岳行ノート

湯ヶ峰 1067m/岐阜県下呂市


2019年12月9日(月)


笹の海



 湯ヶ峰は、およそ10万年前に噴火した火山で、地下のマグマが下呂温泉の熱源になっています。1回の噴火で溶岩ドームの山体が形成されました。

 その後、南西斜面が大崩壊し、湯ヶ峰崩れと呼ばれます。そのため、下呂市から湯ヶ峰の同定は容易です。

 東海岳行
を始める前ですが、ひよこさんと山頂直下の湯ヶ峰登山口から30分で登頂できるお気軽登山をしました。


 教科書に下からキチンと登るルートを見つけたのでそれを辿ってみます。

 国道41号線を下呂へ北上、喫茶店松葉を右折します。川沿いを走り、ふるさと農道で橋を渡り、林道へ入り。地図を確認して駐車地へ。

 教科書は、風媒社刊「岐阜の山旅/飛騨」です。参考書として「」のお世話になりました。
<駐車地>
ドラッグスクロールで移動

大きい地図


 林道駐車地→林道終点/3ヶ所→P1000m→湯壺→湯ヶ峰登山口→
▲湯ヶ峰
→遊歩道終点→林道駐車地

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江南発:午前7時10分   曇り/5℃
駐車地:午前9時30分   曇り/3℃
標高差:
(580m→1067m)487m
往:2時間40分(山頂まで、小休止含)
還:1時間20分(ランチタイム無し)
所要時間:4時間00分






 ヘアピンカーブのスペースに置車。左端の林道は進入禁止。中央のミラー右上の赤布から入山します。
(9:55)






 薄い踏み跡にピンクテープ。すぐ道がハッキリして南から来た林道終点に出合います。これは振り返った写真です。
(10:05)







 「熊出没注意」などの看板が立つので登山道であることは間違いありません。笹刈りはされていません。


しばらく急登をこなすと、標高780m辺りで北の展望地がありました。
右ピ−クは、下呂御前山1412mです。








 尾根右奥からやってきた林道の終点に出合い、左の登山道を登ります。
(10:50)







 次の急登は、この区間だけ厳しく5分ほどです。登り切ると‥






 大崩壊地に出ました。下呂市から見える湯ヶ峰崩れです。
(11:00)







 大崩壊地の縁を左カーブして辿ると‥コケ丸登場! ここまでコーティングするにはどれほど時間をかけたでしょうね。

南から尾根へ上ってきた林道。三つ目の林道終点です。
下山でこの林道を辿るとは、このとき想像出来ませんでした。
(11:20)

 すぐに笹が支配する急勾配。あなどるな笹の伸びと孫の成長。ガンバッテ登れば‥

 1000mピークです。この道は、湯ヶ峰ハイキングコースの名があったのですね。        (11:45)






 やがて笹がなくなり、遊歩道に出合うとそこが、湯の平湯壺跡)です。山頂は溶岩ドームなので湯が噴出できるのか?
(12:00)







 湯壺に来ている遊歩道で北へ歩きます。北東に寺田小屋山1505m、左は下呂御前山1412mです。






 やがて私とひよこさんが、東海岳校開校前に湯ヶ峰を登った懐かしの登山口です。左に駐車場があり、少し記憶が蘇りました。
(12:20)






 遊歩道を戻ると「湯ヶ峰ハイキングコース→」「山頂まであと10分」の案内板。最近、笹刈りをした道を登ります。
(12:25)

 そして湯ヶ峰山頂1067m。記憶にある地元小川会のプレハブ小屋、戸を開けると整理整頓されていました。                 (12:35)〜(13:15)

 南隅にある三等三角点から道が、西に降っています。そのまま行くと湯ヶ峰崩れの縁に出ますが? 単独なので挑戦はしません。


気温は低いのですが、風はなくベンチで展望ランチします。山頂から西は下呂温泉の街。

左は、10月の東海岳校「下呂山キャンペーン」で登頂した八尾山1101m。
右奥が梁谷山1214m。白山は雲で見えません。








 山頂南端から下山します。この道も笹刈り済です。地元の小川会さんに感謝。







 湯壺に降りたら遊歩道を250m南下して終点です。写真右端に登山道があったので入ります。なかったらUターンでした。
(13:25)

 トラバースする道で1000mピークを迂回する魂胆です。やがて道が消えました。この斜面なら歩けます。下に地図にない林道が見えました。

 林道が終点になったらまた斜面を辿る。すると再び林道が目に入り、降りて歩きます。ここまで尾根を2回超えましたが、往きの尾根ではありません。





 ようやく見覚えのあるこの林道終点です。往きの道で下山したら30分、迂回路は35分でした。登ってきた尾根道を降ります。
(13:55)

 駐車地着
(14:35)
 
 
東海岳行
  “GPS不調” 

 湯ヶ峰を登山しているとき、湯壺跡に着きGPSガーミンに位置を登録しました。すると「電池残量低下」の表示が出ています。電池容量は4本棒で表され、1本しか点灯していません。こうなっても30分くらいは働きます。予備の乾電池2本に交換したらそれも「電池残量低下」で1本棒表示です。

 『しまった。前に電池が切れかかり交換したけど、その電池を新品と入れ替えるの忘れてた!』  間違いは、「ふるさと」です。誰にでもある。切れかかりの電池4本では、ガーミンが1時間程度しか利用出来ません。

 取りあえず山頂までの軌跡が欲しいので使用電池の設定を「乾電池」から「充電池」に切り替えました。こうすると電圧が下がった状態でも使用でき利用時間が多少延びます。登山を続けると、とうとう山頂から降りるとき、で電池が空っぽになり交換しました。



 ケイタイの山ナビ・アプリを立ち上げてみます。ガーミンの予備として用意してあるのですが、、、現在地湯ヶ峰山頂が表示されません。『おかしいなあ?』 実はケイタイには、他に2種類の山ナビ・アプリが入っています。また最初からケイタイにある「マップ」機能でも等高線が出るので現在地は確認可能です。

 ところがこのような状況になることなど今までなかったので、それらの方法を現地では思い浮かびませんでした。そこでケイタイが当てにならないのでガーミンをOFFにして必要なときだけONします。計算上20〜30回は、利用できるはずです。現在地さえ分かれば地形図を持っているので山歩きできます。

 そうして今回は下山できましたが、自慢できることではありません。帰宅してケイタイのGPSが機能しなかったことを調べます。ある山ナビ・アプリを立ち上げると、いきなり「GPSがOFFになっています」と表示されました。GPSっていつもONじゃないの? 



 だいいちケイタイのGPSをOFFにしたことないし、その操作場所さえ分かりません。ひょっとしたらと「マップ」を開くと自宅を示しません。頭をかかえますが、挑戦しなければ直らない。ケイタイの「設定」を押すと項目がズラリと並んでいます。関係ありそうなのは「ユーザー設定」「位置情報」なのか。

 それを開くと、一番上のボタンがOFFになっていました。『これか!』  ONにすると全ての機能が清浄になりました。またひとつ勉強。友人のお見舞い旅で宇都宮市に行ったとき、ホテルへ行くため「マップ」を利用しました。

 そのあと、画面を消したのですが、それでGPSがOFFになったのか? 謎は残りましたが、まず予備の電池は交換しましょう。

2019.12.23(月)22:00