岳行ノート

          ダイモンザン・アカマッコヤマ
大門山・赤摩木古山 1572m・1501m
富山県南砺市


2015年10月20日(火)


秋深しブナの森



 先週、山行した白山は一帯が国立公園に指定され、富山・石川・福井・岐阜の4県にまたがる広大なエリアです。

 その北端が御前峰から24q離れたブナオ峠。ここから国定公園の稜線を辿る大門山赤摩木古山の紅葉の美しく、気に留めていました。

 ネットのレポで10月16日、紅葉が見ごろになった事を知ります。先週大倉山を登っていた同日です。これはいけない時期を逃してしまいます。


 早速、準備したのですが、山行当日1時間以上寝坊しました。これが、後で効いてくるんですね。東海北陸自動車道五箇山インターで下り南下。

 1km走れば「ブナオ野営場」の案内板。ここを西に折れ、県道54号線に移ります。舗装道ですが、峠まで10kmはガードレール無しの1車線です。

 教科書は、山と渓谷社刊「新・分県ガイド 富山県の山」です。
<駐車場>
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大きい地図



ブナオ峠駐車地

分岐点

▲大門山

△赤摩木古山

分岐点

ブナオ峠駐車地


※赤線はGPS軌跡 
●は主な分岐点
木マークは大ブナ



■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南発:午前7時45分     晴れ/17℃
駐車場着:午前10時25分   晴れのち曇り/17℃
往:2時間30分(赤摩木古山まで、小休止含)
還:2時間00分(ランチタイム除く)
所要時間:4時間30分





 カーブが続きスピードを落として慎重に走ります。やがて稜線が見えてきました。高度が上がるにつれ紅葉が進んでいます。

 広いブナオ峠で終点。この先は災害のため通行止です。両側に30台ほどの駐車スペース。名前通り斜面には黄葉輝くブナ、ブナ、ブナ

 峠は976m、まず第一山の大門山まで標高を600mを上げます。南側に斜面に取りつく登山口がありました。さあ行きましょう。(10;35)





 天井には黄葉のイルミネーション。口を開けているといけません。泥濘の登山道が待ち構えています。

ブナ林の美しさは格別、、、この雰囲気がずーっと続きます。
右側が急斜面になっていて谷の紅葉が綺麗なんですが、ブナ樹林で撮影できません。





 抱えきれないほどの大ブナに何本も出会えるので嬉しい。クマの爪跡が残る木があるそうで探しますが分かりません。





 すると足元に「白山国立公園 タバコの投げ捨てはやめましょう」の標柱。ボコボコにされています。






 70分くらい登ると西に大門山の山頂が覗けます。近づいてきました。
 
登山道に落葉が多く、やはり先週末がピークだったようです。
でもまだまだ秋の彩りを楽しむことができます。
ブナオ峠から歩いてきた尾根が国立公園の境界で左は公園内、右側が公園外です。





 登山道にはみ出た多くの枝は切られたばかり。さすが国立公園、整備はキチンとしています。階段を登ると、、、





 木道があり、そこが白山へと続く尾根の分岐点1490mです。ベンチがあるので小休止体制を整えたら右折して大門山へ‥
(12:00)





 最初は少し降り、鞍部から100mほど標高を上げます。すぐピークが望めました。 



 15分尾根を行けば大門山(ダイモンザン)三等三角点山頂1572mです。先は藪で道は不明。ここは360度の展望地。

 ‥ですが、山頂に着く前、突然ガスが上ってきて北と東は視界不良。残念ですが、北の金沢市街は見えません。
(12:20)

青空もあっという間に曇り空に豹変。何とか逆光の南南西の展望を撮ります。
 左に一番高い峰:大笠山1822、その左奥が笈ヶ岳1841m。 中央右より奈良岳1644m。
ガイドブックはここから稜線続きの奈良岳までを紹介しています。





 楽しみにしていた展望を失い、寝坊を反省。天気が良くなることを願い分岐点に戻りランチします。
(12:35)〜(12:45)





 早飯して第2山、南の赤摩木古山(アカマッコヤマ)へ足を運びました。一向にガスは引く気がありません。





 登山道にはイワカガミの深紫色の葉が多く、春には楽しみですね。尾根道は起伏が少なく、分岐点から30分辿れば、、、





 赤摩木古山1501m山頂です。環境庁と刻彫字された御影石の山頂標識。立派な方位盤もありますが今日は役に立ちません。
(13:15)
四囲がガスに覆われたので、少し待って見ました。
ガズは流れがあり、薄くなった時に急いで撮影。↓
東斜面の谷、1300m辺りは、、、晴れならパラダイでしょうね。

向こう尾根の右端上に境川ダム桂湖が、一瞬覗きました。
南の白山2702mを期待していましたが、これで良しですね。





 帰り道、落ち葉一杯の登山道は大好きです。『カサコソ、カサコソ』 去りゆく秋と内緒話をしてみましょう。

分岐点(14:00)ブナオ峠駐車地(15:15)


 車に乗り、曲がりくねった道から国道156号線に出て右折すると数百m南に、、、

 古刹行徳寺。1513年に開基されました。鐘楼を兼ねた山門は18世紀に作られたと推察されます。南砺市の文化財です。

 その隣に巨大な岩瀬家住宅。現存の合掌作りの中でも最大級で国の重文です。江戸時代に作られ、往時は35人も居住していました。

 
東海岳行
  “中古車” 

 ひよこさんの車を購入することになりました。取りあえず乗られればいいのでお値打ちな軽自動車の中古車にします。中古車屋さんに行き、まず目についたのがスズキのワゴンRです。22年前に発売されましたが、軽自動車の弱点の車内の狭さを高さを上げることで克服した革新的なモデルでした。

 視点が高く視認・眺望が良く、解放感が飛躍的に向上して新しい軽自動車の到来を私も感じました。それまでは軽自動車と言えば女性や年配のイメージがあったのですが、ワゴンRは男性や若者にも受けます。中でもワゴンRの黒は、は若者のシンボルカラーに感じたほどです。

 ひよこさんが見たのも黒色でした。私が『お、若者じゃん』と言っているとお店のオーナーは、専門家ならではの話をしてくれたのです。『ワゴンRは若者が多く乗る車種で、外装や内装の痛みが酷いものが多く、特に黒色は値段の割に劣る車の確率が高いです』


 ドアを開けてそんな様子を実車で示してくれました。確かにタバコの臭いや凹み、汚れが目立ちます。『スズキにはママワゴンと言われるMRワゴンがあります。

 同じ車で日産のモコというので状態のいいものがあります』
 同じ車? それはスズキが製造し日産が販売するOEMです。ワゴンRとの比較をしてくれました。
@モコは女性オーナーが多いので内外装が綺麗なものが多い。

A整備はディーラーやガソリンスタンドの言われるがままで、意外に整備されている。『エンジン・足回り・外装を見れば大体前オーナーがわかります』
Bモコブラウンというカラーは人気があります。



CキーフリーでワゴンRより装備・内装品は良い。またワゴンRのシートは汚れやすく、埃や毛玉が付きやすい。内装のカラーも男性向けで中高年の女性受けしない。

D展示されていたモコは、たまたま4WDのブラウン・モコ。もし乗り換えで下取りに出す時もワゴンRよりは高値になる。

 なるほど専門家の視点は違います。Aの整備の具合は男と女の違いを読み取りとても面白い。中古車屋さんは、販売する車をオークションで仕入れてくるそうですが、目利きのレベルが高くなければいけませんね。さて決めるのはひよこさんです。『どうする?』 ひとまず落ち着くために家に帰ります。

2015.10.26(月)00:15