“年の瀬模様”     06.12.26





 クリスマスデートにひよこさんと映画「硫黄島からの手紙」を見てきました。終わって『テーマがちょっと重いな。ハッピーエンドの映画が良かったか。』映画もTPOがあるようです。

 そして夕方になりました。地域紙で紹介されていた犬山市、扶桑町、大口町、江南市をドライブしてビックリ・イルミネーションのお屋敷巡りです。ひよこさんが、大喜びでケイタイに撮ってます。
『いや〜みんな凄い凄い、がんばってる。』
庭に入らせていただけるお家もあり、クリスマスが終わると正月バージョンに変えるようです。楽しいものを見せてもらいました。只で‥。

 そしてステーキ屋さんでお食事をすることに。1時間の贅沢な時を過ごし帰るとき、ビックリ行列が出来ていました。こうして我が家のクリスマスは終わったのです。





 『正月が来ると歳をとるからいやだ。』私が子供の頃、数え年で育った大人たちがよく言ってました。その概念が、理解が出来ません。数え年は生まれたら1歳、正月が来たら2歳と年齢を数えるようです。ということは、その時代正月が全員の誕生日だったのでしょうか。昔は子供の一人一人の誕生日より「ひな祭り」「端午の節句」「七五三」など全体で大いに祝うこと多かったように思えます。

 『いくつになった?』と私が聞かれても若さで輝く頃は、平気で『16歳!』とか『21歳!』と答えることが出来ました。それは10代や20代の前半までです。一体、いつから自分の年齢を恥じるようになったのだろう?多分、30の声を聞いてからのようです。

 『人が歳をとるのは年齢ではなく、夢をなくしたとき歳をとる。』と偉い先生が言ってました。『うまいこと言うなあ。』と学生だった私は感心したのです。しかし壇上の先生は、私と同じ20代には見えない、どう見ても50代です。年齢的に追い込まれた女子に先生の言葉をもっともらしく言えば『理屈より見た目が大事なの!』と突っ込まれそう。

 さて肉体的には、45歳までは親がくれた身体財産でやっていけました。ところが45歳以後は、生活の過し方で早く老化するか、永く若さを維持するか分岐点となるようです。そして10年もすると取り返しのつかないほどその差が広がるわけでして‥。クラス会をすると一目瞭然でその個人差を見せ付けられます。

 山でバリバリに登られるご高齢の方に逢い、お歳を尋ねるとのびのびとした答が返ってきます。『78歳ですよ。』そういった場合、まず『凄いな〜!』と驚くことになります。ある境から年齢が何でもなくなるときが来るのかな。

 水泳を夢中でやっていた40代後半(充分中年)のころ、一緒に練習していた70歳の方から『若い人と泳げて嬉しいね。』と言われたのです。中年の私が若い??そういうことか‥自分より年上の人から見れば、年下の私は若いことになります。私が70歳になっても90歳の人から見れば『若くて羨ましいね。』と言われる。ということは「私は永遠に若い」というのが結論です。


 そうそう、山で『凄いな〜!』と驚いた時『いや〜78歳には、とても見えませんねえ。』ではなく『お若いデスネ〜!』とお返しするのが正解だそうです。これは、いろいろな場面で使えて重宝します。





 大晦日は、今から楽しみです。息子が教えてくれました。

『父さん、今年も大晦日にダウンタウンの“ガキの使い”の特番やるよ。』
『そうか!去年は死ぬほど笑った。絶対見よ。』

『去年の録画しといたけど見る?』
『お〜見せてくれ。再放送して欲しいのにやらないんだ。』

『後でDVDを出すからさ。』
『なかなか商売上手だな。』


 以前、中京テレビでナイナイが、NHKの紅白の裏をとったのですがこけました。そこで昨年は、ダウンタウンの特番をぶつけたのです。それはそれは‥二人で涙流して笑い転げました。この番組の「絶対に笑ってはいけない」シリーズは、過去4回ほど温泉、高校などでやりました。いずれもハズレの無い好企画です。やっぱりダウンタウンは最高、お笑い好きな方はお見逃し無く。

 雪見大福と飲み物を用意して今年も笑って年越しだ。

◆参考までに−12月31日の中京テレビで放映
16:05-17:45 日本テレビ「ガキの使いやあらへんで!!:笑ってはいけない総集編&警察署情報」
21:00-24:15 日本テレビ「ガキの使いやあらへんで!!・大晦日年越しスペシャル;絶対に笑ってはいけない警察署24時」