岳行ノート

那須ヶ原山800m・三つ頭山774m・唐木岳730m
滋賀県甲賀市  

2013年12月17日(火)


山麓の大原貯水池より

(右ピーク:那須ヶ原山、左ヒピーク:三つ頭山)



 南下した鈴鹿山脈は、名阪自動車道の伊賀インター辺りでその高さを収めます。その近く滋賀・三重県境にある那須ヶ原山は、確か登りました。

 東海岳行の「山名検索」でその岳行ノートを探したのですが見つかりません。『登ったと思っていただけか?』それなら登りましょう。

 地形図をプリントして教科書から唐木キレットなどと書き込みをしてると‥どう考えても歩いた記憶があります。山行の前日、古い忘備録を見ると‥


 なんだ、東海岳行を始める1年前の2003年に登っていました。新名神高速道路の甲賀土山インターで下り、南東3kmの大原貯水池を目指します。


 教科書は、西内正弘著・中日新聞社刊「地図で歩く鈴鹿の山」です。
<駐車地>
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大きい地図


駐車地→参道橋→登山口→黒部滝→伐採地(展望)→▲那須ヶ原山
△三つ頭山△唐木岳→唐木キレット→坂下峠→林道工事→駐車地


※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前7時50分発    曇り/3℃
駐車地:午前10時10分着   曇り/7℃
往:1時間20分(那須ヶ原山まで、小休止含)
還:2時間45分(ランチタイム除く)
◆所要時間:4時間05分

 貯水池から林道をさらに南下します。参道橋を過ぎ「PETボトルシェルター試験地」の看板先に駐車しました。参道橋へ向います。(10:20)

 橋にはトラロープが張ってありますが、ここを渡らなければいけません。ロープは車両止めでしょう。跨いで橋を渡り、5分ほどで‥



 林道に車の通行止がありました。その先、道は倒木や落石、崩壊とボコボコになっています。昨年の台風18号の傷跡です。

 やがて林道終点となり、登山コース絵図が表示された1合目の登山口に着きました。石段を渡り、右岸を歩きます。
(10:40)



 2合目の避難小屋を過ぎると沢は二股に分かれ、左に落差13mの黒部滝。名前とは裏腹に岩盤は白く、水量が少ない。

 右のゴーロの河原を見ると‥
(10:45)




 いくつもの岩に進行印がマークされています。重要なポイントです。左岸に渡り、植林に引かれた登山道を登ると‥




 支尾根(3合目)に出て、5分ほどでこの主尾根(4合目)に乗ります。さあ高度を上げるぞと意気込むと、‥
(11:00)





 鹿除けネットに開閉ドア(5合目)が設置されていました。中に入ると‥

 ススキが揺れる広い伐採地。
花道のような登山道から振り向けば『来た!』 ここは素晴らしいパノラマです。


北東に鈴鹿山脈。右端は双耳峰仙ヶ岳の西峰961mと東峰。
その左に丸い水沢岳1029mと尖峰の鎌ヶ岳1161mが並び、写真中央が御在所岳1212m。
左端の山塊が雨乞岳1238mです。


北東から北に目を転じると右端に綿向山1110m。
中央が甲賀市街で左にTOP写真を撮った大原貯水池が見えます。





 眺望を充分堪能すると伐採地通り抜けに20分くらい時間を費やしました。そこから笹道を登れば、ブロック作りの小屋が現れ‥



 那須ヶ原山神社の建つ山頂です。ここまで道は参詣道なので整備が良い。

 標高が800mときりも良い。大正10年築の祠裏に三等三角点がありました。
(11:40)




 
 ランチを堪え明解な尾根道を辿ると三国岳分岐辺りで自然林になります。岩場を降り、一つピークを踏むと次のピークが‥




 三つ頭山でした。振り返って写真中央が那須ヶ原山です。ここは風が強いのでゆっくりできません。
(12:30)

アセビが多くなった尾根を行くと好展望地に出ます。
南東、奥は伊勢湾、左の尖峰が仏ヶ平569m、右の尖峰は錫杖ヶ岳676m
右端の山塊が経ヶ峰819mです。逆光ですが対応モードにすると綺麗に撮れます。




 限界空腹に近いので風除けに南斜面を少し降りてランチにしました。周囲のアセビの樹肌は荒々しい。
(12:45)〜(13:05)



 復活したのでガンガン尾根を行くと唐木山です。トラロープが進入を止めています。ここが唐木キレットです。

 崩壊してボロボロ、危険なので右の巻き道へ行きます。
(13:35)





 巻き道といえど結構な急傾斜です。補助ロープがあり、慎重に降りること二十数m? 今日一番緊張しました。





 しばらくして唐木キレットを振り返るとすごい崖です。これを見れば巻き道を作ってくれた方々に感謝しなければいけません。

ザレた尾根を降ると展望が開け、帰路に歩く不老谷が下に見えます。
右端のピークが溝干山(ミゾホセヤマ)770m、左端の山肌がえぐれている所は採掘跡です。
そのピークが長石山650mで、その名通り陶器のうわ薬に用いた長石を採っていました。



 灌木を抜け坂下峠に降りると溝干山への道標があります。峠はまるでグランドキャニオン‥それは、ちとオーバー。

 こんな地質では崩れるのも仕方がないと思い、この不老谷林道を行くと‥
(14:10)



 ごっそり道が流されていました。台風の災い? 10年前の山行に比べると道は各所で荒れています。

 それでも登山ルートは、確保されていることがすごい。駐車場着(14:45)


東海岳行
  “新旧” 

 鈴之助(小3)がクリスマス近くの週末、遊びに来るので『その時、クリスマス・プレゼントあげるよ』とワクワク感を持たせてあげました。当日、ひよこさんと「アッコにおまかせ」を見て過ごしていると、突然ママ(娘)と鈴之助が部屋の扉を開けたので腰が抜けるほどドッキリ。家にそ〜っと入って来たのです。

 『あ〜びっくりした』 リボンで閉じた赤い袋を彼に渡します。『ありがとう』鈴之助は手に持って袋を振る。中身がわからないのでリボンをほどく。二つのプレゼントが入っています。一つは私が購入したラジコン・ヘリコプター。もう一つは、山友の野良人さん手作りの竹製むかしおもちゃです。『これなに?』

 最初に彼が興味を示したのは後者。以前、それを野良人さんがお孫さんに作られたと聞き『私も欲しいなあ』と言ったらわざわざ作っていただけました。幼少期に故郷で遊んだ玩具だそうです。たこ紐を両足に結び、細い丸棒にひと巻きして竹筒に置き、右写真のように両手で竹筒を持ち操り人間になります。



 鈴之助には、紐をピンッ張るのがコツだと念を押しました。『よし、足を高く上げて行進!』 廊下を往復すればもう会得しました。『ママに見せよう』 居間に戻ります。『ママ見て』 歩くと細い棒が回転し、竹筒に触れている個所がガラガラと音を出します。竹筒に共鳴してけたたましく鳴り、みんな大笑いです。

 (残念なことに野良人さんは、この玩具名を忘れたそうでどなたかご存じないですか) みんなでケンタのフライドチキンを食べ、彼がプロレスごっこを所望するのでひと遊び。無限のスタイナには勝てず、ほどほどに疲れ『ヘリコプターで遊ぼうよ』と提案しました。このヘリは今年のおもちゃ大賞を受賞しています。

 「世界で一番小さい赤外線ヘリコプター/ナノファルコン」今年6月発売されました。サイズ65mm、機体重量11gでギネスに認定された驚異の小型ラジコンヘリです。室内用でコントローラーからの操作距離は5m、上昇下降、左右回転、前進後進、ライト点灯とアクション充分。対象年齢6歳以上なのでOKです。



 (左)鈴之助の手に乗せました。奥に見えるのがコントローラーです。9歳なので手が小さく機体は大きく感じます。 (中)ママの手に乗せるとやはり小さい。コントローラーで30分充電すると5分間の飛行時間です。まずは上昇の操作で浮かせ、コントローラーの赤外線発信部でヘリを追うことを覚えます。

 (中)鈴之助が、操作をしたのでプロペラが回転しています。 (右)飛んだ!フライングゲット。 本当に小さいのでエアコンやファンヒーターの送風は止めなければいけません。彼は30分位飛ばしていたら隣室まで飛ばせるようになりました。子供は覚えが速い。でもソフトランディングが難しい。

 毎回のように天井や壁に当たり床に落ちますが、プロペラは軟質樹脂素材ですし、設計も同様に壊れ難くくなっているのでしょう。夕方二人は帰り、やがてメールがありました。どうやら鈴之助は家に着くや否や、早速ヘリを飛ばしたようです。メールを読むと「プロペラ割れたっ(°A ° |||)・・・」

2013.12.22(日)23:20