|
朝明の駐車場で愛想よく寄ってきた係りのおじさんに気前よく駐車代500万円玉を渡 すと『ヤシオ尾根のアカヤシオがきれいですよ』とのこと。
中日新聞にも御在所 の写真が出ていました。今日の山は、大変な人出になりそうです。
(8:25) |
場所確保か、あちこちの川原で家族連れや若い人たちが、早くもバーべキューの準備です。
ゴールデンウィークって本当にいい時期にある。秋のいい時期にも紅葉パラダイスウィークがあれば嬉しい。 |
|
|
シロヤシオが堰堤の流れの脇で咲いています。ここは高度が600mほどなので早く咲いたのでしょう。愛子様のお印で一躍脚光を浴びました。
うつむきかげんで品のいい花です。開花までに20年もかかるそうです。この次の木を期待 したのですが、結局ここが最初で最後でした。 |
石積みの堰堤を行きます。ここから時間を計りながら「ブナ清水」の入り口を見逃さないように注意深く岩道を登ります。
(9:10) |
|
|
Y字分岐のような所で休憩し、先客のねえさまにプチトマトを いただきました。すると右方向に昨年、見逃した『根の平峠へ10分ガンバレ』の標識板がぶら下がっています。(赤丸の中)
進行は左方向ですから見逃すわけです。
ここから 入り口は近いのでゆっくり左側を見ながら登ります。
■石積みの堰堤からここまで約10分くらいでした。 |
ここです入り口は。先の休憩場所から1分ほどです。岩を足場に左手に上がると立ち木にマークのテープがあります。いよいよ「ブナ清水」へ。
(9:35) |
|
■最初はよく踏まれた道 ■小滝が左下に見え主流沿いに左カーブ ■枝沢を横切り主流沿いを登る |
|
岩 樹 風 空 |
|
「ブナ清水」の大岩が鎮座しています。ここでセルフタイマーを2回も押したので息があがりました。
(10:10)
|
|
湧き出す清水を頂戴します。
大岩を見ながら山男は、キリマンジャロ珈琲で憩います。 至福のひと時も一人なのが残念です。 |
もっともっとこの空間にいたい気分ですが、ブナの巨木に心を残し ヤシオ尾根に向かいました。
(10:50) |
途中稜線を歩いていると神戸ルミナリエのようにアカヤシオが輝い て登山道を彩っています。
『始まった。いいぞ、いいぞ』幸福感が湧き上がって きました。 |
|
|
順調に歩みヤシオ尾根に合流します。ここで蒲郡・豊明のご婦人お二人と豊田の男性と縁あって山頂までご一緒することになりました。
(11:30) |
鞍部のヌタ場を過ぎ、右側に注意を払い登っていくと岩の上で食事 をしている人が樹間に見えました。他のHPで「きのこ岩」を客観的に取っている写真がありましたが、ここがその茸見岩に違いない。
早速、行ってみると絶景が待っていた。山肌がアカヤシオで転々とピンクに燃えています。
茸見岩の上から向こうに見える「きのこ岩」を撮りました。 |
|
いったん登山道に戻り、木に縛り付けた小さな道標を見て「きのこ岩」へ向かいました。岩を注意してよじ登り周りを見渡すと「ウワー」 と思わず叫ぶスーパー絶景!!
特に「国見岳」方面はアカヤシオですごいことにな っている。この先が楽しみでワクワクします。
(11:50)
大岩にはこの銘板があります。 |
「青岳」の頂上に着き、4人でお喋りしながら食事をしました。
(12:00〜12:40) |
|
アカヤシオも花が咲くまで20年かかります。 |
頂上から眼下を見下ろす。 |
「国見岳」までは、深い笹と溝道を行きますが、景色を見たり写真を撮ったり忙しい。
意外と近く感じたのはエネルギー補充も利いたのでしょう。 |
|
「国見岳」の頂上は大変です。元気な中学生の団体に山も手を焼いてい るようです。
(13:00)
ここでご婦人方と別れ男二人で朝明に向かいます。 |
天狗岩にお山の大将が見えます。 |
タテヤマリンドウ |
「根の平峠」に向かう県境尾根は楽しい道です。展望はあるし、 奇岩大岩が次々現れ、その都度遊んでちっとも先に進めません。自分のイメージで岩に名前を付けます。餅岩、三角岩、潜望鏡岩、くずれ
岩、ゆるぎ岩、重ね岩、仙の岩‥どこかで聞いたような? |
|
「根の平峠」も満員御礼です。
(14:20) |
|
|
同行の方が「ブナ清水」の入り口を教えて欲しいと言われたので案 内するとGPSにマークされました。『さすが豊田の人はリッチですね。』『いえいえ16000
円ですよ』そうかそのぐらいなら16回払いで私も買えるかな‥。
チゴユリ
|
朝明渓谷で思い出となった稜線を振り返り、この山の最高の日に出会えたことに感謝します。
(15:20)
先週「竜ケ岳」で事故らなくて良かった。生きていれば楽しいことに出会える。サークルKに行けばジャンボモナカに出会える。 |
|