岳行ノート
乙女渓谷 1350m/岐阜県中津川市


2018年7月25日(水)


オトメチックでない乙女渓谷



 乙女渓谷は、平成13年豪雨災害で遊歩道が寸断されました。平成14年から復旧工事に着手。その頃私たちも滝巡りに来ましたが工事中でした。

 渓谷を見ることさえ出来ません。平成18年に完工しました。乙女渓谷は、200名山小秀山1982mの二ノ谷ルートでもあることを後で知りました。

 小秀山は、乙女山渓谷経由で周回すれば8時間かかります。体力的に厳しく諦め、2011年に長野県王滝村からピストンして4時間20分でした。


 乙女渓谷にはそんな思い出があります。先日テレビで乙女渓谷が紹介されました。『そうか酷暑に滝巡りはいいなあ』 

 下呂市から国道257号線で南東の舞台峠に走ります。左折して乙女渓谷キャンプ場を目指しました。

 教科書は、山と渓谷社刊「東海周辺週末の山登りベスト120」です。参考書に多くのHPにお世話になりました。
<駐車場>

大きい地図



キャンプ場駐車場→ねじれ滝→和合滝→展望台→夫婦滝→子滝→キャンプ駐車場

※赤線はGPS軌跡  ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前7時00分   曇り時々晴/31℃
駐車場:午前9時20分   曇り時々晴/28℃
標高差:(880m→1350m)470m
往:2時間50分(子滝上まで、小休止含)
還:1時間40分(ランチタイム除)
所要時間:4時間30分






 広い駐車場は、標高880mで28℃です。駐車料金は500円。奥の乙女渓谷キャンプ場管理棟へ向かいます。
(9:40)






 管理人不在なので封筒にメモとお金を入れ料金箱に投入。管理棟右から橋を渡り、奥へ歩きます。





 絵地図に渓谷の見所が示されているので残さず訪ねようと決心しました。夫婦滝までは約2km75分。それほど甘くはない。

 木橋で右岸に渡り、立派な幅広の遊歩道で渓谷を遡ります。
(9:45)

乙女渓谷は優しい名ですが、岩壁に挟まれた深い谷、ごろごろ転がる大岩、豪快です。
この辺りは、尾張藩木曽檜の伐採を禁止する「御留山」で、それが「乙女」に転じたようです。
木製の遊歩道は切れる箇所もありますが、夫婦滝まで整備されています。






 渓谷最初のスポット「乙女淵」。小滝が青色の淵に落ちています。流れの音も涼しげ、『納涼、納涼』
(9:50)






 左岸に移る橋に「屏風岩」の案内板。振り返ると右に大きな一枚岩がそそり立ちます。樹木に囲まれ、全容は見えず残念。
(10:00)




 やがて「ねじれ滝」 落差は10数mありますが、ここも木々が遮り、全体をはっきり見ることは難しいです。
(10:05)

 そしてシャクネゲ群生地を抜け、右岸へ橋を渡ります。

滝はネーミングが大事。この和合滝は発想は単純ですが、私は好きですね。
右:夫、左:婦、2本の流れが下で合わさり1本になる。落差7mで滝壺は澄んでいます。
(10:25)

 左岸に渡る橋に「天狗岩」の案内板。見回しますがどれかわかりません。渡るとすぐ「展望台→」の案内板があり、行ってみます。

 1分で岩場の展望台。コースのハイライト「夫婦滝」を700m東に望める絶好の地です。でも伸びた木々が遮り、ほんの一筋確認できるだけ。     (10:55)







 ここで北西に「天狗岩」と分かる奇岩が望めたので、まずは良かったですね。






 右岸へ橋を渡り、遊歩道の先に避難小屋が現れました。作られてそれほど経ってないようで中は清潔です。
(11:15)





 小屋を過ぎると岩道になり、赤テープに従い支流を渡渉します。高度を上げ山腹道に出ると「←烏帽子岩」の案内板。

 振り返ると間違いない奇岩がすぐ上に発見できました。ここからしばらく‥
(11:40)






 進むと「旧夫婦滝展望台」の案内板。岩ゴロ斜面を数m登ると、ここから200m東に「夫婦滝」の2本筋が何とか見えました。
(11:55)

そして遊歩道の最終地点「夫婦滝」男滝、落差80m。女滝100mは見えません。
黒い岩肌に白い滝水。最近、降雨がなく水量は少ない。雰囲気も良く美しい滝だと思います。
天然のミストシャワーを浴びましょう。ここから本格的な登山道になります。
(12:10)






 登山道の始めに注意書「山頂まで4km(3:15)あり、上中級者向けコース」男滝を樹間に見て急斜面を登ると‥






 男滝の落ち口に登りつきます。恐ろしいのであまり身は乗り出せません。付近は岩ゴロですが、平坦地で男滝の上流に‥






 小さな「子滝」。ここでのランチは最高ですね。下界は、今日も酷暑でしょう。
(12:45)〜((13:05)






 小秀山へ登山道が、目の前の斜面を登っています。小秀山登山のさわりを少し体験して下山しました。

 「和合滝」の手前で遊歩道が崩壊しています。床柱1本で支えているのでちょっと緊張。他に土砂でつぶれた箇所等もあり、遊歩道の維持は大変です。

 すると「声の泉」(耳を澄ますと乙女のささやきが)の案内板。往きは意味不明でした。少し離れた川から届くせせらぎをささやきに例えたのでしょう。

「屏風岩」を過ぎると「めんぱ淵」または「碧水湖」と呼ばれ、その名の通り見事な色ですね。
こんなおとなしい透き通った清流が、この深い谷を作ったとは想像できません。
ひととき暑さを忘れる渓谷トレッキングでした。
駐車場着(14:45)


東海岳行
  “11/8はナゴヤドーム” 

 自分自身に言いたい。『おめでとうございます』 生きる世界遺産ポール・マッカートニーが、10月に来日公演することが、8/8の新聞に発表されました。空前絶後の1面広告、ポーズがかっこいい。(下右) インパクトあります。1年6ヶ月ぶりの来日で10/31(水),11/1(木)に東京ドーム公演。

 そして、そして、その1週間後、11/8(木)にナゴヤドーム公演。7度目の来日で初めて名古屋開催です。しかし、東京と名古屋の間に1週間あります。空き時間は、まさか富士山白川郷へ観光するとは思えません。先にナゴヤドーム、後で大阪ドームを発表してナゴヤドームの売れ残りリスクを避ける作戦か?

 売れ残るとは考えられませんが、ひょっとしたらそこに武道館を入れ込むかもしれません。ただ前回の武道館公演は、10万円というべらぼうなチケットでで空席がありました。招聘元も同じ轍は踏みたくないでしょう。とにもかくにもナゴヤドームの席は確保しなければなりません。抽選に申込みました。



 ポールは9月7日、5年ぶりのアルバムを発表します。タイトルは「♪エジプト・ステーション」 77歳でオリジナル曲を作ることがすごい。2年かけて25曲ほど録音し、そこから16曲が収録されてます。

 作詞・・作曲・歌唱は当然ポールですが、殆どの曲を一人で楽器演奏しているそうです。創作意欲は半端ない。何がモチベーションになっているのでしょう。さて問題はその出来ですが、前作アルバム「♪NEW」よりは完成度は高いとの宣伝文句。

 『1曲目の駅から出発して、それぞれの曲がまるで違う駅のようなんだ』
ポール談。紀行映画のような雰囲気のコンセプトアルバムです。そこからシングルが、先行発売されていますので聴いてみました。『久しぶりに歌おうか』でなく、バリバリの現役感があり、安心して聴けます。



 でもわかりやすいメロディとノリの良いサビのPOPな曲を期待しましたが、1位を取れるでしょうか? 売れ筋におもねず、今のポールの音楽性・バリエーションを出したかったかもしれません。私は、ポールならもっともっと書けると思います。

 コンサートでは、新アルバムから多くの曲を演奏するでしょう。でもビートルズ・オン・タイムの私は、当時の曲を聴きたいのが本音です。前回のコンサートですが、ポールは高音が出なく、懸命にのどを振り絞って歌っていたのがかわいそうでした。

 曲のキーを下げれば良いのにプライドがあるのでしょうね。どうかベストコンディションで来日下さい。ていうかチケットの抽選に当たらなければ話になりませんが。

2018.08.12(日)23:50