岳行ノート

金華山4 329m/岐阜県岐阜市 

2014年9月19日(金)


鷹巣山より岩戸山の眺望

中央手前が岩戸山182m、その左上が水道山156m、右端が権現山136m、右上奥遠くに薄い池田山924m




 やはりロングコース燕岳登山は堪えたようで翌日から3日間筋肉痛。バンテリンをふくらはぎに塗っているとケイタイがなりました。野良人さんです。

 多分そんなことになっているだろうと言われました。。筋肉痛リハビリ山行に近場の金華山のお誘いです。『金華山は殆ど歩いていますけど』

 私が言うと『岩戸山(イワドヤマ)と鷹巣山(タカスヤマ)の周回です』『岩戸山?』と知らない山名です。その後、ネットで調べても山行記録を見つけられません。



 興味津々、ミステリーツアーに出かけましょう。岐阜市内の国道156号線を走り、入舟町5の交差点から側道に入り1km直進します。


 そのまま住宅地を北上すると公園手前の岩戸公園バス停です。そこはバスの転回場があり、駐車場でもあります。
<駐車場>
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大きい地図 [+]詳細図、[-]広域図



岩戸公園バス停駐車場
→登山口→▲岩戸山→七曲峠(大手道)→
金華山(東坂ハイキングコース)→妙見峠→▲鷹巣山(ランチ)→岩戸公園バス停駐車場


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前9時20分発   曇り/23℃
駐車場:午前10時00分着  曇り/23℃
往:1時間20分(金華山三角点まで、小休止含)
還:1時間35分(ランチタイム除く)
◆所要時間:2時間55分






 岩戸公園内の駐車場はいつも満車ですが、ここは空いていました。かや葺きの古民家左から公園に入り、北上します。
(10:10)




 公園を抜け金華山ドライブウェイを歩けばすぐゲートです。川沿いのガードレールを跨ぎ堰堤を渡り、右岸に取りつきました。
(10:20)

 直登して大岩を左に巻くと尾根道に乗ります。






 赤い境界見出標が続き、意外にもしっかりとした登山道です。『こんな所にもあるんだなあ』金華山は奥が深い。そして‥ 

岩場の展望地が2個所ありました。左の岩山が鷹巣山。中央奥で覗くのが洞山206mです。
右側下に20分前に出発した駐車場が見えます。低山といえ中々迫力のある眺望です。



 展望地から10分で、どうどう四等三角点(右端/点名:金国)岩戸山山頂です。ここは眺望がありません。西へ降りると‥
(10:40)

 標高が40m下がり金華山ドライブウェイに出ました。左に折れると車道沿いに古い登山道があります。
(10:45)

 250mトラバースし車道へ降下。「岐阜公園岩戸公園」の道標がある切れ目から階段を降ります。
(10:55)






 ほどなく七曲峠の広場。そこから金華山山頂へ大手道(七曲りコース)の階段が続きますが、左右の迂回登山道を利用しました。
(11:00)






 ロープウェイ山頂駅を過ぎ、散策道を歩き冠木門方面へ向かいます。その手前左で刀利天狗さんの祠へ登り右折。






 少し歩くと旧気象台分室の裏庭に出ます。そこにある二等三角点(点名:金花山)にタッチ。もう一度散策道へ戻ります。
(11:30)

金華山の最高地点、岐阜城天守閣展望所に出ました。2組のシニアご夫婦が登城されています。
私たちは天守閣にお邪魔せず写真だけにしました。
『いい季節になったねえ』野良人さんが汗だくにならない気候を歓迎しています。






 散策道から「東坂下山道」に入ります。南東に延びる岩尾根で痛快な展望の道です。
(11:35)

 展望地に出て東方を見ると下に達目洞(タチボクボラ)エリアに原生林が広がります。

 北には草木を寄せ付けない大岩壁。その岩盤に乗る岐阜城(左上)は強固な山城です。






 岩道を降りると妙見峠の休憩広場に着きました。少し休んで南の鷹巣山の踏み跡を辿ります。
(11:15)
樹林の道を登っていくとポッカリ岩場に出て爽快な大展望。
南方に濃尾平野が広がります。延びる広い道は国道156号線です。

展望ランチにしましょう。携帯座布団に敷かないとお尻が痛く、食べるどころではありません。
ここで野良人さんが夏に体重が増え、元に戻らないと重大発表されました。
夏場にあまり山登りしなかったようです。う〜ん、ペットボトル5本分の脂肪は手強いぞ。




 ランチ&トークを済ませたら東に尾根を辿ります。以前、鷹巣山の山名板がどこかにあったのですが? 

 GPSではこの辺りです。右は見出標と境界杭です。一応、押さえに写真を撮りました。
(13:25)






 岩の多い道を降ると大きな頁岩(ケツガン)の坂に出ます。右手に道標がありますが、文字が消え読みにくい。ここを右折します。
(13:40)






 トラバースの道は、アップダウンが少なく下山には最適です。薬用効果を持つカワラタケ『気を付けてお帰り〜』

山腹道は傷みやすいのですが、よくメンテされ崩れた個所は殆どありません。
このルートはあまりネットで見かけませんが、どんな方が歩かれるのでしょうか?
ここのV字谷が一番緊張するところでした。 




 やがて峠のような所に着きます。右に登ると鷹巣山。09年2月「金華山連峰」鷹巣山からこの峠を横切り洞山へ辿りました。
(14:00)

 直進するとすぐ林道に突き当り、左右どちらに折れても下山できます。




 蛇行する林道をショートカットしながら降ると駐車場の東側に着きます。振り返ると鷹巣山の岩壁がガツンと勇ましい。

 筋肉痛の癒えた身体には、良いリハビリ登山でした。何より未知のルートを歩けたことが嬉しい。野良人さんの企画に感謝です。
(14:15)

 
東海岳行
  “噴煙が見えた” 

 9月27日(土)蓼科山登山に野良人さんと出かけました。山の南方にある竜源橋を9時15分出発。縞枯れ現象の立ち枯れた針葉樹林を抜け、2mほどの溶岩が折り重なる斜面に11時56分出ました。山頂までは岩に描かれたマークを辿り、まだ20分は必要です。

 私が岩ゴツの斜面を写真に撮っている間、野良人さんは先に登り、眼下の景色を12時少し前に撮影しました。それが下の画像です。漂う雲は水平に広がり、諏訪市上空を覆っています。野良人さんは、遠く入道雲のように垂直に立つ雲を異様に感じ、シャッターを押したのです。

 
11時57分 山頂手前、左上のピラミッド型の噴煙(野良人さんより)      クローズアップして画像補正


 その時、後から来る私に「ミサイルが撃ち込まれ噴煙が上がっている」という冗談を言おうと思いつきました。実際には、その冗談は下山途中に話してくれたのですが‥ 上の画像を撮影の5分前、11時52分に御嶽山が噴火しました。2007年3月に小規模噴火をして以来です。蓼科山とは80km離れています。

 百名山蓼科山の山頂では、好天の週末に多くの登山者がいました。しかし、この話題は出てません。またこの噴煙を注目する人はいませんでした。私も一つだけ変わった雲があるなあとしか思わず、それを狙って撮ることはありません。帰宅して確認するとたまたま写っていました。それが下の2枚の画像です。

 
12時01分  山頂手前の斜面、左上に噴煙                  そのクローズアップ

 山頂でランチを済ませ、南方裾野の天祥寺原を歩いていると突然野良人さんの携帯が鳴りました。15時半ごろで、圏外だったのが圏内になったようです。奥様と話をしている間、私は歩きを進めると野良人さんは、後から早足で追っかけてきて『重大事件、重大事件』 そこで御嶽山が噴火したことを知りました。

 噴火は、まさかと思うし、にわかには信じられません。本当なら規模や詳細は不明ですが、大変なことになったと思いました。御嶽山は、私の住む街から冬の晴れた日に見える山です。何度か登り、とても親しみがあります。下山しながら二人は、山頂で見た変な雲が噴煙だったのかと話し合いました。

 
12時6分 山頂手前から(東海岳行表紙の別トリミング版)          そのクローズアップ

 カメラに写っているかもしれない、帰宅したら確認してみよう。すると私の携帯も鳴り、娘からのメールです。「チケットだめだった。御嶽山登ってないよね」 倍率が高いスマップの抽選をネットで頼んでいました。後で息子からもメール「お父さん、御嶽山行ってないよね」 駐車場は圏外、諏訪市で返信しました。

 ニュースで登山者の犠牲者が出ておられる事を知らせています。心から哀悼の意を表します。

 
12時30分 中央奥にある山頂方位盤の左後(野良人さんより)       そのクローズアップ
2014.09.28(日)19:35