岳行ノート

               いわごもり
岩籠山2 765m/福井県敦賀市


2019年10月15日(火)


インディアン平原は大展望

東方、左端奥:上谷山1197m、中央奥:横山岳1132m、右奥:金糞岳1317m)




 岩籠山は、野坂山・西方ヶ岳と並ぶ、敦賀三山の一つです。10年前、ひよこさんと北の市橋コースから登りました。

 他に西の山コース、東の駄口コースがあります。教科書では駄口コースブナ林が広がるとあるので、そのコースを歩いてみましょう。

 山友の野良人さんと爺愛譲さんをお誘いしました。車をデポして縦走を試みます。お二人とも岩籠山は始めてなので沢道→尾根道と変化を付けましょう。


 山頂下で大岩が点在するインディアン平原の再訪は楽しみです。北陸道敦賀ICで下り、敦賀バイパスを南下します。

 市橋交差点
を右折して北陸本線のガードを潜れば右手に‥ 教科書は、山と渓谷社刊「東海周辺週末の山登りベスト120」です。
<駐車場>
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大きい地図









市橋駐車場


林道終点

夕暮山分岐

▲岩籠山

インディアン高原

ブナ林

ドライブイン
しのはら駐車場



※赤線はGPS軌跡
●は主な分岐点





■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前6時25分   晴れ/15℃
駐車場:午前9時20分   晴れ/18℃
標高差:(100m→765m)665m
往:2時間35分(山頂まで、小休止含む)
還:2時間05分(ランチタイム除く)
所要時間:4時間40分






 20台駐車できる広い駐車場です。簡易トイレ・登山者ポスト・熊出没注意看板が設置されています。林道を右へ歩くと‥
(9:30)






 10数分で林道終点です。道幅が狭まり、シダが出現しました。左に沢音を聞きながら進むと、すぐに‥






 最初の渡渉です。今日は20回ほど転石の渡渉を繰り返します。浅い沢ですが、ローカットでは切ない結果になるでしょう。
(9:50)


小滝も現れ、やがて一番大きなこの滝に出会います。
巻き道が、整備されていて、ありがたいです。
周囲は自然林で気分が良くたどれます。願わくば木漏れ日が欲しい。
(10:00)






 景観にマッチした石積みの堰堤に5基出合います。沢道の斜度は低く、極端な高巻も無く、軽快に登っていけます。
これ5基目(10:30)






 ここまで道で悩んだことはやありませんでした。やがて沢から離れ、急斜面でこのブナの巨木に出会います。程なく‥






 峠のような広場に着きました。夕暮山720mと岩籠山の分岐です。左折して‥
(11:40)
 

尾根の右側を登るとブナ熊笹の道になり視界が開けてきます。
足下には‥


(左)花はあまり開かないオヤマリンドウ (中)小さな秋めっけ、ウリハダカエデの若木 (右)センブリ 

 






  南には高島トレイルの稜線。左:乗鞍岳865m、中:芦原岳840m、右:三国岳876mです。山頂への道を見つけたら‥






 わずかの登りで岩籠山765m三等三角点山頂。展望は360度、言うことなしです。初めてのお二人は感激。
(12:05)






 展望を楽しんだら東へ降ります。ススキの海原を降るとクジラが顔を出しています。インディアン平原のピークに向かいます。


 TOP写真のピークに登り、露岩からの光景です。敦賀市街地と敦賀湾
三方は山に囲まれ、海への眺望は嬉しい。これぞ日本風景。
左は敦賀半島西方ヶ岳764mです。風が冷たいので一枚着て岩陰ランチします。
(12:20)〜(13:10)

 インディアンの頭飾り。


 グローブ。では駄口コースで下山します。








 ススキの道にある分岐標から「駄口方面→」へ急降下。






 鞍部には、ブナの巨木。これがブナ林の入口の目印です。
(13:15)


これは‥素晴らしい!!! 並大抵の規模ではありません。背が高く、林床は整っています。
と言うことは、この辺りの積雪は少ないのでしょうか。登山道は、ブナ林の端をたどります。
新緑期・紅葉期は、幸福感・満足感に浸れそうです。







 ブナ鑑賞は、30分もありました。抜けるとシダ畑で道標に出会い左折します。
(13:45)






 すると大岩の尾根道。急降のロープ場もあります。やがて小広場に右折の道標を見て降れば‥
(14:40)




 ドライブインしのはら前の駐車場に下山。ここの絵地図では登山者の駐車場は、道を挟んだ反対側でした。陳謝。
(14:50)

 デポしてあった車に乗り、市橋駐車場へ5km走ります。
 
 
東海岳行
  “手強い中華そば” 

 30代の頃、名古屋駅前の事務所に移動しました。そこは大きなビル裏の小さなビルですが、困ったことがあります。お昼は、いつも同年代の男3人で近くのレストランでランチをしました。みんな食後の珈琲を取るのでランチ代が1000円前後になります。そのためこの頃は全然貯金できませんでした。

 他の人も同様なことを考えていたようである日『今日は、ちょっと離れてるけど、安くて美味いうどん屋に行こうか。』 当然『御意』 提案したのは、出川哲朗に顔も背格好も似た人でそこは一度行ったことがあるそうです。彼に付いていくのですが、何故かすごく早足。

 JR名古屋駅構内のコンコースを東端の桜通口から西端の太閤通口へ抜けます。そろそろかと思いきや『まだまだ!』 事務所を出てから15分、ようやくうどん屋に着きました。



 歩行距離は、1km以上あったでしょう。お昼休憩は、1時間なので残り30分。小さなお店は、20人で満席。5人くらい並んでいます。『間に合いますかね』『大丈夫』 出川さんの言うとおり、5分も立たずに座れました。

 注文は、ほぼうどんで食べ終わった人は、すぐ席を立って支払いを済ますので回転率はすごく良い。ただ、3人はバラバラの席でした。どんどん来るお客をさばくため、相席に文句を言う人はいません。あらかじめ注文は教えて貰っていたので『並の温かいうどん、温泉卵乗せでお願いします』 

 ひゅ〜、うどんは超特急、数分で届きました。トッピングはネギとタマゴだけ。手打ち麺でコシがあってツルツルです。うどんも汁もチンチンで超熱い。並んでいる人がいるのでモタモタしてられません。ふーふーしてかき込みます。



 料金は格安で確か500円くらい。3人揃ったらピストンで帰ります。当然早足、珈琲タイムはありません。『のんびり食べる店ではないけど、あの価格であの味ならいい店ですね』 節約ランチは魅力的なので、その後、私は週一で『うどんいきましょう』と提案しました。

 3,4通った頃、名駅のコンコースを早足で抜けていると、出川さんが『あの店はうどん屋だけど、メニューの最後に中華そばが載っていた。どんな味か気になるので今日食べてみるわ』 その日はたまたま3人で席に座れました。2人はいつものうどんですぐ来ます。出川さんの中華そばは、中々届きません。

 届いた頃、ちょうど私達が食べ終わり、並んでいる人のため席を立ちました。遅かったのは、多分めったに注文がなく、中華麺を作っていたと思います。大食漢の彼は、いつもうどんを大盛りで頼んでました。中華そばも大漏りの発注です。



 外で待てど中々出てこない。いい加減時間が経ったころ『ごめん、ごめん』と汗ダクダクで店から出て来ました。出川さんは、汗を拭きながら話します。中華そばの麺は、どんぶりスレスレまで入っていました。『汁はうどんとおんなじで麺が細いだけ』 

 私達が席を立ったので懸命に食べます。しかし熱いので中々減らない。モタモタしてるとどんぶりに浮かんだ麺は汁をドンドン吸い込む。すると食う量が増える。太くなった麺はベチャベチャで食べても食べても減らない。『大盛りは失敗だった』(2人笑) 彼はパンパンに膨らんだ腹を重そうにコンコースを歩きました。

 それ以降もそのうどん屋へは何回も行きましたが、誰も中華そばは注文しませんでした。

2019.10.20(日)23:15