|
朝明渓谷沿いを走り、「水無」バス停の綺麗なトイレを通り過ぎ、その先に停めました。
先日、台風が大雨を降らしたので川や谷の増水が心配です。
(9:45) |
案の定、朝明川を渡る東海自然歩道の転石は、ザアザアと水を被っている。
他に渡れる所はないかとウロウロ探したけど、結局靴を脱ぎここを渡りました。初めからピンチでは、先が思いやられハートブルーです。 |
|
|
「風越谷」の東海自然歩道は、荒れ気味ですがそれなりに歩きやすくほっとします。
ここの川底は珍しい敷石なので、東海自然歩道はさすが気合が入ってると思ったら、驚くことにこれは砂防用の縄だるみ堰堤と言い、なんと明治21年ごろ作られたそうです。 |
川渡りで時間をとられた分「風越峠」まで30分のところを50分もかかりました。ここで一呼吸し道標左手の山道に入ります。
(10:05) |
|
|
尾根の一本道を登ると休憩に丁度いい岩がある「南コブ」723m頂上です。ここは林の中でまったく展望がなく印象の薄い山頂だ。
(10:35) |
ガイドブックの「南コブ」近くにある好展望の大岩を探していると向こうからご夫婦が来られ『大岩が見つからない』と話され帰られました。
よし意地でも探すぞと頑張った結果がこの「釈迦ケ岳」を望む写真です。
ガイドブックにある展望台の案内札を探しきれないのか無くなってしまったのか。ここで随分時間を食ってしまいました。
ひよこさんがいればこんな意地は、張らなかっでしょう。 |
|
|
さあそれからが大変、写真のように笹が覆っているので、道を何度も見失いながら進みます。
やはりガイドブックに『踏み跡が薄い所も多いので山慣れた人と同行したい』と記載されているとおりです。
腹は減ってきても緊張で食事どころではありません。 |
突然、笹が切れて雰囲気のいいなだらかな広葉樹林に出ます。単独の人とすれ違い、少し落ち着きを取り戻します。 |
|
|
キレットから北を見ると印象的な岩柱の向こうに「釈迦ケ岳」
|
苦労しましたが、好展望の「ハライド」908m山頂に着きました。
風が強いので少し戻り、南西方向に展望の開けた場所でようやくランチです。今日はシンプルにラーメンライス。
(12:30)〜ランチ〜(13:30) |
|
|
鮮やかな紅葉はところどころですが、充分楽しむことが出来ます。
ランチしてると名古屋の単独の方から話しかけられました。二人で『つねろーさんの献身的なHPが、終わってとてもショックだ。これからタイムリーな山情報を得るのが困りますね』などと会話が弾みます。
このとき、沢山の方のHPから山情報を得るばかりでなく、自分も自分なりの山情報を発信しようかと考えました。
今のところHPを作る知識は何も無いけど目標がなければことは進まない。学習期間が要るので立ち上げは、来年1月早々と決めます。 |
頂上で写真を撮っているとその方が、先に降りられました。 |
|
|
同じくその方が、「腰越峠」のケルンの銘板を読んでられます。 |
峠を降りていくとき、左手上に見える気になる岩のトーテムポールです。 |
|
|
心配していた谷の水量は多くありません。しかし岩がゴロゴロ散乱していてとても歩きにくい。 |
ときどきの山道にほっとしました。この板橋を過ぎたらもうすぐ朝明ヒュッテ本館に向かう林道に出ます。そして朝明渓谷の大駐車場に着きました。
(14:45) |
|
|
大駐車場からは、川沿いの舗装道路を歩きます。やがて右手遠くに今日歩いた尾根が、すでに懐かしい思い出になって一望できました。
駐車した場所は、もう少し先です。
(15:05) |
ニコイチは2枚
登山用地図といえば、国土地理院の25000分の1(ニコイチと言うそうです)。それがどこで売っているのか分からず、ネットで調べて買いに行きました。
やがて国土地理院のホームページ「ウォッちず」で全国のニコイチを見られることが分かりました。しかし欲しい所をプリントする技術が無い。やっとマイピクチャにフォルダを作りそこにいったんその地図を保存し、デジカメの編集ソフトで欲しい箇所をトリミングしてプリントする方法を見つけました。
今ではニコイチを2枚プリントし、1枚は私もう1枚は予備でひよこさんに渡しています。
そういえば以前、女性は地図が読めないというような本があったと記憶していますが、登山をする女性はどうでしょうか。特に女性同士の場合は、それでは困りますからそんなことありえないですよね。
|