岳行ノート

                                 
美濃松山 613m/三重県桑名市


2019年3月13日(水)


春寒の山を行く



 春到来! ジオンさんの水曜会からのお誘いを頂きました。山行は、三重・岐阜の県境、養老山地美濃松山で8名パーティです。

 山名は聞いたことがありません。多度山403m北西2.4kmに位置し、三等三角点が設置されています。点名は「多度」でした。

 因みに多度山の三角点点名は、「柚井村」なので、どーゆーこと? 美濃松山の東山麓に養老鉄道美濃松山駅があるので少し納得。


 とジオンさんに教えて頂いたのですが、山頂北西2.7kmに恋姫山694mという魅力的な三角点峰があります。山名で印象が違うので名前は大事ですね。

 東名阪自動車道桑名東ICで下り、北西の多賀大社前まで走りました。そこから多度川右岸を600m遡ると、対岸に駐車場が見えます。

 教科書として、「ジオンの山歩記}さんと「ヤマレコ/zenco」さんのお世話になりました。
<駐車場>
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大きい地図









多度峡駐車場

相場振り跡

多度峡P分岐

鉄塔30

美濃松山

鉄塔29途中
(ランチ)

多度峡P分岐

▲黒石

多度峡天然プール休憩所
みそぎ滝

多度峡駐車場


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点




■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前6時50分   曇り/7℃
駐車地:午前8時15分   雨後、曇り後、晴れ/9℃
標高差:(52m→613m)561m
往:2時間45分(山頂まで、小休止含む)
還:1時間55分(ランチタイム除く)
所要時間:4時間40分






 多度峡天然プール駐車場(夏期だけ500円の有料)に着くと小雨が‥ 8名がカッパを着て歩き出すと晴れてきました。
(8:30)






 駐車場から東へ150m行くと登山口です。では養老山地の南端から山頂を目指しましょう。すぐ防獣網扉を開閉します。







 天候は良くなり雨は降りそうもなく、カッパを脱ぎました。谷沿いの広い道を進むと‥






 5分ほどで尾根に乗り、良く踏まれた登山道を辿ります。先入観念で植林が多いかと思っていたら、周囲は雑木林でした。






 尾根筋を歩くと林道に出て多度山分岐です。多度山は南東1km。すぐ巡視路に入り、北の32鉄塔を目指します。
(10:00)


鉄塔の先に昔の相場振り跡展望地があります。
←米価を知るため桑名からの手旗信号を望遠鏡で受信しました
↑ 展望は、南東に木曽三川 右奥に長良川河口堰
(10:05)

 32鉄塔を潜ると31鉄塔の標札があり
そこへ巡視路を南方に降っていきました。






 谷に着いたら鉄橋から右へ曲折し斜面を登ります。すぐ尾根に乗り、踏み固められた素晴らしい登山道で北上。
(10:25)






 途中、下山で辿る南尾根への分岐を確認、北上を続けるとこのT字分岐。左右どちらも山頂へ行くので右を選択しました。
(10:40)

やがて尾根斜面の30鉄塔出ると、鈴鹿に眺望が開け大スターを眺めます。
鉄塔の股から南西に、右端奥:藤原岳1144m、中央右:竜ヶ岳1099m、中央左:釈迦ヶ岳1092m

左へ雨乞岳1238m、御在所岳1212m、鎌ヶ岳1161m、更に稜線を下がると入道ヶ岳905m。
ここは鈴鹿セブンマウンテン展望地です。私は、七大スターの競演を初めて見ました。
(10:55)






 鉄塔を潜り、尾根道を行くと2コマ前にT字分岐で分かれた左右の道が合流。道標の「石津御嶽→」方向へ進みます。
(11:10)






 斜度の緩い踏まれた登山道を5分ほど辿ると分岐に出合いました。右道でピークを目指します。






 ひと登りすれば美濃松山613m三等三角点山頂です。東側の鹿避けネット越しに眺望が広がります。
(11:20)






 北を見ると中央右、揖斐川に架かる海津橋。右上端で木曽川長良川が合流しています。山頂は風があるので退散。
 

 風除け場所を探し来た道を戻ると29鉄塔への巡視路がありました。そこを入り、ランチします。お食事中、風花が舞い、寒返りになりました。
(11:35)〜(12:20)

動かないと寒いのでちゃっちゃっと切り上げて下山します。








 往きに確認した下山道への分岐です。道標の「多度峡P(近道)→」方向へ右折。
(12:35)






 途中、三角点がある多度山西峰「黒石」328mへ寄り道します。林道歩きが多いと想像していましたが、ほぼ登山道でした。
(13:05)






 地形図にも載らない山ですが、展望地があり、植林も少なく良い周回コースです。登山道(黒石尾根)から林道に降ります。
(13:30)







 右カーブの箇所にこんなお地蔵さんのコンクリ祠がありました。

毎年、7月中旬から8月末まで多度川はプールになります。
泳ぐほど深さはなさそうですが、カルキや消毒剤のない天然プールは親子連れで一杯でしょう。
魚もいるそうでゴーグルは必携です。そう言えば、長男親子がここで遊んだと話していました。
(13:45)




 右岸休憩所の裏に音を立てるみそぎ滝。高さは25m、左上に仏様が祀られています。


 そして多度川の右岸沿いの車道を行けば、お疲れ様、左岸の駐車場です。
(13:55)

 
東海岳行
  “ユキワリイチゲ” 

 甲賀市土山町前野の瀧樹神社(タキ)のユキワリイチゲの見頃情報をネットでチェックできました。前々から花見したかった所です。3/18ひよこさんと車に乗り、新名神高速道路甲賀土山ICで下り、野洲川を渡ります。すぐ左に瀧樹神社の案内板があり左折。鳥居横の駐車場に置車します。しかし、神社名の画数多い!


 鳥居から200mほど南へ歩くと拝殿と本殿に出会います。(下左・中) 創建は皇紀2470年(西暦1811年)で由緒ある神社です。境内から南の野洲川へ下りていくと右に御神木の天狗杉。(右上)  幹周6.82m、直径2.2m、樹高38m、樹齢6〜700年なので室町時代からのご長寿木です。エキスを吸い込みましょう。

 花粉症の方は無謀行為です。その根周りでユキワリイチゲが咲き競います。この花は、神社一帯に咲き絶滅危惧増大種です。

 保護区域にはロープが張られています。ギリの場所で何人ものカメラマンが、しゃがんで一眼カメラを構えていました。



 デジカメの私も一人前に良いアングルを探しましょう。陽光を受け、精一杯に花びらを広げています。

 淡い紫を帯びた白い花びらは、上品に感じられ春を知らせる花です。 これだけ群生していると楽しくなります。スマホで撮って子供達に自慢してやりましょう。お世話されている方々に感謝ですね。イチゲは他にアズマイチゲキクザキイチゲを山で見たことがあります。花と葉で見分けるそうですが私には無理です。

 実は13日前の3月5日にベンケイを登りました。この日と同じ甲賀土山ICを下り、瀧樹神社を知らずに通り過ぎていたのです。



 その時はユキワリイチゲ開花には早すぎたのですが、瀧樹神社の場所を知っていれば、登山と花見を合わせられたのですが‥、

 もうひとつ、新名神高速道路四日市JCT〜亀山西JCTの開通(3/17の16時)に合わせたらもっと楽しかったでしょう。

 愚痴っても時を取り戻すことは出来ません。お花畑は、川と神社に挟まれた抜群のロケーション。そこで素晴らしい群生と出会い、良い早春の良い思い出となりました。

 

2019.03.24(日)23:15