岳行ノート
城山〜鏡山 286m・385m/滋賀県野洲市


2017年1月4日(水)


城山から近江富士・三上山



 さて年始めの登山は、やはりスーパー低山です。琵琶湖の南、野洲市(ヤス)の里山、雨の神・水の神が祀られた鏡山の稜線コースを辿ります。

 史跡がある城山・古城山をピークハントしながらの周回です。南麓の希望ヶ丘文化公園からスタートします。ここは登るまで全く知りませんでした。

 野洲市・湖南市・竜王町の2市1町にまたがる公園で開園45周年を「迎えます。東京ドーム90個分の面積を持ち、想像以上に広大です。

 
 フィールド・アスレチックスやサイクリング道と施設は充実しているようでそれもウォッチングできます。 名神高速竜王ICで下車。

 南西に5kmのみどりの村交差点を右折。北へサイドタウン団地を抜けると5分ほどで希望ヶ丘文化公園南駐車場です。

 教科書は、山と渓谷社刊「新・分県別登山ガイド 滋賀県の山」です。
<駐車場>
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大きい地図



希望ヶ丘文化公園/南駐車場→登山口→△城山△古城山△タムシバ山△立石山
▲鏡山△竜王山→望湖地→奥鳴谷峠→野外活動センター下山口→中央道出合→南駐車場


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前07時35分   曇り/3℃
駐車場:午前09時05分   曇り/8℃
標高差:245m(140m→385m)
往:2時間40分(鏡山山頂まで、小休止含)
還:2時間25分(ランチタイム除く)
所要時間:5時間05分

 公園は、9時オープン、冬期は月曜休、駐車料金500円。左の道を奥へ降り、すぐ左折して自転車道を進みます。                  (9:20)

 園内道路を西へ行くと右にグランド・ゴルフ場があり、その先で右折。橋を渡り、右のトイレ横から北上します。左に草野球場を見て、どんどん北へ。






 橋から約10分、緩く舗装道を登ると左に防水用水が置かれてました。ここで城山登山口の木札を確認して山へ入ります。
(9:50)




 誘導テープを追いつつ踏み跡を辿ると5分で直登ルートと峠ルートの分岐。『左の直登で行くか』 

 ところが途中でテープを見失いました。仕方なく山頂目指してシダ藪を数十m急登します。峠ルートの方が良かったかな。






 ヒーヒーもだえて登ると山頂間近で石垣、小堤城山城の遺構です。ちょっとラッキー。もう少し頑張ると‥

第一山城山286mに登頂しました。図根点があり、展望はまずまず。
東を見れば、これから向かう鏡山が奥に望め、距離感を推し量れます。
山頂東の直下、稜線コース入口は急降の露岩帯で補助ロープがありました。
(10:10)






 3分降ると鞍部に着き、右(南)から登ってきた道と合流します。それが3コマ前の分岐で選ばなかった峠ルートでしょう。 

 東へ伸びる稜線は、明確な道です。やがて通過点に古城山259m(フルシロヤマ)の山名板。
(10:30)

 昔、岩倉城がここにありました。周囲に削平地が広がります。石垣の一部が残ると解説板にありましたが、探せませんでした。






 この稜線には分岐が多数あります。ここでこぶを右へ迂回しますが、左に「←タムシバ山」の分岐私標。行ってみましょう。
(10:45)






 北へはっきりした道を行けば、5分で「仮称タムシバ山」280m。ここは展望無しなので少し先へ行ってみましたがダメでした。
(10:50)

戻って稜線を東進するとこのルートでは、珍しい石段が設けられています。
右の岩に縦の筋が入っていますが、人工的のようです。ここは石切場だったのでしょうか。
登って行くとすぐ‥





 立石山282m、ここも図根点があります。上のコマのように立った石が多かったのこの山名ですか? 展望無しです。
(11:15)






 しばらく歩くと重要ポイント、鏡山希望ヶ丘文化公園(下山口)への尾根分岐。まず鏡山へ向かい、帰りは公園方面です。
(11:35)





 
道は曲り尾根ですが、明確です。やがて鏡山385m二等三角点山頂。岩上から南に展望がありそうですが曇っています。
(12:00)
 山頂から西へ進むと数分で竜王山385mと表示された小広場。鏡山の別称のようです。ベンチがあるのでランチします。
(12:05)〜(12:25) 

  30m東に展望台が建ち、パノラマ絵図が掲示されていました。でも木が伸びて眺望はほぼゼロ。機能を維持するのは、予算と強い意志が必要ですね。


 下山すると鏡山下にある星ヶ峰への分岐(左写真)が気になります。山名に惹かれるので寄り道してみましょう。すぐ琵琶湖の望湖地へ出て家棟川高木池など近江盆地が間近です。さらに指標に従い星ヶ峰へ向かいます。途中でそのピークが見えましたが、2kmはありそうで諦めました。






 戻るとき、星ヶ峰分岐手前で涼み岩を発見。往きには気づきませんでした。岩上に登ると‥おっと崖注意。でも‥
(13:00)

西南西に近江富士と親しまれる三上山432mの眺望です。手前の尾根を右から左へ辿りました。
三上山の下のピークが立石山。その尾根を右へ目を移すと尖っているのが第一山の城山です。
星ヶ峰分岐へ戻り右折。途中、鉄塔分岐があり寄ってみましたが展望なしでした。




  6コマ前の尾根分岐に着き、希望ヶ丘文化公園(下山口)へ向けて左折します。
(13:25)

 尾根筋を70mの高度を落とせば、鞍部に出てそこがこの奥鳴谷峠。再び尾根をアップダウンすると‥
(13:40)






 野外活動センター近くの下山口。舗装道を右折し、キャンプ場サイトへ歩きます。キャンプ場を右に見て、南下して‥
(14:15)



 園内道路へショートカットできる丸太橋を渡り舗装道を右折。中央道と呼ぶ舗装道を歩きます。
(14:20)

 途中小雨が降ってきてレインウエア着用。1kmほどで南駐車場の指標を見つけ、愛車へ帰着できました。
(14:45)

 
東海岳行
  “ウルトラライト” 

 50才代前半で登山を始めた頃は、スーパー低山ばかりで問題はありませんでした。次第に経験を積み慣れると鈴鹿や美濃で1000m程度の山に挑戦するようになったのです。ところが下山の時、いつも膝が痛くなりました。何ヶ月も続くので心配です。

 勤め先でマラソンやジョギングを趣味にしてる人そこそこいました。自己記録に挑戦しようと練習しすぎて膝を痛め、何人か二度と走れなくなったのを知っています。私も登山できなくなると悲しいので入門書を読み、登りや降りの足運びを勉強しました。日常では、階段を利用し筋肉を鍛えます。

 お陰で膝の痛みは、数ヶ月でなくなりました。それ以来、私の膝はガラスで出来ていると認識し、無理をしません。今でも大きな山、例えば昨年の百名山四阿山(アズマヤサン)の下山時に膝の痛みを感じました。そんな時は即座に休憩を取り、ストレッチをしてガラスの膝を大事に扱い、細く長く付き合いたいものです。



 水曜会のジオンさん、乱丸さんは私に比べれば別格。いつも重いリュックを持ち、数日間の山旅も平気な健脚者です。選ばれた人の膝をお持ちのようで羨ましい限り。軟弱な私は何か対応策を考えなければなりません。そこで荷物の軽量化を計ることにしました。

 登山は予報が好天のときするため雨具は重荷です。しかし万一のことがあるのでリュックに入れていました。DMでツェルト(簡易iテント)がポンチョにもなることを知り、5千円ほどで購入。私のゴアテックス製雨具は600gです。一人用ツェルトは100g、リュックカバー70gも不要になりました。

 570gの軽量化!(左) しかもいざという時に野宿もできます。ただこのポンチョは欠点があり、膝下が濡れやすそう、これにはスパッツで対応できます。また強風には弱そうなので、好天の低山で持参するようにして高山や雪山は従来通りのレインウエアですね。



 さて登山靴は、3万円のシリオ社ハイカットを長年愛用していますが、2年弱でソールを張替えなければなりません。1回1万円の出費、もう2回張替えています。そこで張替え不能のどこかのゴアテックス製ハイカット(2万円弱)を購入して普段履きにしました。

 最近傷みがひどくなったので買い換えます。ネットで探すとゴアテックス製で何と1万2千円の登山靴を見つけました。それは、アディダス社のミドルカットです。ローカットでは徒渉で心配ですが、ミドルカットならいいでしょう。1足分の重さはシリオ1560g、どこかのは1140gアディダス‥830g

 差は、シリオ730g、どこかのが310gの軽量化! 雨具と合わせれば最大1300gの軽量化!これは大きい。アディダスの登山靴AX2 MID Gore-Tex(下左)は、店舗で探すのが難しそうなのでネットで昨秋、購入しました。柔らかなソールは変わっています。岩場をつま先で登るのは不利です。



 でも私の場合そんな場面は年に1回くらい。逆に良い点は林道・岩盤歩きの際、膝や腰の負担を感じませんでした。さて長年愛用しているストック(登山用杖)は、LEKI社の2本480g。これで十分軽いと思っていました。

 最近、カーボン製の軽量ストック2本300g4600円をアマゾンで見つけました。今のが傷んできてるのでいつか購入したい。さて昨秋、登山番組でウルトラライト登山が紹介されました。

 ツェルトをテントの代用にしたり、ガスコンロを固形燃料(下左)へ変えたり、食料品をドライフーズにしたりとと色々なアイデアで興味を引きます。ウルトラライト・ギア専門店三鷹市Hiker's Depotで紹介されたリュックは衝撃的でした。山友の野良人さんが、愛用されているリュックが映ったのです。(下右)

   

 私のリュックは25リットルで970g、軽量リュックは、30リットル以上の大きさですが、わずか400g。ただパッドやポケットなどは最低限しかありません。気になるお値段は、2万円以上ときつめなのが難点です。野良人さんの使用感‥Zパックス製品は極薄のキューベンファイバーで作られ縫い目が破れやすいそうです。


 軽量化は、メリットばかりではないようです。まだまだ軽量化する余地はあるのでこれからの楽しみに徐々に進化させていきましょう。現在の道具の買換え時が、そのタイミングですが、ガラスの膝をいたわるのはコストがかかります。体重を1.3kg減らす方がお金がかからない、、、、、しかし、これは実に難しい。

2017.01.15(日)23:35