岳行ノート
               アサマガダケ
朝熊ヶ岳 661m/三重県伊勢市


2018年2月4日(日)


金剛證寺子宝祈願@ochinco.jizo




 伊勢音頭で「♪お伊勢参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り」と唄われます。お伊勢参りは、外宮・内宮・朝熊岳金剛證寺を参詣する習わしです。

 神宮では、回る順番は問いません。朝熊ヶ岳頂上近くの金剛證寺は、1500年前草創の古刹。以前、ひよこさんと伊勢志摩スカイラインで訪ねました。

 しかし、志摩半島で一番高い朝熊ヶ岳山頂は未踏です。寒さ厳しいこの頃、思わぬ積雪に慌てたくないので南の山を目指します。


 朝熊ヶ岳は、4本の参詣道がありますが、人気の朝熊岳道を選択しました。伊勢自動車道伊勢ICで下り、県道を東へ走ります。

 朝熊駅を過ぎ、相生神社手前を右折。狭い集落内の道を避け、下図の青線を行けば‥  教科書は、伊勢市公式HP「朝熊岳参詣マップです。
<駐車場>
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大きい地図



であいの広場・第2駐車場→ケーブルカー跡→朝熊峠(旅館跡)→▲朝熊ヶ岳→奥の院→山上広苑→
おちんこ地蔵→金剛證寺→朝熊山経塚群→▲朝熊ヶ岳であいの広場・第2駐車場

※赤線はGPS軌跡 線はアプローチ道路 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前6時20分   晴/0℃
駐車場:午前8時25分   晴/4℃
標高差:(40m→555m)515m
往:2時間40分(朝熊ヶ岳まで、小休止含)
還:2時間45分(ランチタイム除く)
所要時間:5時間25分

 であいの広場・第1駐車場は、ほぼ満車なので第2駐車場に置車しました。日曜日だから仕方ありませんね。さすがに人気あります。        (8:45)

 南へ舗装路を歩くと、すぐトイレのあるであいの広場の横に着きます。やはり第1駐車場は満車。先の朝熊岳道案内板から登りまじめました。






 大半は桧林です。道は広く暗くはありません。脇に江戸時代に建てられた町石が(109m毎)、22町の朝熊峠まで続きます。



やがて十町橋に着き、登山ケーブルカー跡を覗き込みます。
大正時代から活躍し、昭和19年レールは軍需品に供出されました。
(9:20)
そして橋上は、最初の絶景ポイントです。
北に伊勢市の海岸地帯、中央で五十鈴川伊勢湾に流れ込んでいます。






 やがて15町辺り、道のど真ん中を陣取る穴桜。向こう側が見えてここも撮影ポイント。幼児しか抜けられませんね。
(9:45)






 朝熊岳道は分れ道が何カ所かあります。すぐ合流するので、往きは右を取り、下山で反対側を歩くことにしました。




 20町辺りから雪道となり、ほどなく22町朝熊峠です。ここは西から来た宇治岳道との合流点。写真右が見晴台。

 二見町の復原安土城が望めます。峠は江戸時代創業の旅館跡の広場です。建屋は昭和39年火災で焼失しました。
(10:05)




 舗装道を道標「金剛證寺→」へ進むとパリパリの凍り道。すれ違った下山者が飛び上がって尻餅をつきました。

 降りの凍った舗装道はいやなので、下山は左の林間道にしましょう。峠から15分ほど西方へ行き「八大竜王社→」で左折。

 5分で朝熊ヶ岳山頂です。立派な山頂標に「三角点は西へ850m」と印されてますが、今日は行きません。広い山頂台地の東端に‥        (10:35)

 八大竜王社。向こう見えるのは、NHK中継局です。下山時は、この塔が重要な印。写真右(北東)で答志島・渥美半島方面の大展望が得られます。






 さて充分、休憩を取りました。来た舗装道を200mほど降り、この分岐標「金剛證寺→」で左折し、雪の登山道へ入ります。
(10:45)






 10分で登山道は終わりました。境内に出て左の極楽門を潜れば、いよいよ塔婆供養所です。
(11:00)

伊勢志摩地方では「亡くなった人の魂は朝熊山に昇る」と考えられていました。
葬儀後、奥の院を訪れ卒塔婆を建て供養します。最高8mもある卒塔婆の供養林は異次元空間です。
何本あるのでしょう? 教えて下さい。なお卒塔婆の志納金は、3万〜50万円で10種類あります。




 供養林から西へ歩くと10分足らずで山上広苑↑ 朝熊茶屋伊勢うどん伊勢エビ・クリームコロッケの豪華ランチ(800円)。
(11:30)〜(12:15)

山上広苑506mの展望足湯の絶景ポイントへ行くと‥残念! 足湯は水道管凍結で休止です。
鳥羽湾左奥に浮かぶのが答志島。写真中央奥、運が良ければ直線200km先の富士山が望めます。
では、ここから伊勢志摩スカイラインを経由し、金剛證寺へ‥





 駐車場・境内参拝無料と太っ腹です。仁王門手前の地蔵尊は見逃せません。後ろの地蔵は肝心な箇所がもげていました。

 『持ち帰ったらあかん』 手前下、小さな地蔵尊は、TOP写真にしました。
(12:25)






 仁王門は、趣があり年代物かと思いきや1979年再建された39才の働き盛り。潜ると鐘楼、池と橋、国宝の仏足石‥本殿へ

金剛證寺は、伊勢神宮の鬼門を守る寺として「伊勢神宮の奥の院」とも呼ばれます。
創建は1500m年ほど前でこの本殿は国重文です。徳川幕府が姫路藩に造らせました。
姫路城を建造した人が本堂を造ったので屋根の反りが、城と同様大きいのが特徴です。
(12:40)

 本堂から北へ少し行くと「八大龍王参詣道入口」の門が有り、ここを入ります。

 しばら山道をくジグザグ辿ると「経塚群跡 あと100m→」の道標があり左折。緩く登ります。  

明治27年この辺り(540m)で、老樹の根元から陶製経筒が発見されました。
昭和34年伊勢湾台風の荒れ跡から遺品が見つかり、発掘調査を開始
その結果、40余基の経塚が発掘され、出土品は850年前の物も有り、一部は国宝です。
(13:00)

 朝熊ヶ岳山頂へ戻りました。NHK中継局の裏へ回り、車左の登山道に入ります。道標はありません。
(13:20)

 雪に気を遣いながら10分ほど降ると朝熊峠の舗装道が見えてきました。ここからは、往きで辿った朝熊岳道で下山します。




 分れ道で往きと異なる道を選び、新鮮な気持ちで歩けました。参道とはいえ岩盤や地層が露出したワイルドな道です。

 変化が有り、見所も多く、残雪の緊張感が加わり、想像してたより楽しい登山となりました。
(14:35)

 
東海岳行
  “森カフェ” 

 東京では、各種のアニマル・カフェがあり、マニアや来日外国人にも人気となっているようです。猫カフェ・犬カフェ・うさぎカフェはもちろん、鳥・ヤギ・ハリネズミと触れ合うことができるカフェまであります。鳥は、インコ・カナリヤ・オウム・文鳥・フクロウなどですが、まさかのペンギンも。

 東京だけのこととか思っていたら名古屋でもふくろう・カフェが、2015年11月にオープンしていました。2年間気付きませんでしたが、調べてひよこさんと早速?行きます。そのふくろう森カフェは、名古屋市中区栄3-25-41 エフジー栄3丁目ビル4F。(下左) ビル入口に立て看があり、すぐ分かりました。(下中)


<店舗の入る白いビル>

<立て看>

<4階の入口>

 4階までエレベーターで上がります。店舗は好立地とはいえません。でも営業3年目なら順調だと思います。ハリーポッターの映画効果も手伝い皆さんふくろうに関心があるのでしょう。‥私もそうですけど。4階入口の張り紙が、平日12h〜、土日祝11h〜、火曜定休と知らせています。(上右)

 入店してマスターの説明を聞きます。フリードリンク、1時間・料金1300円、写真(フラッシュNG)・動画撮影OK、、ふくろうの顔の前に手を出さない。コンセプトは、「森をイメージした店内でふくろうに癒やされませんか?」 定員20人くらいです。(下左) 床に立入禁止テープが有りますが、ふくろうは目の前。(下中)

 
<店内>
 
<立入禁止エリア表示>
 
<ファミリーも>

 ドリンクは、自販機で好きな物を選び、席で飲みます。週末に行ったのでファミリーのお客さんも。子供は最初、こわごわ見ていましたが興味津々です。(上右) 店内にいるふくろうは20羽、大小色々な種類が止まり木にいて足の紐でロックされています。(下左)

 籠の中に4羽のメンフクロウの雛が、赤色電球で暖められ寄り添っていました。覗くと好奇心満々の1羽が、じっと見返しています。(下中) ふくろうの雛は初めて赤ちゃんは可愛い。ちょっと手の上に乗せたくなります。一段と大きなユーラシアワシミミズクは、隊長感タップリ。(下右) お店ではふくろうの販売もしています。


<ディスプレイではなく本物>
<赤色電球で暖められる雛> <男前のユーラシアワシミミズク> 

 18万円〜80万円で中心価格帯は40万円台。ということは店内には、1000万円近くのふくろうがいるということ。ふくろうをペットにしている人は知りませんが、どんな人なんでしょう。店舗は、栄・中津川店もオープンし発展途上。海外からのお客さんも来店するそうです。

 1時間近くなり料金を払うと、好きなふくろうを手に乗せ、記念撮影できます。大きいのを選んで店員さんに乗せてもらうと、その軽さに驚きます。そりゃ軽くないと飛ぶことはできません。さてお客さんは癒やされますが、ふくろうはストレスあるでしょうね。

2018.02.12(月)14:50