岳行ノート

松鞍山316m/岐阜県美濃市 

2015年1月7日(水)


台形におむすびを乗せた松鞍山





 私は高山方面に行く時、東海北陸自動車道の関インターから入り北上します。向山トンネル抜けると進行方向に際立った山容が目に飛び込みます。

 それが台形に小さめの三角を乗せた帽子のような松鞍山です。東海北陸自動車道は、山腹に開けられた美濃トンネルに吸い込まれています。

 気になったので、10年前ガイドブックで紹介された北コースでひよこさんと登りました。その時、途中の分岐で南コースがあることを知りました。


 それ以来ですが、今年の登り始めに二人で松鞍山を目指します。「可児からの山歩き」さんが、8年前、南コースで登って周回されたレポを拝見しました。


 きっと当時と様子が変わっていると思われます。それを確かめながら辿ってみましょう。美濃ICを出て東進し、長良川鉄道の高架を潜ります。300m先で‥
<駐車場>
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松鞍山ハイキングコース
臨時駐車場


宝泉

追分分岐点

比丘尼岩(ビクニイワ)

松鞍山

追分分岐点

前平山
山頂見晴台

御嶽神社

松鞍山ハイキングコース
臨時駐車場





※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点



■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前8時30分発   曇り/3℃
駐車場:午前9時35分着   曇り、時々晴れ/5℃
往:40分(山頂まで、小休止含)
還:1時間10分
所要時間:1時間50分




 左に松保建設の建物を見て、県道を左折。隣接の高瀬建設敷地の外れに「臨時駐車場」の標示板が立っています。

 以前は駐車地が少く、会社にご協力を頂いたようでありがたいことです。






 駐車場の道を挟んだ北側が登山口です。松鞍神社の石柱と上水道施設の間の遊歩道を行きます。
(9:50)






 すぐ右手に寺洞池。落ち葉の快適な道を辿ります。池の左が宝泉院跡です。竹林を過ぎると、道は右カーブし‥






 緩く登れば森にカ〜ンと響く、ししおどしの添水(ソウズ)。「宝泉」の標示があり、手水(チョウズ)場です。
(10:00)






 次第に森は深くなり、雰囲気が出てきます。登山道の傾斜はあくまで緩い優しい。そして‥






 鞍部の分岐点追分に出ました。10年前、向こう側からこの峠に登って来ました。右が頂上、左が前平山で下山に寄ります。
(10:55)
追分から急に勾配が増し、岩場の急登となりました。
右のパイプで囲まれた個所に伝説の比丘尼岩(ビクニ)。以前は、パイプがありませんでした。
昔々、尼僧が女人禁制のこの山へ登ろうとすると里人に止められます。

忠告を聞かず登り始めると天候は急変し、この岩に腰かけ絶命し岩に石化したのです。
そういえば犬山市の尾張富士参道中腹にも手形のある比丘尼岩がありました。
女子が霊山に立ち入らないよう恐ろしい伝説で結界を守っていたのでしょう。






 ジグザグ登ると松鞍神社が鎮座しています。養老3年(719年)に創建された古社です。奥の祠裏に回ると‥




 三等三角点316m山頂です。点名は松森山。写真左奥に「白山遥拝所」の標示がありますが、植林で眺望はありません。

 美濃市のHPでは、頂上から御嶽山が望めるとなっていました。写真右端にある岩まで行くと‥
(10:30)

樹間から北東に展望があり、冠雪の小秀山1982mが望めます。
御嶽山は、その山頂左あたりだと思いますが、雲にお隠れです。
10分ほど遊んだら下山します。






 追分の分岐点を西に少し登るとピークに共同アンテナ。そこを左に少し歩くと‥






 前平山山頂見晴台です。標高250mですが、「美濃の玄関口が一望できます」と標示板に書かれたように‥
(11:00)


西に素晴しい眺望が開けています。
右から誕生山502m、天王山538m、権現山516m。

眼を左に転じると→
写真中央に東海北陸自動車道が、各務原市へ向かっています。
この前平山コースは、欠かせませんね。






 前平山の尾根を南へ降っていきます。ゆったりと高度を下げるルートは、TOP写真の台形の上辺です。






 開放的で明るい尾根道を行くと左、東方向に中央アルプス。さらに‥

尾根の展望地からは、40分前に登頂した松鞍山頂上が北東に望めました。
中腹に見える目立つ岩が黄金岩と呼ばれています。
(11:10)






 やがて尾根道は、直進ルートは立ち木に阻まれ、右に鋭角に折れ斜面を降ります。トラバースする道は、陽だまりの雑木林。
(11:15)





 すると御嶽神社に出ました。「可児からの山歩き」さんは、ここまでの道が分かりにくく、神社周りも荒れてるとなっています。

 現在、道は明確になり、この神社のススキもすっかり刈り取られて整備充分。気分よく周回できました。
(11:25)
 参道を下り鳥居を潜れば舗装道です。左折すれば、朝走って来た県道に出合います。そこも左に折れ‥
 松保建設の建物を見て左に行けば、200mほどで駐車場に帰着しました。(11:40)




 丁度、ランチにいい時刻、近くの美濃屋に入ります。ここのウリは恵那山麓寒天豚です。特上みそかつ定食1600円!

 以前、中京TV「キャッチ」で紹介されたお店です。 あっさりして柔らかい肉質で美味しい。でも、きつめののお値段でした。

 
東海岳行
  “かぜ物語” 

 子供のころ、風邪をひいて学校を休み布団で寝ていると突然、下の畳が落ちました。高速エレベーターのようにどんどん地中を降下していきます。なすすべなく身を任せるしかありません。やがてストーンと止まりました。辺りは真っ暗で何も見えません。しかし、すぐに布団を乗せた畳は、フルスピードで水平に移動。

 かなり進むとスピードが落ちて止まりました。周りを見るとぼやっとした明かりに浮かぶ白い生き物たち。小型犬くらいの大きさで次々に私の布団の上に乗ろうとします。必死でわけのわからないものを手で払い続けるとす猛烈に汗が吹き出しパジャマはびっしょり。すると畳が急上昇してポンッと部屋に戻りました。

 目が覚めた私は、母を呼び身体を拭いてもらいパジャマを替えます。熱が下がり風邪は治りました。このように子供のころは、良く風邪を引き寝込んだものです。そのたび、母に厚着するように言われ布団と毛布を2人分掛けられ、寝むるといつもこの畳移動の夢を見ました。



 私の風邪の症状は、喉痛→鼻水→発熱→寝込むという順です。鼻がつまると息ができません。そんな時、しばらく右向きで寝て左の鼻水が次第に右へ落ちていき、左側にプワ〜と空間ができると鼻呼吸を可能にします。次に左向きで寝ると右に溜まった鼻水が左に落ち、右で鼻呼吸できます。

 熱でウンウンしても子供は遊びを考えたのですね。中学生になりクラスで風邪が流行った時、先生が鼻つまりを治す方法を教えてくれました。風呂に入り、タオルを畳んでお湯にしばらく付け、それを鼻に乗せると熱で鼻水が溶解します。あとは洗い場で手鼻すればOK。

 いまでは鼻炎スプレーがあるので助かります。高校生の時、喉が痛くなったのでヤバいなあと思い保健室に行きました。保健婦さんが喉にイソジンを薄めず綿棒で直接塗ったのです。うがいして教室へ戻ると授業後には奇跡的に治りました。



 去年のことですが、テレビ番組で西洋医学も東洋医学も会得したお医者さんがいいことを教えてくれました。ゆっくり効くのが漢方薬ですが、ひとつだけ即効性のある薬があり、それが葛根湯です。風邪の引き始めに効能があります。

 12月、突然鼻水が出てきたことが2回あり、あらかじめ用意していた葛根湯を1日飲んだら‥あら不思議、2回とも即日治りました。ひよこさんが喉がチクッと痛いといったので葛根湯を薦めたら‥あら不思議、翌日には治りました。我が家には相性がいいようで葛根湯は常備薬です。

201.01.11(日)23:15