岳行ノート

金山イクササイズ 280m/岐阜県可児市


2019年12月20日(金)


山頂から北の展望

(木曽川の兼山ダム、左端は納古山633m)



 可児市の飛び地、兼山(カネヤマ)には、美濃金山城址280mがあります。町名の兼山は、350年前に金山からの改名です。

 明治18年竣工の小学校校舎を利用した歴史民俗資料館が、昨年6月リニューアル。戦国山城ミュージアムとして生まれ変わりました。

 場所は、金山城址の麓です。可児市には城跡9ヶ所・砦跡1ヶ所あります。金山城址は、唯一国史跡で中心的な存在です。


 戦国山城ミュージアム
では、甲冑が貸し出しされ、着用したまま城址を周回できます。武将コスプレを独りでは恥ずかく、野良人さんをお誘いました

 可児市木曽川左岸の県道381号線を走ります。下渡端南交差点を右へクランクして可児市観光交流館に駐車しました。

 教科書は、可児市公式HP「戦国山城ミュージアム」です。参考書は、そこから「金山城周辺地図」をプリントしました。
<駐車場>
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大きい地図


 可児市観光交流館前駐車場→登山口→▲金山(城跡)→金刀比良神社→駐車場

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点


■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江南発:午前8時20分   晴れ/8℃
駐車地:午前9時40分   晴れ/8℃
標高差:
(100m→280m)180m
往:1時間05分(山頂まで、小休止含)
還:0時間30分(山頂休憩除く、ランチ無し)
所要時間:1時間35分






 甲冑を着るのに1人25分かかりました。『いざまいろう』 南西へ150m歩き、最初の信号下渡端南交差点を左折。
(10:35)






 道案内はキチンとあります。野良人殿は、刀(2kg)の負荷。それがしは、カメラ・GPS・ケイタイ・お茶をポーチに。






 舗装道を進むと登山口です。階段を登って左折。桧の道出丸を目指します。
(10:45)







 以前、金山古城山と呼ばれていました。道は遊歩道です。されど甲冑は12kgありますが、重さは苦になりません。 






 やがて出丸に出ると下に蘭丸ふるさとに森、中央左が駐車場です。すると野良人殿が、『おぬし、待たれよ』
(11:00)

厠に行きたいと申されます。うまいことに出丸にありました。
甲冑着用は、殆ど係りの人にお任せでした。脱ぐのは難儀です。『面目ない。あ、やばいでごじゃる』
時間は掛かりましたが脱げました。『しばし、ごめん』 その間、南東の物見台へ行ってみます。

北西の展望、左端;西山340m、鳩吹山314mが並び、中央右は各務原アルプス明王山358m。
中央の可児市街地に木曽川今渡ダムが望めます。
大物をやっつけた野良人殿が、スッキリ顔で出てきました。ところが‥







 甲冑は着る方が、遙かに難儀です。独りでは絶対着られません。『かたじけのうござる』 20分間の休憩でした。
(11:25)





 登ると自然石を組んだ野面積の石垣です。戦の後、再び城が築かれないよう金山城破城されました。

 一番上と角が崩され、破城の痕跡です。




 山は、江戸時代は尾張藩お留山、明治は御料林、昭和20年に国有林。昭和28年ようやく払い下げられました。

 石碑は払い下げ記念碑です。幸か不幸か、長年にわたり山が利用されず、城跡の遺構が残りました。






  三の丸広場を過ぎ、大手枡形の正方形平地へ。ここの大手門城門は、犬山市瑞泉寺の表門・裏門と言われます。


ルートには、急登がなく『苦しうない』 使い方が違う?
鎧の金属がカチャカチャ鳴ります。これでは密かな進軍って出来なかったのでは。
そして二の丸広場には‥







 天守台西南隅石。角石を交互に組合わせた堅固な算木積です。金山城は、元の名は鳥峰城






 そして広い金山城本丸山頂280m。破城で出た部材は木曽川を下り、犬山城建築の材料になったと言われています。
(11:40)


一年前に美濃金山イクササイズを知ったのですが、ようやく念願叶いました。
『余は満足じゃ!』 野良人殿は様になっています。このコスプレは楽しいでごじゃる。
展望がいいのでテンッションの目盛りはマックス。『下山いたすか』『御意』







 山頂東の本丸虎口から降ります。現在も発掘中で、滋賀県の教授を中心にあと13年続くそうです。
(12:00)







 自然岩盤を利用した石垣。この場所には、雨水を溜める集水桝もありました。 


搦手道(カラメテ)で降っていきます。しばらく丸太階段です。
気温は10℃以下でしたが、半袖の肌着に長袖シャツだけでも汗をかきました。







 米蔵跡の広地を過ぎれば麓は近い。そこで小さな金刀比羅神社に出会いました。ストックは、持ってきただけで未使用。
(12:25)




 集落内をミュージアムへ5分ほど歩きます。しっかり汗をかきました。『大儀であった』
駐車場着(12:30)

 タイムスリップを終えたら、すっかり空腹。ランチは、新・丸山ダムカレーを食べに行きます。

 八百津町ナンテン、料金は982円(ダムの高さ98.2m)に因む。ダム堤体は白飯250g、緑のダム湖はホウレンソウ、流木はゴボウ‥

 大岩は唐揚げです。ダムのちくわを抜くと放流〜 ランチを楽しんだ後、野良人殿が、丸山ダムに行きたいと所望されたので寄り道しました。
 
 
東海岳行
  “イクササイズ” 

 昨年2018年6月、可児市に戦国山城ミュージアムがオープンしました。甲冑をレンタルしていて武将気分で美濃金山城跡へ登城できます。これを戦と運動を掛け合わせたイクササイズとネーミングしました。
知識は「水」だ。独占してはいけない。野良人さんをお誘いし出かけました。


<可児市観光交流館>

<選ぶ>

<まず脛当てから>

 戦国山城ミュージアムは、可児市観光交流館の隣にあり、駐車場は交流館前です。(上左) 甲冑は10体あり、(上中)プラスチック製と思っていたら金属製の本格的なもので鹿児島の甲冑工房で作られました。映画・舞台・テレビなど殆どがそこで作っています。1体20万円前後から上は100万円までとピンキリ。


イクササイズ体験は 期間限定:10月〜6月 (月・祝・年末年始休館)

 暑い日、雨の日など中止になる場合があります。(甲冑着付だけは年中可能) 暑いと熱中症が怖いですね。甲冑を着て運転は出来ません。ガイドは別注です。

約:1週間前までに電話

■イクササイズ体験申込書を記入 (現地で記入:住所氏名電話)

■受付時間/10h〜12h 13h〜15h 貸出は2時間です。


<袖を着用>

<紙帽子をかぶる>

<兜を固定>

■料金:2500円/大人1人 

 意外と高いと思いました。利用後、付属の布部分が汗まみれになり、それを手作業で甲冑から外しクリーニングに出します。市から補助金1000円が出てこの料金なので安いのかも。

■仕様 甲冑重さ:12kg  刀の重さ:2kg  サイズ:身長150cm〜180cm(男女兼用)
   (胴回り100cm以上の場合は別の物になります。子供用もあり)

臑当(すねあて)、佩盾(はいだて/股と膝を覆う)、草摺(くさずり/腰を保護)、そして袖・胴・兜(紙帽子を先にかぶる)・頬当を着用しを持てば、完璧に武将気分。(右上)

 甲冑の着付けは、30分ほどかかりますが、係りの方が手伝ってくれます。ていうか殆ど係りの方にお任せです。


<記念撮影>

<いざ、まいろう>

<えい・えい・おー>

 まず刀、槍、火縄銃などを持ち館内で記念撮影しましょう。(上左) イクササイズでは、のみ持ち出し可能です。無料ロッカーがあるので身軽に行きます。靴ですが、私達はローカットの登山靴にしました。持ち物は、カメラ・GPSガーミン・ケイタイ・ミニボトルをポーチに入れ肩にかけます。

■周回のコースタイム ミュージアム→山頂本丸跡/45分 山頂本丸跡→ミュージアム/30分
 コース案内図は、館内に用意されています。お勧めは反時計回り。トイレは、往きのコース中に2ヶ所あります。

戦国山城ミュージアム
 アクセス

住所:〒505-0130 岐阜県可児市兼山674-1 ・電話番号:0574-59-2288

 甲冑の着付けは、全国に色々ありますが、着用して歩けるのは珍しい。そのため遠く北海道からわざわざ来られた方も。家族9人で来られた熱中ファミリーもみえます。

2019.12.29(日)22:20