岳行ノート
              ながれはやま
流葉山  1423m/岐阜県飛騨市


2018年10月25日(木)


秋 意


 風流な名の流葉山は、スキー場があります。20代に一度だけ友人達と行きました。ゲレンデから見下ろした白銀の世界は今も心に残ります。

 そのためスキー場のイメージが強く、飛騨は遠く、登山意欲が湧きませんでした。しかし、整備された登山道、ブナ林、好展望など山の魅力はあります。

 なるべくゲレンデを歩かないコースは無いかと調べると‥「アルプス展望 神秘の森コース」の絵地図を見つけました。それを利用すれば可能です。


 国道41号線でスターシュプール緑風リゾートひだ流葉のスキー場へ走ります。案内看板から国道を外れ、広い第1駐車場に置車しました。

 「スキー場~切雲林道」で周回します。教科書は、中日新聞社刊「東海・北陸の200秀山」です。参考書として多くのHPのお世話になりました。
<駐車地>

大きい地図


ひだ流葉スキー場・第1駐車場→リフト降り場→登山道入口→▲流葉山
雲の上水源の森コース→NTT中継所→切雲林道→第1駐車場

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前7時30分   晴れ/13.℃
駐車地:午前9時55分   晴れ/12℃
標高差:(740m→1423m)683m
往:2時間35分(山頂まで)
還:2時間40分(小休止含、ランチタイム除く)
所要時間:5時間15分




 スキー場は今、ドローンパークなので写真左奥のMプラザで受付をしなければなりません。営業期間は、6/29~10/31でした。

 結局、神秘の森コース入口は不明で第1駐車場の横からゲレンデへ。
(10:15) 




 途中、追憶のゲレンデからおおよそ見当で森へ入ります。神秘の水を探しましたが、ヌタ場を見ただけです。

 再度ゲレンデに戻り登って行くと、向こうに秋色の山頂がそびえています。

 ゲレンデに工事中の立入禁止看板が立っていました。ゲレンデ歩きは中止して右の森へ入ります。
(10:40)

 すぐ「神秘の森コース」の標柱。立入看板からここまでは、コースの一部でした。その広い道は北へ延び、直登のゲレンデ歩きから逃れられます。




 下山時に「神秘の森コース」の登山口を確かめましょう。そこから登るならゲレンデ歩きを減らせます。

 さて沢沿いに延びる道は荒れ気味ですが、興味津々で歩きました。






 森の中を20分ほど辿り、ゲレンデに戻ります。程なくミルキーコース最上部で山頂が近づきました。そこを左折して‥
(11:15)

隣のゲレンデへ向かう坂道を登ります。振り返ると流葉山1423mが全山紅葉、『う~、美しい』







 第2ゲレンデのリフト終点1170mに着き、ステージに上ります。南東に神岡町、奥は大雨見山1336mです。
(11:35)






 リフト終点からまだ標高250m上げなければいけません。この辺りの紅葉は見頃で緩い傾斜のゲレンデ歩きが楽しい。




 休業中のレストランを過ぎると車が3台、『え~! ここまで上がれるの』 奥へ進み左へ登ると‥ミズ道だ。『ガクッ、濱田岳』

 正解は、大木から右へ登ります。






 そして最高リフトの終点に着くと、ようやく右に登山道。平坦な道は、ルンルン‥
(12:40)

太いブナ、細いブナ、鮮やかな黄葉に囲まれます。広い笹分けの道は、本当に心地いい。


 やがてベンチが用意された広地で、作業服のお二人が休憩中。遠望は、焼岳・乗鞍岳・御嶽山・白山に開けますが、本日は、霞んでいて判然としません。

 50mほど東へ歩くと2等三角点(左下端)1423m山頂です。関西電力無線中継所前で点検作業に来た職員さんが休憩中です。車は彼らのでした。 (12:50)






 山頂は展望なし。もう少し先でランチしましょう。北へ降ると時の流れに耐えた大きなシナノキ、樹齢250年で日本特産種です。
(13:05) 

 やがて山腹道に出ると展望が開けます。正面、東南方向に見えるはずの焼岳は雲の中です。

 振り返ると黄葉の流葉山。名前通り季節の流れが、麓へ向かっています。

『ブラボー』 拍手したくなる山の道‥イリュージョンですね。







 展望の良いコーナーがあったのでランチにします。風はなく日差しも優しくいい山行になりました。
(13:25)~(13:55))






 尾根筋の明確な道は、ブナの大木が並びます。やがて樹間にNTTの大きなアンテナが、何本も見えてきました。






 登山道は終わり、「-健康と美容- 飛騨流葉カントリーウォーク」標柱の立つ登山口。右はANTへ、左折して林道ウォークします。
(14:20)

登山口(1240m)から駐車場(740m)までは、切雲林道を5km歩きますが、ほぼ未舗装です。
標高差500mの降りは四輪車なら5分ですが、二足歩行だと1時間以上かかるでしょう。
林道歩きは退屈かと思ってましたが、紅葉シーンが次々変わり飽きません。


 林道が舗装道になり、「神秘の森コース」の登山口に出会いました。『ここですか』工事中ですが、立入禁止ではありません。

 ここから周回すれば、30分くらい時間短縮し、ゲレンデ歩きを少し短縮できました。判明しても、せんないことと諦めます。
(15:30)

 第一駐車場着(15:40)


東海岳行
  “寝室の獣臭” 

 今夏7月上旬、異常に気温湿度の高い日が続いていました。夜、寝室に入った途端、プンッといやな臭いが鼻を通りました。全室でなく一点です。実は、10年前も同じ臭い(登山道で時々出会うアンモニア臭い獣臭)を嗅いでいます。その時は押入れに上がり、天井裏を覗いたのですが、動物は発見できませんでした。

 取りあえず消臭剤を天井裏に並べましが、臭いは完全には消えません。毎日、悩んでいたのですが、1週間近く経ったある日、会社から帰宅するとひよこさんが、『これ押し入れに落ちていた』と紙にくるんだコウモリの死骸を見せてくれました。『でかした!』 それで解決、獣臭は無くなりました。


 しかし、押入れを開けるたび天井裏の覗き穴が見え、ひよこさんが怖がるのでベニア板の蓋をガムテープで固定し穴を塞ぎました。今回もコウモリを確認しようと押入れを開けると‥ガムテープの接着力が落ち、蓋が半開き



 これはいかん。すぐ張り直しましたが、臭いは消えません。山友の野良人さんに元凶のコウモリ退治を相談しました。『バルサン、焚いたら』 なるほど。焚く前に天井裏を下見しなければなりません。怖いしいやですが、係は私しかいません。勇気を出して押入れに上がります。

 蓋を開け、頭を天井裏に入れると真っ暗。懐中電灯で右を照らすと『えっ!』 思いもよらず空っぽのネズミ捕りが見えました。脳みそを少し振る回すと‥『そうか!』 思い出しました。コウモリ事件の数年後、布団に入った途端、天井をタッタッタッと走る小さな足音が聞こえたのです。私の少年時代に時計を戻すと‥

 暮らしていた家はネズミの巣窟でした。兄弟でテレビを見ていたら、突然現れたネズミの親子にビックリ‥固まりました。平然とテレビの前を歩いていき、開いていた押入れに消えました。子供だけだったので、なめられたようです。



 更に夜遅く、天井裏から走り回る足音が聞こえ、父が『今夜はネズミの運動会だな』と諦め顔していた‥走馬燈のように蘇る。私はの耳にネズミの足音の記憶が確実にあり特定できます。そのため翌日、確かにネズミ捕りを天井裏に仕掛けました。

 さて天井裏を覗くシーンに戻る‥懐中電灯を左に振るとネズミ取り粘着シートが置いてあります。カメムシ1匹とゴキブリ1匹がくっついていました。ちょっとショック。さらに明かりを左に振ると‥『ゲゲッ!』 粘着シートに全長20cmのネズミが横たわります。よほど時間経過したのか、腹は裂け内臓は何もありません。

 外側はきちんと残り、まるで標本のようです。口を開け恨めしそうな表情してる。シートを二つ折りにして下で見守るひよこさんに渡しました。『どうするの?』『生ゴミで処分しよう』 暑さと湿気で臭いが、下りてきたのですね。



 消臭剤を天井裏に1本全部噴霧し、大型の消臭ビンも起きました。以来、寝室の獣臭はしません。問題が起きたら、逃げたら行けませんね。立ち向かえば、なんとか解決できます。でも怖かった。今回は、グロイ話しで失礼しました。

2018.1.0.28.(日)15:05