岳行ノート

2013.06.12.15h 私の不注意で駒ヶ岳全ページの情報を喪失していたことを発見しました。
たまたま高島トレイルをチェックして気付いたのですが、復帰には相当時間がかかりそうです。
作り直すことになります。来訪された方には申し訳ありません。
6.13 写真掲載   6.17 コース図掲載

駒ヶ岳 780m/滋賀県高島市

2011年5月18日(水)


ブナの原生林を行く


 「ジオンの山歩記」さんのお誘いで、何度かシリーズで歩いている高島トレイル。コースは滋賀県と福井県・京都府の県境にあります。

 単独では縦走は困難で、周回のコース設計は難しい。パーティなら車をデポすればいいので、縦走は比べ物にならないほど効率が良い。

 高島トレイルは全長80kmもの距離があり、9区分されています。今回は朽木(クチキ)エリアの駒ヶ岳をメインとする第7区分を歩きました。


 北陸道の木之本ICで下り、湖北を西進し近江今津で国道303号線〜367号線と走ります。朽木市場のT字路を右折し、県道23号線へ移動。

 5km西へ行き、右折して横谷口のトラ板バリケードを除け、横谷林道に入り3q上っていきました。教科書は、「高島トレイルクラブ」です。
<出発駐車場>
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大きい地図


横谷林道路肩P→▲駒ヶ岳→▲与助谷山→▲桜谷山木地山バス停P

※●は主な分岐点

■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前4時25分発     快晴/13℃
集合地:午前6時25分/朽木道の駅着  快晴/11℃
往:2時間45分(駒ヶ岳まで以下、小休止含)
還:3時間35分
◆所要時間:6時間20分


 10分進むと峠手前で崩壊地があり通行できません。少し戻って路肩に置車し、9名で出発します。
(8:15)

 道路は完全に埋まり、土砂は小山のよう。斜面には、既にステップが刻まれています。悪条件をものともせず登山者は前進あるのみ。

 横谷峠に着くと登山口はすぐわかりました。岩斜面を削ったステップが延びています。ありがたいですね。(8:25)


 登ると凹部に出て、いきなり急登攻め。最初はスタミナ充分で大丈夫、もくもくと尾根を目指します。 
 天気は最高、雑木林の木漏れ日もいい感じ。

 この背の低い長細の葉ユズリハがやたら多い。

 30分かけ分水嶺の横谷越693mで小休止。ここからは尾根歩きです。(8:55)

 鞍部に降り登り返すと植林の池原山分岐744m。ここでもで小休止。(9:45)

 また降って登り明神谷分岐。やがてブナの原生林になり、道が広く緩やかになると‥

登山道右下に大きな池が見えました。浅そうですが、直径は20mあるでしょうか。
一周回ると池端にブナの女王様。コーヒーブレイクしたら最高ですね。
(10:05)
 尾根に戻りブナのプロムナードを気分よく歩きます。山頂手前に駒ヶ越のプレートをゲット。山頂は目と鼻の先です。
(10:45)

 そして駒ヶ岳780m三等三角点登頂。記念写真を撮り、20分休憩しました。
(11:00)

 東に眺望、奥左から三重嶽976m、その右が武奈ヶ嶽866m。

 テレビでマツコDXが誉めて売切れた生ラムネが、手に入りました。2粒づつの配給。

山頂から駒ヶ越に戻り、トレイルを進みます。右に若狭方面の展望が開けました。
右中央に小浜市街小浜湾。島のような半島の右端に大飯原発があります。
左端の尖峰は多田ヶ岳712m。いい天気だ。


 蛇行する尾根を小さく登ったり降りたり繰り返します。巻きブナ


 ギンリョウソウの皆様、こんにちは。時計は12時を過ぎました。どこかいい場所で‥

 与助谷山754mで木陰ランチ。
(12:10)〜(12:55)


 尾根歩きに戻ります。池川内越を過ぎると南西に百里ヶ岳931mが望めました。満腹の腹を抱えて、登り返すと‥
 本日三山目桜谷山825m。駒ヶ岳より45m高く本日最高点です。

 左の小ピークが、登山口から登り着いた横谷越693m。

 その右のピークが池原山分岐744m、奥右は蛇谷ヶ峰902m。(13:40)

桜谷山から高度をどんどん下げていきます。標高差164mの貯金を使うと‥
 標高660mの木地山峠木地山から小浜・勝野への奈良街道古道の峠です。小さな祠にお地蔵様、

 ここから高島トレイルと別れ木地山集落まで谷道を降ります。
(14:10)


 降るにつれ沢の流れは多くなり、渡渉も何度かあります。50分で廃屋を過ぎ‥


 道に斜度がなくなり、林道に出合いました。植林を15分歩くとチェーンゲートのこの橋を渡ります。
(15:15)

 集落内を見学しながら左岸から右岸に渡ると、一日3本の木地山バス停です。
(15:40)

 ここからデポしておいた車に乗り、登山口まで25分のご乗車です。


※上段左より:福ちゃん、ドルフィーさん、長さん、私
下段左より:Kおじさん、ジオンさん、乱丸さん、ノコさん、風花さん
水曜会の皆さんお世話になりました。


東海岳行
   “耐痛” 

事故の激痛に耐えたわけ
11.05.30(月)00:00