江南:7時00分発 0℃
快晴のち曇り、雪のかけらももなし |
往路:50分(小休止含む)
復路:50分 |
木曽川の堤を歩いていたら、ネコヤナギの花穂が春の訪れを告げている。
例年より10日ほど早いよう。銀白色の毛に思わず触れてみたくなります。
耳掃除の後に使えそうだな。
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さて本日晴天なり。福王神社の下流の宮川調整池に来ました。ここは公募により福王湖と命名されています。
左遠くに切れ落ちる釈迦ケ岳、右の優しい山容がこれから登る福王山です。 |
車で参道の急斜面を一気に走り、終点の駐車場に停めました。鳥居をくぐって石段を登って行きます。
(9:25) |
参道は途中で二手に分かれるので、往きは左の表道を選びます。
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福王神社本殿に着き参拝。造営1200年になるそうですが、当時かかわった人々は、1200年後を想像できたでしょうか。
現在に生きる私も試みてみましょう。♪想像してごらん、1200年後を‥『???』想像力が貧相でできません。
(9:35) |
本殿右側が、奥の院への参道入口です。植林の山道で谷間を登って行きます。 |
やがて神水と表された水場を過ぎると尾根に出ました。左に折れ50mほどで奥の院です。
静けさを破り信者さんが、大きく柏手を打ちました。道を戻り、さらに山頂へ足を運びます。
(10:00) |
尾根には伐採の木が放置され、道が分かりにくい。でも作業する人も歩く道を確保するはずです。ここが面白いところ。
よく探すと踏み跡・テープもあり、左に弧を描き歩くと‥ |
壊れた山名札も切ない展望のない山頂。道は北へ延びていますが、421号線につながるのか?
(10:15) |
樹間にお隣の竜ケ岳をギリ望めます。やはりガイドブックで「一度は訪ねてみたい山」と書かれた気持ちが分かりました。
でもピークハントの達成感は充分あります。 |
下山はピストンで戻ります。福王神社に着き、裏参道に向かうと杉の巨木が林立し、これは見ごたえ充分。
この神木はなんと樹齢1200年。♪想像してごらん、1200年前の神木を‥苗だ。
駐車場着(11:05)
早速、この山の南にある2山目尾高山へと車を走らせましょう。 |
駐車地
↓
(右道)長坂コース
↓
尾根合流点
↓
展望岩
↓
△尾高山
↓
右岩を巻く
↓
左岩を巻く
↓
下降点
↓
女郎滝
↓
△尾高山
↓
(左道)見晴コース
↓
林道出合
↓
駐車地
駐車地付近→ ※色線は実測ではありません ※黄線は林道
■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)
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往路:1時間35分(女郎滝まで、小休止含む)
復路:1時間20分 |
写真中央が釈迦ケ岳、右端に先ほど登った福王山が半分映っています。
鉄塔左にこれから登る尾高山、やはり半分しか映ってません。 |
尾高家族旅行村から蛇行する道を進み、管理事務所で管理人さんに挨拶します。そしてこの排水池前に駐車しました。
車中ランチを済ませたら、目の前の長坂コースから登ります。
(11:45)
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初めは、施設内の整備された道です。 |
5分でこの登山口に着き、山道へ突っ込みます。 |
落ち葉で登りにくい溝道を汗をかき上がると長坂コース、行者コース、見晴コースの尾根合流点です。
(12:10) |
やがて常緑樹に囲まれた尾根道で山頂へ到着。展望台は後にし、その手前にある消えかけの大岩の道標から左に折れます。
(12:25) |
1分も降れば、確かに大岩が積み重なる展望地です。逆光で残念ですが、中央は雨乞岳、左が国見岳。
この場所が、ガイドブックに記載がないのが不思議です。 |
そして山頂展望台に登り、間近に迫る釈迦ケ岳‥雪が殆ど見えません。
振り返って東に目を転じると樹木が茂る尾高高原
その向こうに市街地が広がり、伊勢湾も見えるのでしょうが今日は望めません。
2001年夏にも尾高観音の行者コースからここへ登りました。
夏に低山ですよ。何も知らなかった「うぶ」なときです。
展望を楽しんだら未踏の道へ出発。
(12:40) |
山頂北にある樹木のトンネルをくぐり、釈迦ケ岳にゆく尾根を降ります。途中、大岩を右に巻き、次の大岩を左に巻きます。
そしてここをトラバースしていき、やっとガイドブック記載の黄色テープを発見しました。下から川音がうるさいほどです。
(13:10)
谷地をどんどん降ると‥ |
女郎滝が、轟音を響かせていました。ガイドブックは、ここから緊張の谷道で下山となります。
しかし、私は普段着の低山モードで来たのでその心構えを持っていないことに気づきました。
よってもう一度尾根まで登り、来た道で帰ることにします。
(13:20) |
滝から山頂へは120mの標高を登りました。なにせピストンで気が軽くなったので大丈夫。
尾根合流点で往きの長坂コースでは帰らず、見晴らしコースで降りることにします。
(14:10) |
名前ほど見晴しは無かったけど、植林地から焼合林道へ降り立つ。この辺りでは、3月5日まで砂防工事中です。
(14:30)
W登山も無事終わりました。
駐車場着(14:40)
着替えたら尾高観音まで走り、時間旅行しましょう。 |
東海岳行
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“8020” |
10年以上前にNHKのある情報バラエティ番組を見ていました。その内容は虫歯の原因を探るもので、大学生数人を歯を磨くグループと磨かないグループにわけ調査をしたのです。それが意外な結果で全く歯を磨かないグループの中に虫歯にならない人がいました。彼らの口中を調べると虫歯菌がいないのです。
さらに探求すると幼児の頃、親がその子に口づけはせず、食べ物の口移しもしていませんでした。元々生れて来た時、子供は虫歯菌がゼロなのに親に移されることがわかったのです。3歳までに虫歯菌を移さなければ大丈夫と解説していましたが、そんなこともっと早く教えてよと言いたくなります。
即刻、私は会社の独身女子2人に話してやりました。すると同じ番組を見ていたようで『結婚したら絶対、子供にチュウはしない』と息巻く。やがて2人は結婚し子供を産み、赤ちゃんを連れて会社に2人で遊びに来ました。あの件を聞くと『もちろんキスはしてない』と一人は胸を張る。
もう一人は『プニュプニュの唇は二度とない、キスした、キスした』やれやれ‥
さて歯医者さんで8020運動(はちまるにいまる)のポスターを見たことがあります。「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という愛知県発祥のキャンペーンで今年は8020運動20周年になるそうです。調査では20本以上を持つ人は、50歳前半では9人に7人いるけど、60歳前半になると2人に1人と激減します。
この10年間が分岐点のようです。20本以上の歯を持つ高齢者は、それ以下の人に比べ活動的で寝たきりになることが少ないとのこと。歯をたくさん失うとタクワンや酢ダコが食べられなくなってしまう。噛みしめる楽しみはいつまでも持ちたい。
30代の時、定期健診で歯石を取ってもらいました。歯医者さんが『歯石で後退した歯肉は二度と再生しません。よくお年寄りで長い歯の人がいるでしょ。あなたも歯肉が後退している。老化が始まっていますよ』老化と言われたことはショックでした。
父は30代で総入れ歯、弟もその遺伝子どおり30代で総入れ歯。そこで私は真剣に研究しました。なんでもフィンランドでは虫歯の子供が少ない。それはキシリトールを何かにつけ口にしているためらしい。キシリトールとは、シラカバやカシから作られた人工甘味料でカロリーは砂糖の3/4です。
これはいい。そこで歯磨きをキシリトールで統一にし、歯磨き方法を見直したのです。
@ハミガキはキシリトールとフッ素入り
A歯間ブラシで隙間の歯垢をお掃除
Bオーラルリンス(いわゆるクチュクチュ)もキシリトール入り
※朝昼の食事後はキシリトール入りチューインガムでお口直し
特に歯間ブラシは探しました。一回で上下2本使用するのでコストがばかになりません。それでも1回当り8円ほどかかっています。私の歯磨きコースは、10分近くかかり中々根性が要ります。しかしこの方法で10年継続しているお陰か、虫歯治療の歯はあってもまだ1本も抜いていません。
それからあの“眼鏡の達人”に紹介していただいた“歯医者の達人”にお世話になっていまして、そのポリシーが「歯は抜かないで治療する」なので助かっています。‥達人は達人を知る。
さて、この道草を作るにあたり、キシリトールのことを調べると例のフィンランドの子供たちですが‥実際はキシリトールを口にする以前、フッ素を歯に塗布していたので虫歯が少なかったらしい。ありゃ、何のこっちゃ!!!
どっちにしろ私は8020を目指そう。うまくいったら次は9020も目指そう。そうなれば、ライオンさんから歯磨きセット10年分贈呈されるかもしれない。しかし、10020は目指せないな。
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