岳行ノート

高室山 818m/滋賀県加賀町

2006.10.14(土)江南6時00分発 
     曇り時々晴れ  18℃ 
往路:2時間30分(小休止含)
復路:3時間20分(小休止含)

 ◆つねろーさんの「ふみあとnet」が10/15で終了されます。日々の更新、長い間ご苦労様でした。ほんとうにお世話になりました。

 先週は、二人でツアーに行きレポはお休みです。そのときの模様を道草に先書きさせていただきました。

 10月始めての山は鈴鹿です。展望が良く人気の山ですが、若干心配事があります。それはヒルです。朝方はもう20℃を切っているので大丈夫だと思いますが‥。

 教科書は、中日新聞社刊 西内正弘著「鈴鹿の山 万能ガイド」です。
駐車場周辺図


ススキの風が汗を抜く山頂





鞍部

林道分岐

高室山

丸山

つかって舎

神社



※色線は実測ではありません。
■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」

 


 娘が公園のイベントでちびっちょと似顔絵を書いてもらいました。二顔30分4000円です。生き生きとした表情、立体感、そして明るい色彩がいい。

『うまいもんだ。』飾ると部屋が明るくなります。

 眺めている私にひよこさんが話しかけてきた。
『遺影に描いてもらったら』
『ほーだな、ついでに時世の句も添え‥こら! まだ早いわ』
 さて多賀神社から佐目に向かいます。静かな山合いです。地元のおばあさん達に訪ねると『あれが高室山だよ。』でも頂上は、奥で見えません。
 佐目トンネル手前の広い駐車場に着きました。綺麗なWCもあります。タイヤが白い?
 階段を上り左の森へ入ります。
(8:05)
  
 すぐ十二相神社からの合流地点を右折。気温は18度ですが湿度があります。ヒル避けに念のためスパッツを付け、塩水スプレーを足元に吹き付けました。
 杉林の山腹道は薄暗い。また立ち止まるとヒルに取り付かれそうで足踏み撮影でボケています。
 崩壊地があり、私が足場を固めながら行くと目覚めたヒルが出てきました。危険と恐怖でひよこさんには最悪事態です。

ガイドブックは尾根道を進みますが、山腹道がはっきりしていたのでそちらを行きます。
ところが選択ミスで崩壊箇所が多く難渋しました。やっと尾根鞍部に着き、朝通った佐目を覗きます。
足元をチェックしたらひよこさんのスパッツに一匹這っていました。『もう!』
 やがて尾根道は、石灰岩が多くなります。そして二次林が広がり良い気分。予報では晴天だけど台風のせいか曇りなのが残念です。

 「←高室山30分」の案内板を見て地道の林道に出ます。ガイドブックにある杉並木に沿って頂上に向かいました。(誤記で桧並木)
(10:05)
 山頂へは掲載地図のように一旦回り込みます。テープと営林組合の杭を目印に右へ斜面を登り、すすき海洋に突入!こんな具合でも山頂は好展望?

しかし、すすきは下がり文句なしの360度大展望です。
北に「霊仙山」「鍋尻山」が望めます。
期待していた琵琶湖方面は霞んでいました。

 原石山の採石地を下に見ながらランチタイムにします。
そこは地図にも「せっかい」と記載されていて搬送するダンプがミニカーです。
(前のオレンジ色は、手製山名板)
(10:35)〜(11:40)

左:ヨメナ    中:ナギナタコウジュ(薙刀香需)   右:リュウノウギク(竜脳菊)
 下山は、磁石を見てエイヤで海洋に飛び込みます。何処でも降りられると高をくくったらイバラやつるが隠れていました。『テープ、テープはどこじゃ』 
 林道に降りそこを進めば三叉路に出ます。左折して写真を撮りながら10分ほど歩きました。
(12:20)
左:ガマズミ  中:猪がいるようです。道脇にも掘った跡あり。 右:子供のとき風船にしたホウズキ
 ガイドブックどおり青テープが枝にありました。「丸山」の登山口です。植林の緩斜面を直登します。
(12:30)
 山名表示はないけど石灰岩が集まる高所が「丸山」頂上でしょう。杭と赤テープがあります。以前、日本庭園風と書かれていた展望はもう望めません。
(10:40)
 写真を撮り、北西に降ります。これは鹿の食害防止のテープでしょうか。やがて鉄塔が見えてきます。

その鉄塔付近からは、南後谷の上組集落が望めました。
(13:05)

左:スギヒラタケ(杉平茸)  中:シロマツタケモドキ(白松茸もどき)  右:アキチョウジ(秋丁子)

「丸山」の植林地が終わり、素晴らしい二次林に入ります。
かえでも多く見られ紅葉期に当たった人が羨ましい。

おっと、こちらのルートにも彼らはいました。
すれ違った地元の人が、以前はいなかったと言われます。やれやれ。
 小さな谷を降りると配水地の施設があります。そして休憩所の「つかって舎」で一息入れました。
(13:50)
 
 靴下まで脱いでチェック&チェック。どこに潜んでいたのか一匹お出まし‥やれやれ。でも二人とも実害はありませんでした。
 集落の神社、お寺、蔵、廃屋など眺め、のんびりウォーキング。この地区には、番犬がいないようで吠えられることもありません。

 頭上に変わった架けものがあるので地図を見ると点線で表示してあります。何でしょう?

佐目集落に着き、十二相神社に寄りました。神木の4本杉は、高さ太さとも見事です。
落ち葉を掃いていた方に伺うと幹周7m近くあると言われます。
あの架けものを尋ねると『採石場から工場へのベルトコンベアで今は未使用』と教えて頂きました。

左手から神社裏に上って行けば、すぐ駐車場に帰着です。
その前の国道306号線は、ベルトコンベアに替わったダンプが連なります。
高速で石灰石をピストン輸送中。静かだった朝とは異なる風景に驚かされました。
どおりでタイヤが白くなるわけだ。(15:00)



 
  北海道(道東)ツアー

知床連山を背景に世界自然遺産を辿る

10/4から北海道に行きました。
千歳空港から層雲峡・網走・知床・阿寒・釧路と道東エリアを4日間の周遊です。
ひよこさんのでっかいどうの自然を感じたいという希望は叶えられたでしょうか。

印象に残ったところをアルバムにしてみました。


@博物館 網走監獄

 網走番街地でおなじみの施設が移設され見学できます。ここにいた囚人たちが、明治初期の開拓期に道路を作りました。過酷な作業で1100人以上が携わり、生き残ったのは16人です。
庭にいた蝦夷リス
小さくて可愛い。
 けど、すばしっこくて撮るのに
一定の距離までしか近づけません。

A遠音別川(オンネベツ)のマス遡上見学場

 知床半島の根元近くでオホーツク海に注ぐ川です。『いるかな?』と半信半疑でしたが、
40cm以上もある大物が
傷だらけで上るのは感動的です。

大きなマスがあちこちに
500m先の海から泳いで来たところです。
水深も浅く川幅も狭いので
これなら手掴み出来ます。

B知床五湖の一湖

 川が無く湧き水の湖です。原始の森に
木道の遊歩道が巡っています。
大勢の観光客で狭い道は渋滞気味。
あいにく曇り空でしたが、紅葉も楽しめました。

遊歩道から2mの近さにいた蝦夷鹿の雌
 バスで来る途中、自動車道の脇に
鹿を20頭ほど見ました。
また湖の周辺は、ヒグマ
出没地域で木に爪の跡が‥。

C知床岬クルーズでカムイワッカの滝

 この滝は、硫黄分が含まれているので
落ちた付近の海水はエメラルドグリーンです。
この知床を巡る観光船は、
冬期は流氷船に変わります。

船の近くまで来て跳ぶカモメ

 餌をねだって併飛し、手を上げると
触れんばかりの近さに降りてきます。
ジョナサンと眼が合う。
『何だ何もないのか!』と眼が怒っていた。

知床峠
から日本百名山「羅臼岳」1661m

知床連山の最高峰で知床富士の名もあります。
以前1660mだったのですが、標高変化で1991年に1m標高アップしました。
1994年9月に皇太子殿下と雅子様が、ご一緒に登られたことでも有名です。
D標津町(シベツ)の標津川の水揚げ

サーモン科学館裏の橋上から見えました。
根室海峡から来たを百m近い川幅に
ヤナを仕掛け遡上を止めます。
川べりでどんどんすくい、並んで待つ
専用トラックに落とす流れ作業です。

信じられないほどのの大群が川幅一杯
 人工孵化の技術が発達し、100年前と
比較しても3〜4倍の水揚げ量あります。
お陰で美味しいイクラやサーモンが、
安価に食べられるというわけです。

E活火山の硫黄山512m

 一帯が硫黄の匂いに包まれています。
噴気孔まで行くことが可能です。
アイヌ衣装を着た別の団体ご一行様をパチリ。

摩周湖から硫黄山への途中キタキツネ様

ご夫婦で道路を渡るところを撮影しました。
硫黄山は昔、鉱山があり囚人が劣悪な環境で
働かされ、よく眼病を患ったそうです。

Fラムサール条約登録地釧路湿原

 雨と風で誰も歩かないので二人が独占。山カッパが役立つ。ガイドさんに興味深い話を沢山してくれます。周回後、私に『旦那さん、40代だと思っていました。』と言われました。とてもいい人だ。

牧草畑に丹頂ツル

 湿原まで果てしない直線道路を走ります。両側に牧場・畑が続き、そこでツルを10羽ほど見ることができました。蝦夷鹿のファミリーや乳牛の群れ、馬の群れもいたけど人類がいない。

釧路駅前の和商市場で食べた勝手丼

勝手丼は、ご飯を買いその上に好きなネタを乗せます。私たちは刺身で食べました。
トロ、イクラ、ウニ、ホタテ、サンマなど矢部商店のおばあさんが『もお、いいんじゃない。』
と言うほど盛り付けます。二人分4000円也の少し贅沢ランチです。

この後、風雨の中を釧路空港からセントレアへ飛びます。
着陸するとすごい強風でパイロットの腕が良かったのがラッキーでした。
ひよこさんは『でっかくて大きくて広くて新鮮だった。』との感想‥言葉がかぶってる。
市場内でお土産に買ったししゃもを帰宅してから家族で食べました。
‥もうありません。

また行く機会があれば、今度はレンタカーで気まま旅行をしようかな‥。