赤坂山 824m/滋賀県高島市 |
---|
(下の階段に人影、左上にも階段) |
||||
ゴールデン・ウィークは正直、鈴鹿行を考えていたのです。ところが天気が良すぎ、温度が急に20度越えしてヒル・シーズン開幕か?。それはひよこさんが嫌がる。 そこで探したら未踏のこの山がありました。湖北は遠いようですが、高速で100km以内のETC半額圏内です。2時間もあれば着くので鈴鹿よりも近いかも。 この時期、花の山としても有名なうえ好展望ということで文句無し。それに花崗岩の地質ならヒルも大丈夫。渋滞を避けるため少々早出しましょう。 教科書は、山と渓谷社の「新・分県登山ガイド 滋賀県の山」です。参考書は「四季のトレッキング倶楽部」さんにお世話になりました。 |
駐車場周辺図 [−]:縮小 [+]:拡大 |
P ↓ 登山口 ↓ ブナの木平 ↓ 栗栖越 ↓ 赤坂山 ↓ 明王ノ禿 ↓ ランチ ↓ 赤坂山 ↓ P ↓ メタセコイア並木 ※色線は実測ではありません。 ■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」 |
快晴の空。木之本ICで降りると琵琶湖が車窓に流れるようになります。マキノ町に入ると田植えが間近です。 田んぼには、電気柵が延々と続く。山肌にマキノスキー場が見え、スタート地点が近いことを知ります。 |
|
数百台は停められる駐車場に着くと係員2名が誘導中。「登山駐車場」の立看もあり一瞬有料かと不安になりますが無料です。 タダなのに係員?人件費どうするのだろう。その理由は帰りにわかりました。準備中にもドンドン車が並びます。 (8:15) |
|
メガ広いマキノ高原を歩き、登山口へ向かいました。オートキャンプのファミリーが、奥にチラホラいて朝食の準備中です。 |
キャンパー用のトイレの横からスタート。赤坂山までは3.7kmと表示されています。 (8:30) |
初めはキャンプ客も散策できるように整備された階段道です。どんな野の花に会えるか期待のステップを踏んでいきます。 |
|
デジイチでしゃがむ男性に『お、イカリ草ですか』この花なら私でもわかる。早速撮影を‥でもイカリ草は次々と現れるので停まってばかり。 |
『ヒルがいる!』とひよこさん。まさか、道横は沢だけど‥? 体を伸張して先端で血の臭いを探している。尺取運動をするとこけました。 花崗岩の粉末が体に付き、嫌がるようにくねる。ますます粉だらけになり、斜面を転がって瀕死の状態。 『ヤレヤレ』 |
やがてブナの木平に到着し一本立てます。そこから山肌が剥き出しの明王ノ禿を見て励みになるか、ならないか‥遠い。 (9:35) |
|
イワカガミは、タップリ見ることが出来ます。ブナの木平以降ずーっと咲いていました。小さい花は小さな風が好きだけど、今日は大きな風。そのためシャッター待ちの時間が長くなり、往路時間がかなり増加しました。 左)ピンクと白 中)ピンク 右)白‥ピンボケご容赦 |
|
堰堤を乗り切るとつづら折れになります。この石畳は、いにしえにマキノ町と福井県を結んでいた古道の名残です。 馬に大荷物を背負わせ、苦労して登ったことが偲ばれます。 |
|
すると新緑の光が美しいブナの道です。両脇にイワカガミが、どっさり並んでいます。『岩鏡のカーニバルだ』 風が吹きブナの葉の影が揺れる。 |
|
左)オオバキスミレ 600m以上で見かけました。 中)トクワカソウ(イワウチワの変種) 明王ノ禿の山腹に残っていたものです。 右)カタクリ 尾根手前で登山道脇に咲いていました。 ※5/8 花名は白影さんに感謝 | |
待望の尾根、栗栖越の開放された光景は想像以上です。しかし強烈な風が帽子取りに来て急いでひよこさんは手に持つ。 (10:55) |
|
山頂に着くと沢山の登山者が休憩中。みんな強風に閉口している様子で、風除けスペースを獲得した幸福人はわずかです。 琵琶湖は春霞に隠れたまま。『ランチはここじゃできないよね〜』 |
|
『では向うに見える明王ノ禿で食べようか』『まだ歩くの?』100m降りて50m登る30分の道程です。 TOP写真にそのアップがあります。ザレ場を全部階段で登るのかと思いきや山腹道もありました。 |
|
向うの赤坂山から辿ってきて、ランチ予定の明王ノ禿も相変わらず厳しい風。 私のウィークポイント、頭頂部も強風ではげ散らかしの有様。 二人でうろうろしてもいい場所はありません。『腹減った〜』 (11:35) |
|
再び、禿始めの場所に戻ると何とか風を避けられる場所がありました。私たちが陣取るとバタバタと2組がご近所に座る。 この展望レストランは、新緑のテーブルクロスで楽しくお食事できました。 (11:45)〜(12:35) |
|
ランチを済ませ赤坂山に戻るとさらに登頂者が増えています。『人気がある山だなあ』感心してると突風です。 帽子を飛ばされた人が、慌てて拾いに駆け下りています。そんな騒ぎを右から左に流して山を降りたのです。 (12:50) |
|
帰りも道々で野の花を拾っていきました。。相変わらず同定は困難を極めます。 左)ナガバノスミレサイシン 中)キンポウゲ 右)ニガイチゴ |
|
さて さて これは朝の8時30分に撮った登山口です。 静かなマキノ高原の朝が始まりました。 そして帰り、その登山口まで降りて来ると‥ なに!? お〜ぉ! 来たーーーー! ゴールデン・ウィーク (織田裕二のモノマネをする、山本高広ふうに) “日本に生まれてよかった〜!” 手前、子供が遊ぶ右端をリゾート地に入る場違いな異邦人‥ひよこさんです。 このとき高速の風が吹きまくり、お父さんたちは必死でテントを補強していました。 その様子を右から左に受け流し駐車場帰着。 (14:35) そして家路へハンドルを回し、車窓を開けます。 風を切りメタセコイア並木を走り抜ける。 最後の120円ガソリンで‥ |
|
東海岳行 |
|
“エダマメ630円” |
|
江南団地に住んでいた昔のことです。「ピンポ〜ン」とチャイムが鳴るのでひよこさんが、玄関のドアを開ける。そこにおばあさんが『エダマメ買ってくれんかね』と笑顔で立っている。先ほど畑から抜いてきたようでエダマメが沢山ぶら下がっている房ごと持っています。新鮮極まりないので一房買いました。 それを塩茹でして冷蔵庫で冷やし、ビールのつまみで食べる。さやをつまむとプニュプニュと出てくる豆を口に入れます。もし豆が剥き身で小鉢に入っていては、この楽しみは味わえません。私はそもそも種子モノに弱い。落花生、ひまわりの種、甘栗‥。食べるときのひと作業に充実感を感じます。 さてバンダイから4月26日(土)に食べられないエダマメが発売されました。∞(ムゲン)エダマメ630円です。入荷は前日だと考え、おもちゃ屋さんへ25日に行ったらまだ入荷してなくてすごすご帰りました。のんびり2日後に再度行ったら全部売れ切れです。 店員さんに聞くと私が帰った日の夕方入荷してバーッと売れてしまったとのこと。さらに2日後、3度目の正直でやっと手に入れました。 さやを押すとチュルッとした感触を指先に感じてマメが出てきます。力を緩めると中に引っ込む。3つのマメがあり、真中には顔が描いてあります。「おじさんマメ」「太りマメ」など13種あり、どれかは買ってからのお楽しみです。私のは「悲しみマメ」でした。 マメに潤滑剤が塗られているので出て来る感じは良く出来ています。欲言えば、皮に産毛が付いていれば、リアル感が増したと思いました。このプラスティック豆は、つぶれないけど本物より堅いのです。 マメを引っぱてみるとシリコンゴムで三つがつながっています。大人気だった∞プチプチは音が出ますが、∞エダマメはもちろん音は出ません。その分、人中でプニュプニュやっても周囲に迷惑をかけずストレスを解消できます。 本当は、何かもうひとひねりあれば、楽しみの継続力がアップするでしょう。でもエダマメを玩具にしてしまう驚きの発想は、世界中探してもきっと日本だけ。この∞シリーズ第二弾の出だしは、今のところ売れゆき好調のようです。 ところが∞プチプチのときは『私も欲しい!』という会社の女子が多かった。このエダマメを会社の女子に見せても『知ってる』と言うけど『欲しい!』という声は出ません。『購買層は、若い人がターゲットなのかな?』 そう言ったらきっと袋たたきだ。口は災いの元だから気をつけよう。 |