岳行ノート

西水源(ニシウレ)山-せせらぎ街道/高山市  標高1313m
2005.10.30(日)江南6時10分発 
           曇り時々晴れ 13℃ 
登り:計1時間30分(小休止含)
降り:計1時間40分(小休止含)
 土曜日の雨や遅い紅葉にストレスがたまります。日曜は各地に晴れ間が広がりそうです。少し寒くなるのもいい感じだ。30日の紅葉狩りはどの山に‥? 丁度テレビのニュースで「せせらぎ街道」が見頃だと紹介していました。これで決まりです。そんな幸せのさなか、夜になって私が救急病院に行くことになるとは‥。

 ガイドブックは、ホームページ「ひだ清見」遊歩道>西ウレ遊歩道です。参考書は「飛騨美濃山語り」さんにお世話になりました。


せせらぎ街道を秋色ドライブ
 




こもれび広場

西ウレ峠

西水源山

こもれび広場


※赤線は実測ではありません。
■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」

 待望の紅葉狩りの前夜、午後6時に早めの夕食をとります。まずブリの照り焼きとご飯を一口、頬張り飲み込む。『むっ』骨があるようです。かまわず飲み込むと喉に刺さってしまいました。『めちゃ痛い』指を突っ込んでトイレで10回ぐらい吐いても取れない。『う~ん苦しい』

 ひよこさんに救急病院に連れて行ってもらいます。丁度耳鼻科の若い女医さんがみえて良かった。処置室に行き鼻カメラを突っ込まれます。苦しくて何度もえずく。中々見つからないので3回も出し入れされます。涙がボロボロ出る。『見つかりませんので2、3日後に腫れが引いてから来てください。』お会計4200円也。『ひどい!必死でがんばったのに』

 帰宅しても痛みはひどくなる一方。つばを飲み込んでも痛みが刺さる。食事は、していないが食欲はありません。元気がなくなり『明日は中止!』か細い声で言いました。
 10時頃さすがに腹が減り、蒸しパンを食べる。飲み込む時ひどく痛い。次に杏仁豆腐を食べる。これは少し痛い。最後にホットミルクを飲む。これはまったく痛くない。『痛くない?あれ?全然痛くない‥。ひよこさん、骨取れた!』
  

一時はどうなるかと思いましたが、身体が異物を排除する力はたいしたものです。

そういうわけで朝早く起きて晴れ空の下、紅葉狩りに出かけられることになりました。
郡上八幡から飛騨美濃道路(400円)を通り、快調にせせらぎ街道を走ります。
 西ウレ峠まであと2km弱の所にある「こもれび広場」に駐車しました。陽はまだ山陰に隠れていて少し寒い。来た道を戻る形で川沿いを少し歩きます。
(8:55)
 馬瀬川に丁寧に置かれた飛び石を渡りました。そしてせせらぎ街道こと73号線を横断します。ひよこさんの昨日ユニクロで買ったフリースが紅葉色です。
 せせらぎ街道をつかず離れずの遊歩道「せせらぎの小道」を緩やかに登りました。

 いよいよ紅葉劇場の幕開きです。まだここの役者達は、陽のスポットライトが当たっていません。
 道の途中「神様のイチイ」の大木があります。

◆昔木地師たちが山にはいるとき安全を祈願して手近な木をご神木として祀った名残だそうです。
 西ウレ峠まで合計4回道路を横断します。
 今度はミズナラの大木に驚かされます。この木の葉は、中に緑を残し縁が黄色でいい味出してます。

◆欧州ではブナが「森の女王」、ミズナラが「森の王」と呼ばれているそうです。
 西ウレ峠(1113m)に着きました。ここは日本海と太平洋との分水嶺です。湧き水は、遠く木曽川に注いでいます。池の周りを歩き、舗装林道に出ました。
(9:40)

◆「ウレ」とは古語で末梢とか一番先という意味。ここの辺りの峠の中でも西の谷川の一番先にあることから、西ウレ峠と呼ばれています。
 その道を5分ほど登ると「頂上まで30分」の道標に出会います。原生林の紅葉劇場の幕開きに期待が高まる。
(9:50)

いきなりブナの巨木のお出ましです。迫力タップリ。

 ブナに取り付くナラダケ、美味しくいただけます。
(三男山男さんより)
 20m以上の高樹の中を小柄なひよこさんが歩けば、森の小人さんです。

真っかっか!本日の主役の登場です。眩しいほど美しい。









 クマザサを分けて登っていきます。道は広く急登はありません。
 木に私製の「西水源山」標識がくくられていました。この指導標には「頂上 標高 1313m」としか標示されていません。眺望は残念賞です。

参考:山名については、「飛騨美濃山語り」さんのHPに詳しく書かれています。

すぐにこの山の最高点を過ぎ、降り道になりました。
やがて東南に展望が広がります。
手前に牧場が見えます。左は「川上岳」でしょうか。






 

 『うわ~きれい!』
 




 『ここが一番きれい』
 『あっ、あそこ凄くきれい。撮って撮って!』

 ひよこさんは上機嫌です。手にガゼット袋(スーパーの袋)を持ち、落ち葉を拾い集めています。
 すると『世にも珍なる紅葉大発見!』

※娘が、ネットでこの写真を見て『私も欲しい』と言いました。‥あるわけない!
 小広い分岐点でランチです。自分の庭のように紅葉を愛でながらおにぎりを頬張ります。
 同世代のご夫婦が、挨拶をしながら笑顔で通られました。
(11:30)~(12:00)









 『‥‥‥』
 尾根道が谷道に変わります。少し急な所には岩石の階段があり、足の置くところは平らです。石畳もあります。あの有名古道より周りの環境は豊かです。

 危険な箇所も無くとてもよく出来た道が、終始続いていました。楽しく歩け大感謝です。
 車の音、バイクの音が大きくなります。3時間半の紅葉劇場に満足・満足・大満足です。

 「こもれび広場」に戻りました。朝は数台しかなかった車が‥。
(12:35)
 道路にも溢れ、車のすれ違いにも難儀しています。みんな上を見て歩き、写真を撮るので危ない危ない。
 せせらぎ街道を北上し西ウレ峠を越え、「大倉滝」に寄り道しました。

 ここは、沢の遊歩道もありますが、清見庵の横から車で行きます。落差は約30mあり、観光客が多数訪れていました。



◆以前友人の大倉君が、自分の名前の滝だからと50歳の記念に35分の遊歩道を1時間かけて歩きました。彼は肥満体です。『死ぬかと思った』そのまんまの感想を言ってました。
 再びせせらぎ街道から西ウレ峠に戻り、帰路につきます。

 途中の「道の駅パスカル清見」は、駐車場に入れない車が道路に溢れていてあきらめました。
 次に「道の駅 明宝」も同様でしたが、何とかお土産の明宝ハムを買います。やれやれと思ったら郡上八幡の空中を走る高速道路は大渋滞。国道も超渋滞。
 
 どうする?いっそ空を飛んで‥。
 大人の秘密ゲーム

 最近、はまっているサイトがあります。宇宙飛行士のように地球を外から見ていて、行きたい所を見つけたら超ズームアップします。すると信じられない世界が目の前に繰り広がるのです。

 例えば、パリのエッフェルトや東京タワーを上から見ることが出来ます。驚愕したのは、鉄骨やその色までクリアなことです。つまり全世界の衛星写真が見られる。いちみやタワーや江南の山たまご家の小さい屋根も見えました。車も写っていますが、なんと道路の白線まで分かるのは驚きです。

 そのソフト名は
「google earth」といい太っ腹の無料です。「ITmediaニュース」でパソコンの条件案内や使い方など詳細が確認出来ます。www.itmedia.co.jp/news/articles/0506/29/news004.html
そのページ最下段の
「Google Earth」をクリックします。

 出てきた英語のページにビビリますが、めげないで
「Get Google Earth(Free Version)」をクリックします。

 そして3つの枠がありますが、最初の枠にある
「Download GoogleEarth.exe」をクリックします。あとは指示通りに進めばOK。