岳行ノート
         しらくさ
白草山3  1641m/岐阜県下呂市

2025年10月23日(木)


御嶽山





 昨年6月にNHK「ウイークエンド中部/ゆる山へGO!」で下呂の白草山が紹介されました。久しぶりに登ろうかと思ってから1年半。

 猛暑が過ぎ良い季節になり、ゆる山?へ参りましょう。御嶽山の迫力ある眺めが満喫できる好天日に行きます。


 黒谷林道のコースは、2度目です。保存した画像を見返すと、林道ゲートの絵図では、到達タイム1時間50分(標高差660m)…無理です。

 R257を走り、下呂市の宮地交差点を北上。乗政大滝Pを過ぎ、さらに舗装道を進むと…
駐車地
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大きい地図

林道駐車地→登山口→三つ岩→▲白草林道駐車地

※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

江南発:午前5時55分 晴れ/13℃
駐車地:午前8時25分 晴れ/9℃
高低差:671m(970m→1641m)
往:3時間30分(山頂まで、小休止含む)
還:2時間40分(ランチタイム除く)
所要時間:6時間10分


 黒谷林道入口手前100mの路肩に駐車します。標高は1000m近く気温9℃。登山シャツを羽織り、北東に歩くと…
(8:50)


 交差点に白草山の登山絵図。営林署の黒谷林道に入り、すぐ右のゲートを抜け、ザレ場の道を歩きます。

高森山1592mの中腹を巻きながら、1.7kmの長い林道を歩きます。
ビルのような岩壁が現われると岩頭に紅葉の髪飾り。そして…


 ゲートから標高は250m上がり、1130mの林道終点登山口です。(右奥) 木橋を渡ると…
(9:35)


 谷沿いの登山道を200m辿ると、右斜面に移ります。


 斜行を繰り返し高度を上げます。「白草山登山道路/山頂まで2.2km」この標識は、1230mで御在所岳より高い。


 ヒノキ植林の急斜面を登ると、尾根出合1420mの笹わけ道に出ます。左折しますが、右に尾根展望地があり…
(10:55)


 麓の乗政地区白草山を源流とする乗政川が流れています。中央2列目のピークは、吐月峰775m。
(10:55)

笹刈りしてなければ、とても歩けないほど両側に笹が密生しています。
その上に光る紅葉に癒されますね。


 北西の展望地もありました。寺田小屋山1505m越しに遠く白山2702m、左端:別山2399m。すると…
(11:20)


 左に前はなかった道があり、四駆でよじ登ると三つ岩上部です。三つ岩はこの岩ではなく、右の黒い影か?
(11:55)

そこから南東に白草山山頂が望めました。
まさかの三つ岩上部に登られ大満足。西から登りましたが、東に降ってみます。


 右上から降り、登山道に合流。こちらからピストンした方が、圧倒的に楽ちんですね。


 箱岩山分岐三つ岩に行けたので箱岩山は飛ばします。右の明るい道で白草山へ。
(12:05)

箱岩山1669m方面、笹原と樹林の得意な景観。見ごたえあり、私は大好物です。
かっては御陵林としてヒノキ等が生い茂っていましたが、伐採が進むとが一面に繁茂しました。


 白草山1641m山頂。手前右下に御陵林三等三角点。樹木がない広い草地なので展望は極上です。
ランチ(12:20)~(12:55)

 北東の御嶽山3063m山頂をズームアップ。直線で16.5kmです。

 北北東の乗鞍岳3026mは、39kmと少し遠い。雲がなく空気が澄み、360度の好遠望。 


 下山で三つ岩を下から眺めました。重なった岩塔に寄りそう立ち枯れのヒノキ…雰囲気があります。
(13:10)


 一日あっぱれな天気。気温が低いので汗は、それ程かきませんでした。
尾根出合(13:45)

林道終点登山口(14:50)

 黒谷林道を5分ほど歩くと、西にモヒカン尾根(いいネーミングです)。右端奥:下呂の八尾山1101m。

駐車地着(15:35)


東海岳行

  “史上最高の一人舞台”

 10/18(土)息子は休日でメールをくれました。『おーたにさん3本凄いね。大事な場面で打つのがスーパースター』  NHKで放送されたMLBナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦ドジャース対ブリュワーズを見たようです。

 以前、家に来た時、私が翔平さんのグッズを購入したと話すと、『高齢者の人ってみんな大谷好きだね』 つまり彼はサッカーの方が好きで、大リーグはそれほど興味が無いのでしょう。しかし、さすがにその日の翔平さんの活躍は驚いたようです。

   

 大注目の一戦をNHKが放送したのはGood Job。翔平さんは、投手として7回途中を投げ、被安打2・無失点・10奪三振(161km)の快投。打っても3人の投手から3本塁打、中でも2本目は、驚愕の場外弾でした。

 おそらく後世に語り継がれるであろう「史上最高のポストシーズン・パフォーマンス」は、数日経ってもその余波が治まる気配がありません。米国では、10奪三振・3本塁打を「勝ち負け」よりも「人間の性能が更新された瞬間」と捉えています。

   

 なお翔平さんは、2023年7月「野球史上最高の一日」と称される.Wヘッダーの第1試合完投勝利・第2試合で2本塁打の偉業。昨年9月は、「50-50クラブ創設」と称される史上初の50本塁打・50盗塁を達成。(当日は、6打数6安打3本塁打10打点2盗塁でした

 
翻って日本のプロ野球でもすごい選手がいました。巨人の堀内恒夫氏は、高卒ルーキーで開幕13連勝の快進撃。すると翌年(1967.10.10)対広島戦でノーヒットノーラン(四球4人)を樹立、打っては史上初の投手3打席連続本塁打の快記録です。

 
AI?(楊咲/ヒサキ)
 
tiktok10/18
2025.10.26(日)22:10