岳行ノート

槍ケ先  966m/岐阜県春日村

2004.11.3(水)9:35江南発 晴18℃ 登り:1時間30分(小休止含)
シロモジの黄葉を見に行こう 下り:1時間45分(小休止含)


春日村中瀬から見る「槍ケ先」

  この時期どこで紅葉を楽しむか悩ましい。昨年の今頃あるホームページで山頂付近のシロモジが最高と書かれてありガイドブックにチェックしておいた。で本日出かけることになりました。
 ガイドブックは、風媒社「こんなに楽しい岐阜の山旅10コース美濃[上]」です。


<コース>
六所神社→登山口→槍ケ先→ランチ場所→分岐→閑窓寺→六所神社

※赤線は実測ではありません。
■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」
           
 粕川の左岸を走り、寺本の集落を抜け六社神社を過ぎた道路のふくらみに駐車しました。そこからしばらく歩き、表川に架かる橋の手前の道路壁に刻んだ階段を登ります。上の鉄柱に「槍ケ先登山口」の標識がかかっています。
(11:45)
 農道を歩いていくと猪避けの柵があり、そこを通り抜けます。やがて道は、右に曲がり造成地の中の広い道路となります。なんだここから歩けばよかったのかと思いながら坂を上っていくと突き当たりにまた猪避けの柵があり、そこから山道になります。
 最初は、薄暗い植林の中を進みますが、すぐに広葉樹に入ります。里から近い場所にこんな素敵な林が残されていることを不思議に感じます。5人のパーティが降りてきて「頂上はシロモジがきれいですよ」と教えてくれた。その女性に「シロモジってどの木ですか」と尋ねたら「よくわからない」と笑いながら返事をされた。
 図鑑で調べて分かった。葉が三つに裂けているのが特徴です。
 尾根を直登する。ここはぬかるんでいたら大変なところだ。
彩られた頂上が、樹間から望まれ励まされます。
登山道は、落ち葉のじゅうたん。
 尾根が左、北東に向きを変えるとやっと緩やかな道になる。
(13:05)
 ここまで来れば山頂はすぐだ。シロモジのトンネルの中を進む。
 黄葉に囲まれて気分が良かったのになんということだ頂上は写真にも写るくらい小虫が飛び回っていて食事どころでない。貝月山、池田山などの眺望をカメラに収めほうほうの体で頂上を後にしました。
(13:15)
 食事は、尾根が方向を変えたところで済ませました。(13:20)〜ランチ〜(13:55)
 帰りは、形のいい落ち葉を捜しながら降ります。ガイドブックに何枚も挟み込んで持ち帰りました。
黄色が中心です。     ときどき現れる赤が鮮烈です。
 帰路は、寺本方面の道で降りることにしましたが、1ケ所溝道から上がり、土手状になった場所を右折するところで迷いましたが、よく見ると赤テープのしるし(写真の右上の木)がありました。閑窓寺に出てあとは、集落の中をのんびり10分ほどで駐車地まで戻りました。
(15:40)

今日は12名とすれ違いました。
 集落の中でおばあさんがお店を開いてましたので大根2本200円、柿5個300円のお土産を買いました。「11月の第2土曜日に2時から神社で子供たいこ祭りをやるから見に来てね」と誘われました。   
HPに出演!
  
「田作のよっこら山歩き」2004年11月3日「槍ケ先」に出演しました。
13時過ぎ頂上から降りてこられる単独の男性とすれ違いました。「下っているときに夫婦らしい方が登ってきただけだった」とホームページに書かれていましたが、それは私たちです。