岳行ノート

百々ヶ峰3  418m/岐阜県岐阜町


2015年2月16日(月)


三田洞弘法の奥に登山口



 1月、低山の達人・野良人さんに百々ヶ峰(ドドガミネ)のイーストサイドをご案内いただきました。松尾池からの周回ですが、知らないルートで新鮮でした。

 2月は、ウエストサイドの周回です。ルート途中には「秘密の大穴」「謎の廃屋」「バリルートの祠」などお楽しみスポットがあります。

 今回のスタート地点は、お馴染み三田洞弘法前の大駐車場です。当初は、2月13日(金)の予定でしたが、天候不良で翌日の14日(土)に変更。


 ところが予報が急変したので再度15日(日)に変えました。しかし、その日も予報が悪化。ようやく実現したのが16日(月)です。

 いつでも予定変更できるのが、私たちの特典であり、綾小路きみまろの座右の銘「人生ひまつぶし」が理解できます。

 岐阜市の長良橋から国道256号線で北上。「岩崎1」交差点で斜め右に折れ‥
<駐車場>
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大きい地図 [+]詳細図、[-]広域図


三田洞弘法前
駐車場

本堂

西峰

百々ヶ峰

(地図では山頂から西への道が分岐まで1本ですが、実際は並行した道


謎の大穴

六本松反射板

秋葉様
   ↓(車道)
三田洞弘法前
駐車場



※赤線はGPS軌跡
●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前8時30分発    快晴/2℃
駐車場:午前9時35分着    快晴/3℃
往:1時間25分(山頂まで、小休止含)
還:3時間40分
所要時間:5時間05分





 バス停三田洞弘法前で右折すれば、三田洞神仏温泉前の広い駐車場。置車して写真右へ歩き、門を潜ります。
(9:40)

 庭園の池を渡り、階段上に本堂です。816年弘法大師が創建しました。本堂右の小さな祠へ行き‥

 石仏に見送られて石段を上がります。すぐ落ち葉の遊歩道となり、緩やかな登りです。




 いつまでも遊歩道を歩いていては、何なので登山道が右にあるので入ります。
(10:05)

 雑木林の尾根を行き、鉄塔を潜ると北に展望が開けてきました。ところが‥

好展望に気が取られ西峰へ行き忘れてしまいました。
北東、美濃市の向こうに御嶽山、左端は乗鞍岳です。
青空が広がり、3日間山行日を延期した甲斐がありました。






 以後、登山道と遊歩道が、ついたり離れたり。どちらでも行先は同じ、まもなく‥
(10:55)

 三等三角点頂上です。展望台はもちろん登ります。写真を撮り、頂上西にある岐阜市消防無線基地局へ進みます。(11:05)

 頂上展望台から西の伊吹山1377mとその手前右は池田山924m。※TOP地図では山頂から西への道が1本ですが、実際は並行した道です。






 程なく「松尾池南口至」の指標、左へ曲折します。
(11:15)

南に降りる尾根道は展望が良く、中央アルプスの雪山が勢ぞろい。
尾根を右に外すように降りる個所で野良人さんが立ち止り‥
 『見せたい所があるって言ったろ、ほらここだ』と指さしました。土壁に3つの穴が縦に並んでいます。(左上)60cm径はあります。左から回り込み、3つの穴を裏から見ようとすると‥全体は、20m×10mの大穴で深さは5m以上。人工のものです。『ミステリーホールだ』(11:45)
 それから3日後、野良人さんは70代の山友3名を百々ヶ峰に案内しました。その時、ミステリーホールを覗いたYさんがストックを落としたのです。野良人さんが穴を潜り(左上)取りに行きます。最深部に着くと坑道を発見。それは、南へ抜けていたのでストックを拾い、Yさんに出口で待ってもらいました。

 同行のSさんが、その出口でマンガン鉱石を見つけました。電池や合金の材料ですが、ここは随分小規模で零細鉱山です。なお廃鉱に降りることは、危険なのでお勧めできません。






 鉱山跡(?)から少し降った岩場で展望ランチにしました。
(12:05)〜(13:00)






 食後、尾根道をさらに降ると北に松尾池とブルーシートが哀しい岩舟荘




 とうとう山頂から370m降りました。右折してルートを変えて登ります。左に行けば松尾池への林道出合です。
(13:10)

 沢沿いの踏み跡は明瞭ですが、小さな渡渉が何度もあります。




 30分ほど登り、小さな堰堤の上で右岸から左岸に渡りました。100mも行かないうちに、この鋭角に曲がる個所に出ます。

 右奥から来て左上へ登りました。
(13:40)


 数分進むと左に廃屋らしきこの建物、右にも廃屋。離れの便所があり、野良人さんが、何度も『ここ覗いて』と言いました。

 驚くことに洋式便座です。しかし、とんでもないてんこ盛りが目に入る。野良人さんに引っかけられました。

 さらに沢沿いを登り、急登すると山頂に近い鞍部で分岐に出て左折。
(14:20)




 すぐに巨大な2基の六本松反射板に出合います。中電が岐阜市と関市の事業所間で行うマイクロ波通信のためのものです。

 金華山方面の展望。野良人さんが『今日はいい天気で良かったなあ』と雲一つない青空を見上げました。
(14:25) 




 反射板を時計回りに半周したら北西の尾根を降ります。3〜4分で分岐ですが、尾根を直進。そこからバリルートになりました。

 2年前、野良人さんが歩いた時は、藪に難儀したそうですた。ありがたいことにどなたかが整備され難なく辿れます。

『今日はいい天気で良かったなあ』とまた野良人さんは言いました。本当に好天気です。
北西を見ると麓に鳥羽川が流れ、中央の低山は3週間前に登った如来ヶ岳276m。
その上、奥の雪山は能郷白山1617mです。





 高度を下げる途中、中電の鉄塔6、7を潜り抜けます。突然、小さな祠に出合いました。尾根の終焉が近いしるしです。
(15:10)




 終焉は、民家の間に氷河のように降りていました。掃除をしていたおばあさんに尋ねると『山道は道路でうちの庭ではない。

 ここを登って祠の秋葉様の守りをしているんだよ』
 降り口を右折して車道を2km歩きます。
駐車場着(15:40)

 
東海岳行
  “あったかいんだから” 

 我が家で10年間活躍した温水暖房便座が壊れました。最近動作が変だったのでひょっとしたらと思っていたのですが、、、ネットで調査して翌日、電気屋さんへ走ります。今までのが、ナショナル製で「便座」と「シャワー」は使うときだけ温める方式で今回もパナソニックで同じ機能の機種を購入しました。

 最近、テレビで中国から多くの観光客が春節で来日し、爆買いしていると毎日報道しています。電気製品で特に人気があるのは、炊飯器と温水暖房便座です。団体で電気屋に入店し、みんなで買うので商品がなくなり、見本を売ってくれと訴える人もいました。中国でお釜や温水暖房便座は売ってないのでしょうか。

 日本製を日本で購入すると免税対象ですし安いかもしれません。ところで中国の電圧は220Vでコンセントの形状も違うし、水道配管の仕様は合うのかと心配になります。テレビを見ていると、お釜も温水暖房便座も中国語表記なので大丈夫なんでしょう。



 さてわが国では、1980年に初めてウォシュレットが発売されて以来、普及率が72%になりました。日本が最先端の製品を作っています。私がそれにかかわっている訳ではありませんが誇らしく思えますね。

 ところが世界では、温水暖房便座がなかなか普及しないようです。欧米人は肉食なのでキレが良く、用後は汚れが少ない。見たわけではありません。また水道水の安全性、トイレにコンセントがないとかが、その要因なんでしょうか。

 しかし、ニューヨークなんて北海道並みの気温になることもあります。そんな時、キンキンに冷たい便座に座れば、、、ケツが割れそうだ。話を元に戻して、、、買った商品を持ち帰り、水道栓を閉めて早速工事にかかります。説明書を見ながら壊れたものを取り外し、新しいのを取り付ける。



 同じメーカーなのでリモコンの取り付けや配管は共通で助かります。それでも1時間ほどかかりました。試してみましょう。パナソニックのW瞬間式は、人感センサーがリモコンにあり、入室すると便座は6秒で温まります。

 温水は貯水せず、使用するときに限り温める水を温めるので節電力は大したものです。車でいえば、動く時だけエンジンが働くアイドリングストップ方式。こんな優れた商品を作ったのは、、、とラベルを見ると「MADE IN CHINA」、、、『え〜!』驚きです。

 中国の観光客が、日本製品を爆買いするのは持つ信頼、クオリティの高さだそうですが、それをちゃんと自分の国の工場で作ってますよ。中国製品のスマホや電化製品が世界中で売れているようにやがて温水暖房便座もそうなるかもしれません。



 今回買った商品は、10年前より機能も良くなり値段も格段に下がっていました。それは「MADE IN CHINA」のお蔭かもしれません。10年後に買いなおすとしたらどの国の製品になるでしょう。そんな先のことは分かりません。取付けた日は寒い日、兎にも角にもお尻は『♪あったかいんだから』と喜んでいます。

2015.02.23(月)00:15