岳行ノート

高畑山〜長峰 773m・500m/三重県亀山市
(溝干山770m・小笹山730m・一里山629m)

2018年12月19日(水)


[鈴鹿センチメンタル] 10年ぶり高畑山へナイフエッジを降る


 東海岳行の引越しイベントが終り、落ち着きが戻りました。季節は冬に変わりましたが、暖冬のようで鈴鹿の積雪は、まだのようです。

 厳冬期にも積雪量の少ない南鈴鹿。そこに歩きたいコースがあります。鈴鹿峠から県境稜線を西に辿り、長峰尾根で戻る周回です。

 稜線には、二つの双耳峰、高畑山溝干山が続きます。高畑山手前の核心部ナイフエッジを越え、還りに長峰尾根を初歩き。


 野良人さんの車で東名阪自動車道亀山ICを下り、国道1号線で鈴鹿峠方面へ走ります。沓掛交差点から下り専用車線を上り1.2km進み側道へ。

 上り専用車線の側道スペースに停めます。教科書は西内正弘著・中日新聞社刊「鈴鹿の山 万能ガイド」です。
<駐車場>
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大きい地図


国道一号線側道駐車地→鈴鹿峠→▲高畑山→▲溝干山→坂下峠→
小笹山→▲一里山→▲長峰側道駐車地

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前8時30分   晴れ
駐車地:午前9時50分   晴れ
標高差:(220m→773m)553m
往:2時間30分(坂下峠まで、小休止含む)
還:3時間00分(ランチタイム除く、道ロス含む)
所要時間:5時間30分


 左の国道一号線(上り)には、ひっきりなしに車が走りますが、側道はゼロ。写真奥(西)へ歩き始めます。
(8:55)

 450mで「片山神社→」道標を右折。350mで鳥居に出会います。右方の坂道を登ると‥

 国道一号線の巨大な高架。階段で潜り抜けます。小広場に出て東海自然歩道を登れば‥


 古い山道に道標を見ます。ここ鈴鹿峠を左折。写真奥へ延びる植林の道を進みます。間もなく‥
(9:20)


 県境稜線の尾根道になりました。良く歩かれ歩きやすい登山道です。コブを二つ越えると‥


 展望地に出ました。北東に右:野登山(ノノボリヤマ)851m、その左の双耳峰が仙ヶ岳961m、左端:綿向山1110m。

展望地の先に「ナイフエッジ」の看板。そして砂質のヤセ尾根に立ちふさがるキレットです。
鋭く切れ込んだ急峻な鞍部を慎重に歩き、山の骨をむき出しにした岩肌を登ります。
(10:20)


 東峰をアップダウンし、西峰の高畑山山頂二等三角点773m。狭いけど遮るモノはなく、四周に眺望が開けています。
(10:45)


 山頂から西へ降ると‥写真中央溝干山北峰と左に本峰、奥は那須ヶ原山800mです。その裏で鈴鹿山脈は収束します。

延びる尾根に快適な縦走路、歩きに迷いはありません。
高畑山から20分ほどで溝干山北峰に着き、そこを左折すれば‥


 程なく溝干山770mです。北峰は好展望でしたが、ここはそれ程でもありません。通過点のような山頂を降ります。
(11:10)


 向こうに見える稜線は、還りの長峰尾根です。降る斜面は、なかなかの急降で一気に120m高度を下げれば‥


 坂下峠。ここの林道を激流が流れたようで無残に荒れ果てている。峠から那須ヶ原山へ向かう県境稜線に入りました。
(11:25)


 急勾配が苦しい。やがて唐木岳の分岐を分けるとジャンクションピークの小笹山730m。左折して東へ辿ります。
(11:45)

地形図を見ると長峰尾根は、アップダウンが結構あります。
このコブを降りた所で風よけランチ。暖かい食事は絶対条件になってきました。
(12:00)〜(12:35)


 北側(左)の斜面が、植林になります。やがて一里山629mの私標、展望はありません。10分ほどで‥
(12:55)

 尾根の分岐。左の幹にピンクテープがあり、左に折れると道ミスでした。20分ロス。ここへ戻り、右方へ。
(13:05)

 教科書は、「長峰尾根を先に歩く方がルートは読みやすい」です。尾根の降りは、たやすくありません。


 もう一箇所尾根分岐で間違えました。ようやく植林に囲まれた長峰500mに到着。来た道を数十m戻ると北側の木に‥
(14:25)


 ピンクと黄のテープ。<←1号線>と書かれ、尾根を外し下山します。植林(右)と雑木林(左)の境界を下降。
(14:30)


 広い尾根を降ると、15分ほどで尾根が狭まり‥

 ゴミだらけの国道1号線下りの高架に出ました。ここを潜ればすぐ‥
(14:50)

 鈴鹿川に出合い渡渉します。国道一号線に登り、注意して横断すれば、すぐ駐車場です。
(15:00)

 
東海岳行
  “巨大万華鏡” 

 「インスタ映え」する所が人気あります。私も驚きの写真を見て、色々な場所に行っています。しかし、テレビ・新聞・雑誌などで紹介された所をいつか行こうとストックしても忘れてしまい在庫が増えるばかり。そこで「インスタ映え」する場所を知ったら即、訪問することにしました。

 第1弾が、今回のガラス美術館です。愛知県西尾市外山町の「三河工芸ガラス美術館」, 我が街、江南市から車で一時間半とそこそこの距離です。美術館に着くと‥『まるで大名屋敷』(下左) 車を中に入れ、裏へ回ると美術館とは思えない。普通の事業所の建物のようです。(下右) 

   

 美術館は2000年、ガラス工芸の魅力を多くの人に伝えたいと脱サラしたガラス工芸家神谷館長が、自宅を改築してオープン。展示の目玉として作ったのが巨大万華鏡です。長7.3m・幅3.1m・高2.55mとスケールは大きい。90cm四方の高級カガミが、54枚使用されています。

 当時、世界最大でギネスブックに認定されました。その万華鏡が18年経った今、大ブレーク! 何があったのか。それまで万華鏡の中では撮影禁止でした。今年1月から撮影を解禁。すると「インスタ映え」するとSNSや口コミで評判が一気に広まり大勢の人が訪れるようになりました。

 

 解禁に合わせ入館料を500円から700円に値上げ。それでも来場者は、4倍になりました。『写真を撮るお客さんの歓声が下まで聞こえてくるんです。やっぱり良かったなあ〜。やりがいになります』と言う神谷館長は、綺麗な写真が撮れるよう開館前に万華鏡の鏡を一生懸命拭きます。

 ひよこさんと受付で入館料を払い2階に上がると中央に万華鏡の入口。横にギネスブックの認定証が掲示されています。2分間のストーリーに合わせ、3基のステンドグラスがモーターで回転。同じ映像は二度と出て来ません。音響効果もあり不思議な世界を体験出来ます。(上)



 この写真の右に出口があり、出て回り込むと「彫刻鏡の部屋 四季」 ドアに入口と書いてありますが、ちょっとわかりにくく危うく見過ごすところでした。四畳半くらいの部屋で天地四周が鏡張りです。日本の四季折々の自然が、美しく幻想的に映り変わります。(上左) 

 他にステンドグラス・水盤・シネアートなど一点もののガラス工芸品が約60点展示されていました。(上右) 3階は「がん・ミュージアム」 モデルガンが200挺あまり、ケースの中で並びます。2階と3階の世界観の違いについていけません。釜揚げうどんの大正庵釜春西尾店に行き、みそやんランチで締めました。

2018.12.24(祝・月・クリスマスイブ)18:10