岳行ノート
乗鞍高原2 1430m〜1710m/長野県松本市


2018年6月1日(金)


こぎつねコンコン 山の中


 6/11岳行ノートを作り、ヤフーのサーバーに転送したら不可の表示。同じ事象が3週間前にも起き苦労しました。今回は翌日SCに電話して回復。


 同窓会が関東と関西の間を取って松本市の白骨温泉で開かれることになりました。夜の宴会なので昼間に乗鞍高原をトレッキングしてみます。

 岳行ノートを見ると2008年10月にひよこさんと乗鞍高原を4時間かけて周回。この時は、3池1滝を巡りました。

 今回はルートを変え、先回寄っていない池を巡るコースにします。池は5箇所ですが、今年未見のミズバショウに会えればラッキーです。


 しかし、カレンダーは6月‥どうでしょう。岐阜・長野県境を安房トンネルで抜けます。国道158号線〜県道300号線と走り、蛭窪トンネルを抜ければ‥

 教科書は、信濃毎日新聞社刊「信州 高原トレッキングガイド」です。
<駐車場>

大きい地図



座望庵南駐車場→まいめ池→つつじ園→どじょう池→オソメ池→オソメジッケ→
女小屋の森→夜泣峠→孫市平→牛留池→あざみ池→座望庵南駐車場

※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前08時40分  晴/21℃
駐車場:午後12時00分  曇り時々晴/16℃
標高差:(1430m→1710m)280m
往:2時間50分(牛留池まで)
還:0時間45分(小休止含)
所要時間:3時間35分





 乗鞍高原中央部の「一の瀬園地」座望庵の無料駐車場南端に停め、車中でコンビニランチしました。

 さて舗装道を横断し、道標に従えば‥
(12:30)

水芭蕉の終わった小さな偲ぶの池が手前に有り、その奥がまいめ池です。カメラマンが3人います。
10年前は秋色でしたが、今日は新緑。乗鞍八景のひとつで、撮影ポイントとして人気の場所です。
  爽やかな高原日和。ここから先回と違ったルートを辿ります。




 舗装道を南下すると東側に一の瀬つつじ園。見物の方に話しかけらました。『今年は早い』 毎年来られているようです。

 乗鞍高原は、池、ツツジ、滝などバリエーションが豊富で楽しい。名だたる志賀高原と肩を並べるでしょう。
(12:45)




 少し南下すれば、西側に「どじょう池」の道標。行くと乗鞍岳を映した池には、ミツガシワが群生しています。

 水芭蕉は、完全に終わっていますね。ドジョウが棲んでいたので「どじょう池だそうですが、ひねりなし。 
(12:50)






 駐車場から600m来ると一の瀬牧場入口です。ゲートに「クマ出没注意!!」 ここから右へ延びる地道を行きます。
(13:00)






 大カエデ分岐に出合ったら左の「オソメジッケ」へ。「オソメ池」の私標を見て寄ると、池は砂州のようなしきりがあります。
(13:10)





 戻って進むと開けた平坦地になりました。乗鞍岳展望地で乗鞍八景です。残念ですが、山頂は雲に隠れています。

 左に「水芭蕉群生地オソメジッケ」の指標があるので向かうと‥

オソメジッケ(湿地)の入口に「見頃は4月下旬〜5月中旬」の掲示あり。『‥やっぱりね』
湿地には、番号札が1〜17と木にぶら下がり、複雑な経路をミス無く歩けます。

しかし残るのは花後のデカイ葉ばかりです。若干、残っていて激しく満足。
枯れた水芭蕉の白い花は、どこに行ったのでしょう? オソメジッケを10分で周回し、登山道へ戻ります。






 そして水芭蕉群落地・女小屋(メゴヤ)の森の木道です。全体は四角形に引かれています。デカイ葉を観賞して‥
(13:40)






 一の瀬キャンプ場分岐に出たら直進。蛇行道、尾根道、山腹道と150m高度を上げ夜泣峠を目指します。新緑が素晴らしい。




 
写真から夜泣峠に出ました。舗装道は乗鞍エコーラインです。ここで夜、女人の泣き声が聞こえたという昔版ミステリースポット。

 前川林道で南西へ歩きます。そういえば「峠」は、日本オリジナル漢字の和字です。
(14:20)

 15分ほどで林道を別れ、笹分けの道を北東に進めば広い園地に東大ヒュッテ。天気が良ければ乗鞍岳が見えます。(14:40)
 やがて孫市平の湿原。殆ど陸化しています。奥に乗鞍八景の展望台がありますが、省略しました。深い樹林帯を行くと‥




 再び乗鞍エコーラインに出合い、少し車道を上り、また森へ入ります。5分ほど行くと三度目の乗鞍エコーライン出合い。

 横切って道標にある「原生林の小経」へ入林します。
(15:00)






 薄暗いシラビソの森には番号札があり迷うことはありません。渋い登山道です。






 「原生林の小径」を進むと40番の向こうで木道に出合いそこを右折します。

木道は池の周回路で、すぐに牛留池の展望台。湖面に乗鞍岳が投影され静粛です。
ミツガシワの白い花が浮いています。冬は湖面が凍り、歩くことが出来るそうです。

すると年配のトレッキングツアー客約20名が、賑やかにやってきました。
ここで小休止され、半分は善五郎の滝へ行き、半分はここで待機です。
(15:20)




 待機の人に展望台の少し離れた所にある根曲がり松を教えてあげました。10年前「ナニコレ珍百景SP」が紹介

 この五葉松は、雪の重みか強風で折れたのですが、生きることを諦めず成長しました。






 松から道標で「一の瀬・あざみ池」方面へ「口笛の経」を辿ります。緩く降り、白樺の木漏れ日を浴びて進み、東屋を右折。
(15:55)

やがて最後のスポット、一の瀬園地で最大のあざみ池です。最後の休憩をします。
池の形が、あざみの葉に似ているのであざみ池。数羽のマガモが浮かび、ここも静かです。
池を時計回りに半周してサイクリングロードへ下り、沢沿いを歩きます。
(16:15)




 沢に架かる木橋を渡り広場を横切りました。座望庵の屋根が見え、この二つ目の木橋を渡れば駐車場に帰着します。
(16:25)

 白骨温泉に走る途中、子ぎつねと嬉しい出合いがありました。(TOP写真)

 
東海岳行
  “滝巡り” 

 白骨温泉での同窓会翌日、二人の友人と乗鞍高原を案内することになりました。上の「岳行ノート」にあるように前日、池巡りしたので滝巡りしましょう。乗鞍高原の中心には、位ケ原を源流とする小大野川が流れ、そこの表情の異なる三つの名瀑を巡ります。

 それは乗鞍三滝と称され、下流から‥「番所大滝」「善五郎滝」「三本滝」です。ではたっぷりマイナスイオン・シャワーを浴びに行きましょう。高原にある観光センターから県道84号線を東へ3.3km、番所バス停の駐車場に車を停めれば、奥が遊歩道入口です。(下左)

     

 案内板で確認、右へ歩き手すりのあるジグザグ道で川まで降ります。5分で展望台。(下右) 番所大滝(バンドコロ)標高1248mにあり、落差は40mで滝幅15m。滝は間近で三滝で最も水量が多く豪快です。(下左) 轟音を轟かせ、飛沫が展望台まで飛んできます。『ありがたや、ありがたや』

 車に戻り、西へ300mほど走ったJAあずみ支所裏に置車しました。そこの千間淵入口から渓流沿いの遊歩道を行くと、5分ほどで涼味満点の千間淵乗鞍八景です。(下右) 昔、千間もの薪を流したらこの淵に流れ着いたという伝説があります。滝だけでは友人が飽きるので、まいめ池・牛留池に寄り道しました。

   

 次に県道84号線沿のすずらん橋北、やまぼうし駐車場に入ると訳ありの車で一杯です。(下左)  尋ねると乗鞍エンデューロ(6/3〜4)が開催されとのこと。山中のコースを走るマウンテンバイク・レースです。自転車や衣装は本格的で皆さんやる気満々。奥に停め、白樺の遊歩道(下右)を歩くと数分で滝見台です。


 標高1525m善五郎の滝までは距離があり、木で滝の全景は見えません。(下) しかし、高さ30m・幅10mとバランスが良く、滝上に乗鞍岳が顔を出し絵になるので乗鞍八景です。昔、きこりの善五郎が、この滝で釣りをしてかかった大イワナに滝壺へ引き込まれ、逃げ帰ったという昔話があります。

 

 県道84号線を乗鞍岳へ向かって5km上ります。マイカー規制のゲート手前三本滝レストハウス駐車場に置車。(下左) 写真左から道標に導かれ、遊歩道を行きます。それは殆ど登山道でした。吊り橋(下右)を渡ると桟橋・岩道、そして標高1800mにある百名滝の三本滝(落差60m)です。


 三本滝とは、中央に本流の滝(下左)、右に黒い岩盤の滝(下右)、左に水量少ない滝(写真無)の三つの滝の総称です。乗鞍八景のひとつですが、この滝は近くまで行け、一番迫力がありました。往き25分、還り20分と有終の美を飾ると空腹です。最初の番所大滝近くにあった手打ちそば屋さんに走りましょう。

 さて私の酸化した身体の血液や体液は、浴びた大量のマイナスイオンで中和され、きっと健康な状態の弱アルカリになったでしょう。『ア〜長生き、長生き』

   

 これで乗鞍八景の6つはゲットしましたが、見晴し峠(乗鞍高原から白骨温泉の途中)、梓水神社番所大滝の北東1.1km)の二つが残っています。

2018.06.12(火)18:25