岳行ノート

信州飯田街道(中馬街道) 411m/愛知県瀬戸市


2019年11月14日(金)


中馬街道の秋


 文化庁が10/29、「歴史の道百選」「信州飯田街道」を選定しました。愛知県では、「本坂通」(豊橋市・豊川市)に次ぎ2ヶ所目です。(下:記事の地図)

 中馬街道とも呼ばれ、江戸時代の中山道の脇街道で松本~東濃~瀬戸~名古屋を結び、物資輸送の大動脈でした。歩いてみましょう。

 東海環状道せと品野ICから国道363号線を東へ1km。上品野交差点を右折して東へ1.4kmはすると‥
<駐車地>
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大きい地図


 東海自然歩道駐車地→坂瀬坂(サガセ)→P441m→中馬街道大看板→街道入口→
東海自然歩道分岐→神社→東海自然歩道駐車地

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前7時20分   晴れ/9℃
駐車場:午前8時50分   晴れ/12℃
標高差:(250m→480m)130m
往:2時間10分(中馬街道大看板まで、小休止含)
還:1時間25分(ランチタイム除く)
所要時間:3時間35分

 左の岩巣山から来た東海自然歩道の駐車地に置車しました。300mほど西へ歩くと‥     (12:25)

 東海自然歩道が立ち、道標「白岩バス停→」から北の谷へ降ります。







 そしてこの木橋を渡りますが、右奥で大雨で歩道がボコンと陥没。迂回路は、竹林の中です。白岩町集落を抜け‥




 国道363号線を西進します。白岩口バス停の50m先が、新聞絵地図の坂瀬坂らしき所です。国道を渡り北へ。
(12:50)

 奥に建つ民家裏の階段から、森へ入りましたが、これで良いのかと半信半疑。

 すると笹分けの細い道が続いています。往時の坂瀬坂は、急勾配の難所で蛇行道が今も残ります。

 道の横に「坂瀬大阪」の私標があり、この道が信州飯田街道で違いないようです。


見上げれば街道にも秋の装飾が。街道は、物資輸送の大動脈として利用されました。
 塩・海産物・陶磁器や農産物・林産物が運ばれています。
ネットでルートズを探しましたが、、、結局、新聞のラフな地図だけです。






 南から来た東海自然歩道に合流。100m程歩いてこの分岐点で分かれます。左折して中馬街道へ。

 還りは、ここで左へ行く東海自然歩道で降る予定です。
(13:15)







 分岐点から道は、突然街道らしく広くなりました。緩い勾配で15分ほど歩くと竹林です。


 竹林を抜けると泥濘の道になりました。道の横には大きな沼地が広がります。
中々変化のあるルートです。 






 途中、左に目立つ赤テープ。つられて北へ少し登れば、細紐が巻かれた地形図の441mピークです。展望はありません。
(13:50)






 街道に戻り、腹が減りました。上手い具合にベンチがあったのでここで遅いランチにします。
(14:20)~(14:30)







 満たされて歩き出すと、このY字分岐。私標に従って右折すれば、事なきを得ます。国道の音が聞こえ‥






 テープの指示で降れば、国道363号線で県境の土岐市側。記事の絵地図では、街道が続きますが、入口不明で国道を降ります。
(14:35)

東へ150m進むと「中馬街道」の大看板。「歴史の道百選」になる前に設置されています。

街道が、国道に吸収され一部残った場所に土岐市が記念碑を作ったのでしょうか。
この地では窯業が盛んです。美濃焼の輸送を現代の運送業である中馬の人々が、街道を利用しました。







 更に国道を降り、絵地図の雨沢峠辺り。特に道標はありません。農道に立つと向こうから荷車を押すおじさんが来ました。
(14:40)

 中馬街道を尋ねると親切に南方の街道入口まで案内してくれます。緑のネットを潜ると‥    (14:50)

 広い道の傍らに石祠。先にしめ縄が道の上に張られています。少しの笹藪を抜けると‥







 とんでもない倒木で、迂回は大変そう。『どうしよう‥』 よく見ると潜られるよう枝がカットされていました。






 右上へテープを辿ると下に国道が見えます。急ですが、降りれないことはありません。そこは、県境の瀬戸市側でした。
(14:55)






 歩いてきた街道に戻り、6コマ目の分岐点へ。そこを左折して東海自然歩道を降ります。ベンチの休憩所を過ぎ‥
(15:30)


途中、八王子社に立ち寄りました。
ここから国道363号線へ降り、白岩町集落で犬に吠えられ駐車地に歩きます。
(15:40)






 集落で見たいとも鮮やかな紅葉。低木ですが何の木でしょう。陥没地を迂回し駐車場に戻り、歴史の道探索は終りました。
(16:00)
 
 
東海岳行
  “ファシアを緩める” 

 23歳の時、渋滞で停車してたら追突されむち打ちになりました。以後10年以上に渡り、運動し過ぎたり、疲れすぎると何かと首が痛くなります。あちこちの接骨院・整体・針灸など通いましたが、結局はその場しのぎです。勤め先の人から岐阜の整体院を紹介され、試しに行ってみると施術後、とても調子が良い。

 そこで痛くなるたび通ったのですが、一生モノと思っていたのに3年で完治しました。整体師は中国で勉強し、借家を借りてご夫婦で開院したとのこと。治療は、まず全身を温める装置に10分ほど入ります。そして首が痛いのに足腰から上にと筋肉をほぐしていきます。肩甲骨の周囲は、入念に肘を立ててグリグリする。

 首が痛いのに何で遠い箇所から治療するのか尋ねると『全身で首の痛みを支えているので、そこからほぐすのですよ。特に肩甲骨周りは、骨に筋肉がくっついているので離します』 骨に筋肉がっくっつく?? 



 意味が分かりません。しかし、こっちは治そうと必死ですからおまかせします。施術が済んで身体が軽くなり帰るとき、周りが明るく色が鮮やかに見えるので、『あ~脳に新しい血が巡っているんだ』と思いました。

 家へと車を走らせると猛烈な睡魔が襲って来ます。車を停め、しばし眠ったものです。腕の良いことが評判を呼び千客万来。今では治療室のある立派な家を建てられました。さて先日NHKテレビで「ファシア」を主題にした番組を見ました。

 聞き慣れない言葉ですが、筋肉をとりまく筋膜をはじめ、臓器や骨、血管を包む膜のことでした。癒着せずにスムーズに動くのが理想ですが、そうなると身体の動きは悪くなり、姿勢にも影響が出ます。スペシャリストでゴッドハンドの教授が、出演者の肩甲骨周りを揉むと悲鳴が上がりました。



 しかし、治療後は腕の上げ下げが楽になったり、ぽっこりおなかがへっこみ猫背が改善されます。見ていて首の痛みを治療してくれた整体師の言っていたことを思い出しました。

 『骨に筋肉がくっついている』とはこのことだったのですね。私が聞いたのは、40年前のことですが、そのことの知識があった整体師はすごい。というか、さすが中国3000年の歴史! 

 因みに今、その整体院に電話で予約をお願いすると半年待ちと言われました。固定客半端ないです。

2019.11.25(月)23:55