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泡立つ新緑が、車窓を流れてゆく。シャッフル・リズムを刻むギターが心地よい。間違いない春のシーンの中、CR-Vで神崎川を一人疾走してゆく。
ひよこさんは肋骨のヒビが、また痛むので静養です。 |
県道200号線を神崎集落からしばらく進み、墓地の前に「舟伏山登山口3km」の大きな看板を見て左折しました。
細い林道を奥まで進むと50台以上駐車できる2段の駐車場があり、奥のほうにはトイレもあります。 |
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桜が残る登山口より山人です。沢沿いを少し歩き、すぐ斜面に取り付きます。
(8:40) |
杉の植林の急斜面をジグザグを切って登りました。途中伐採を逃れたもみの大木や人工林の樹間に小柄なたくましいシロモジが混じっています。 |
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やがて明るい尾根に出ると樹木に掛けられた名札で勉強です。コナラ、リョウブ、コシアブラ、ミズナラ、イロハカエデ‥カエデ!?
こんなに樹木が豊かな森では、秋になると山は大変なことになっていそうです。その頃もう一度来なくては‥。 |
十方施玉仏が、祀られた桜峠に着きました。桜のない桜峠ではいけないということでしょうか、今月ここに薄墨桜の子孫が7本植樹されました。標識の銘板に書いてあります。10年後が楽しみです。
(9:25) |
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よく踏まれた歩きやすい道が続き、フイリシハイスミレが咲き乱れてます。開放された展望が広がり、駐車場も見えました。
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みのわ峠です。今日の目的のカタクリは、どこにいるかな? |
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いました!! 数は少ないけどシャイなカタクリ娘が、花びらを後ろにつめ凛とした姿でお迎えです。待っていてくれた。嬉しくて明るい気持ちになります。 |
よく見ると花びらにお洒落なタトゥがある。今まで気がつかなかった。
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ヘビイチゴ ヤマルリソウ |
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少し先の登山道で人がたかり、騒ぎになっています。その中に入るとイワザクラとヒトリシズカが並んで咲いていました。
これは事件だ!騒ぎになるはずです。この時期ならの珍しい光景に出会えラッキーでした。 |
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イワザクラ キクザキイチゲ ニリンソウ |
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笹が出てきて、なだらかになると頂上は近い。写真を撮っているので前の方達と抜きつ抜かれつです。
『柳の木→』という大きな案内板に気を取られているときお二人に抜かれました。以前来たときもこの意味が分からないかった? |
頂上広場です。たとえ登山口の駐車場が車で埋め尽くされ、全員がここに集まっても大丈夫でしょう。
(10:50) |
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まだ雪の見える能郷白山を眺めながらミニおにぎりセットと卵スープなどでランチです。30人ほどお食事中ですが、単独はここでは少数派で肩身が狭い。
食事後、南北の大展望をゆっくり堪能して小舟伏山経由の西ルートに向かいます。 |
山頂の稜線道には、コバイケイソウの畑 |
この傘屋は商売にならない、ヤブレガサ |
こちらのルートは、ニリンソウの葉がいっぱいだ。 |
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ヒトリシズカが賑わしい |
ボタンネコノメ |
途中展望台がありますが、頂上の展望を高度を低くして見るだけです。そこから下に来た阿弥陀仏で一本立てました。 |
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春を喜ぶ小鳥が鳴いています。『チッチボ、チッチボ』『チーチョ、チーチョ』名前は分からない。総称してみんな「かわいい小鳥」です。
快適な雑木林が、やがて薄暗いヒノキの植林に変わります。 |
ツルネコノメソウ ミヤマカタバミ |
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キケマン
沢を渡り返しながら降って
いきます。 |
今日はかわいい花の宝石が、たくさん見られて大満足です。デジカメも『メモリーがいっぱいです』と泣きを入れてます。
美しの宝石山周回も終り、下の駐車場に着きました。
(13:35) |
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帰り道に車を止め、神崎の集落から思い出となった舟伏山を振り返ります。双眼鏡で見たら、頂上がはっきりと切り開かれています。でも最高点は、そこよりもっと右方向に見えるけど? |
神崎川沿いを走ると擁壁にシャガとヤマブキが、明るく咲いています。
身体が甘いもの欲しがっている。最初のコンビニまでは、距離があります。フルーチェ・アイスで幸せになるのは、もう少し走らなければなりません。 |
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