMCA』。今日が今年最後の紅葉パラダイス鑑賞かな。
釜跡がありました。右岸に移ります、といってもまだ30cm幅の流れです。
支流の堰堤を右に見たら、もう一度左岸に渡り返します。「奥の沢2」のポイントを見て右岸に渡ると‥

 奥の谷の流れは、水沢峠から来た流れと合流。その先で河原へ降り、向こう岸に渡渉します。
(13:30)

 左岸沿いの堰堤を回り込み再び河原に降りました。すると林道に出て、奥の沢登山口を左折すれば駐車場へ一本道です。(13:35)
宮妻林道を歩くと水沢岳、鎌ヶ岳の登山口を通り過ぎていきます。
時々、両サイドにあるモミジの大木が目に染み込む強烈な赤色で覆いかぶる。『空が燃えている』
今日もお山の紅葉に感謝して駐車場に到着しました。
(14:30)


東海岳行
  “ドームで同窓会” 

 時は、2013年11月21日。19時から私は双眼鏡をずっと覗きポールが現れるのを待っている。場所は東京ドーム一塁側、壁から4列しか離れていない最上階で急傾斜の席にひよこさんと座っています。センターの守備位置に設置されたステージまで150mくらい離れているでしょう。超遠いのにこれでもS席です。

 7月中旬、ポール・マッカートニー来日公演が発表されました。私は興奮しました。1966年ビートルズ東京公演の時は学生でお金はありません。1980年ウィングスとしての来日公演では、チケットを購入して楽しみに待っていました。しかし羽田空港ポールは大麻不法所持で現行犯逮捕されます。

 『何しとるんや』悔しいやら残念やらで怒れました。チケットは払い戻しされましたが、その後1990年、1993年、2002年のソロ活動での来日公演には『行ってやるもんか』とすねて行きません。今回は11年ぶり、彼は71歳でもう最後かもしれません。私自身だってわからない。大阪・福岡・東京のドームで6公演されます。

 
 『行こう』 ところが発表時では大阪の公演日は決まってなく、どうなるかわからない。遠いけど東京公演の抽選に即、申し込みました。最終公演日の11月21日(木)が当選。8月から11月‥待つの長かった。

 彼は、来日前のインタビューで『相撲を見るよ』と答えています。すると福岡ヤフオク!ドームの公演前日11/14(木)、大相撲九州場所を本当に見ていました。十両の取り組み終盤から2時間半も観戦したようです。

 土俵を回る懸賞に興味を抱き、その日『日本にいる間にボクも懸賞出したい』と言いました。懸賞は場所前に締め切られますが、特例で認められます。さすが世界のポール。15本(1本6万円)ですが、超特急で間に合わせた懸賞旗には「ポールマッカートニーNew発売中!」としっかりアルバムをPRしました.。



 しかし、どこで大相撲を知ったのでしょう? 大相撲の英国巡業にのとき見たのかな。その日、17時から開場となっていたのでその時刻に合わせてチェックインしたホテルから東京ドームへ向います。

 
後楽園そばというお店で380円のおそばを食べてから入場口へ行ったのですが開場してないので待ちます。↑待っている間、なりきりジョージが、頼まれてみんなと写真を撮っていました。遅れること40分、ようやく列が動き出します。

 この日ポールは車に乗り16時半頃、皆に手を振って到着しました。1時間くらいでサウンドチェックを済ませます。すると、キャロライン・ケネディ駐日大使がプライベートで公演に来て楽屋を訪問し、ポールと談笑したそうです。『あっ、しわっしわの人?』 失礼なことをいう人がいましたが、何しろ時の人。


 ケネディ駐日大使は、アリーナ席11列目に19時ころ着席します。アリーナ席は総立ちでお迎え。19時予定のスタートが遅れているのは、この陣中見舞いが影響しているのか? そういえば‥

 入場口で全員にサイリウムを配布していました。説明書が付いていて読むと公演最終日なのでポールに感謝を表すためサプライズに協力くださいというのです。アンコール後半で「♪イエスタデイ」を披露します。(ネタバレですみません)と謝っている。

 この時、サイリウムを折ってドームを赤色に染めようというものです。ポールの反応が楽しみ。舞台両脇の高さ20m幅5mの巨大モニターにポールのコラージュが流れ出しました。期待が高まります。メンバーや音響スタッフは、暗いステージにスタンバイしました。19時20分、スポットが舞台を照らしました。



 赤いロングのジャケットを着たポールが、舞台左手から手を振って登場。場内大歓声『ウオ〜』 私も思わず『ポ〜ル師匠』と叫びました。(指パッチンの人になっちゃうか)

 本物のポールだ。初めて会ったけど50年前、私が子供のころから知ってる。ドームはポールと観客の同窓会。バイオリン型のベースを肩にかけました。

 カウントすると3連符のイントロ、そして『Ohoo I Need Your Love Babe〜』の歌声。「♪エイトデイズ ア ウイーク」から2時間半のパーティが始まりました。『一週間に8日も仕事かよ』とリンゴのジョークから作られたそうです。

 昔は、この曲の2年前に発売された五月みどりの「♪一週間に10日来い」をパクッたのかと思っていました。ケイタイ・ipod撮影はOKで左上写真は「♪イエスタデイ」の時ですが、感動的です。

2013.11.26(火)20:35