岳行ノート
水晶山 459m/岐阜県瑞浪市

2012年1月9日(月・祝)



竜吟七滝「二の滝」

別名:女滝ともいわれ落差8m、上部の赤い橋で左へ渡り滝巡りします。
以前は、滝壺がもっと広く深く遊泳可能で子供たちの肝試し場でした。


 お正月はご馳走を食べたい。新鮮なネタのお寿司、松坂牛のスキヤキ、タラバ蟹のバター焼き、焼餅入りぜんざい、腹一杯食べても体重増しない健康体。

 登山をあきれるほどして、残高不足にならない通帳、夫婦仲は人もねたむほど‥を初詣に祈念しました。お賽銭は、いつもと変わりません。

 大晦日、新聞に干支の特集がありました。各地の竜に因む場所を紹介しています。懐かしい写真を見つました。それは瑞浪市の「ドラゴン21」


 8年振りになりますが、今年の干支、竜を訪ねて行ってみましょう。中央自動車の瑞浪ICで下り、国道19号線を中津川方面へ走ります。

 教科書は、「瑞浪市 自然ふれあい館」です。
<駐車場>
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駐車場

一の滝

梵天の滝

竜吟湖

水晶山

白狐稲荷神社

駐車場

 ※赤線はGPS軌跡
 
※黄○は主な分岐

■「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前8時35分発  曇り/ 1℃
駐車場:午前9時40分着  曇り時々晴れ/ 4℃
往:1時間25分(山頂まで以下、小休止含)
復:35分
◆所要時間:2時間00分

 瑞浪ICから恵那市方面へ約10km走れば、高さ7mの陶製モニュメント。この「ドラゴン21」は、卵からかえる雄雌の竜です。名勝・竜吟の滝の「二頭の竜が雨を降らせた」という伝説に因み、2001年4月に制作。釜戸町町民3000人の手作り、中に小学生の作った沢山のミニ竜卵。


 北へ舗装道を600m走ると突当たりに駐車場があります。竜吟(リュウギン)の森案内図を確認して階段から出発。
(9:50)


 石段横に産み落とされた竜の卵がふたつ転がっています。どうやって運んで来たのでしょう?歩き出すと‥ 
一の滝の標柱があり、河原へ降ります。男滝・不動滝とも呼ばれ、落差16mは竜吟七滝で一番。
右側の岩には不動明王が祀られています。滝は昔、御嶽教の行場だったそうです。

明治35年中央本線の釜戸駅が開業し、明治45年に滝巡り遊歩道を地元青年団が整備。
100年前のことです。
(10:00)

 遊歩道に戻り登るとウッディな自然ふれあい館。見学無料で森の動植物や四季の写真が見られます。

 マップを手に入れました。竜吟の滝から大湫宿(オオクテジュク)、水晶山を経由するウオークも面白そうです。

 二の滝(TOP写真)から右岸に渡り、落差3m三の滝を撮影。不動川の滝は、これ以降‥

 落差が1m前後と小さくなります。昭和初期に滝の名付けがされ、四つ目はこのえびす滝

次のあんま滝は、言いえて妙!滝水で肩を優しく揉みほぐされそうです。


 道は降雪が凍り、滑るので要注意。遊歩道は、滝ごとに標柱が立ち、キョロキョロしなくても大丈夫です。

 岩の間を流れる水を竜が川を昇る姿にみたて昇竜の滝。生まれたての小さな竜です。

 最後七滝目は、天に昇った竜が時折降り立ち人々の幸福を祈るいななく梵天の滝


 えびす滝・梵天の滝で、ツチノコが発見されたことがあるそうです。分岐から西の竜吟湖へ向かいます。
(10:40)

幅広の道から舗装道に出ると、竜吟湖湖畔。
←北に大岩。道路下にダムがあり、竜吟湖が好展望。
正面山腹の瑞浪レイクウエイからエンジン音が聞こえてきます。
昭和40年、土岐川の洪水を防ぐためダムを作り、防災湖として竜吟湖が出来ました。
それ以降、滝の水量は減り、土砂が川水に混じるように。
(10:45)


 戻って逆川(サカシマガワ)の小径へ入りました。日影で雪の多い道を降ると‥

 沢の分岐地点に野鳥観察小屋。両岸の木道は、氷雪で歩けません。木橋を渡りこもれびの小径へ。
(11:00)

 3分登ると林道のY字分岐。道標が無く、地図で確認して右方へ。


 車道手前の分岐に着き「水晶山へ」道標で右折します。幅広のやすらぎの小径を登れば‥ 


 東屋のある水晶山山頂。三角点はありません。東の恵那山2191mは、雲が掛かっています。
(11:15) 

西の竜吟湖。湖畔に数名の釣り人が見えます。
左端の山腹は瑞浪レイクウエイですが、数年前モンキーバイクのレースを観戦しました。
まだ11時でランチはしないで下山しましょう。


 南の屏風山794mを見ながら降下します。中腹の東屋を過ぎ‥


 振り返ると水晶山が望めました。水晶の付く山はあちこちにありますが、昔は水晶が出たのでしょうか? 

 途中に白狐稲荷文明神参道案内標があり寄り道。本殿以外にも鳥居と祠がありWC完備と中々です。

 道を行くと林道に出逢い元来た道へ引き返します。
(11:40)

 二の滝の東屋が見え登り道に合流。自然ふれあい館を見て駐車場へ帰着し、初登山は終わりました。
(11:50)

 竜吟峡一帯にはシデコブシ・ヒトツバタゴギフチョウなど希少な自然が残りますが、出逢えませんでした。


東海岳行
   “笑う門に  

 「笑う門には‥福くん愛菜ちゃん来たる」その鈴木福くんは大活躍。最近こども店長の加藤清史郎くんをテレビで見かけないと思ったら映画で頑張っていました。笑うことはいいことですね。昨年の大晦日「絶対に笑ってはいけないエアポート24時」では、久し振りに涙を流して笑いました。

 学生時代は、大したことでなくても大笑いしたものです。1年生の時、私はワンダーフォーゲルに入部。新人には、湖畔でのテント泊訓練があります。テントは2人用で、関西出身の1年生と一緒に組立て寝袋にもぐりました。周りが寝静まっても二人のお喋りは続きます。

 私が大あくびすると見計らったように彼が『おい、眠るな。眠ると死ぬぞ』と馬鹿なことを言う。『眠気覚ましにダジャレ合戦しよう』と誘いました。『まず俺から‥漢字はいい感じで書きましょう』‥私はフフっと笑う。その程度ならと『漢文はチンプンかんぶん』‥彼もヒヒっと笑う。



 『そう来たか‥じゃあ、トイレに早くいっトイレ』
‥二人でハハハっと笑う。しばらく続けて、笑い疲れ次第に持ちネタが無くなると『ヨットに乗ってヨットヨット』『ボートに乗ってボーットして』18歳の若さは、こんなことでも大笑いできました。う〜ん懐かしい。


[お口直しに収蔵品のジャパニーズ・ジョーク] ■大型ショッピングセンターに出かけた親父と娘。当然、買う物が違います。会う時間を決め店内で別れます。親父は本屋に行って立ち読みや電器屋であれこれ物色。時間が来たので娘を待ちました。

 娘は、約束の時間が過ぎても来ません。買い物に夢中になっているかとそのまま待っています。20分くらいして娘が怒った顔でやって来ました。『11時にケンタッキーの前って言ったのにお父さんなぜ来なかったのよ!』 親父は『へ?洗濯機の前だろ』



[ことわざや標語のジャパニーズ・ジョーク]
■住めば都はるみ  ■火のない所にケムール人  ■焼け石にイモ
■苦しい時の神田うの  ■備えあれば嬉しいな  ■我が輩は猫んでる
「腐ってもタイ」って臭くない?  ■「早起きは三文の得」って安くない?

「尻切れトンボ」‥それはきっと死ぬ。  ■「道草を食う」‥食う?きっと腹が痛くなる。
■飛び出すな!車はキュウリを積んでいる  ■犯罪はゼロ、演歌はジェロ
■交通死亡はゼロ、中性脂肪もゼロ  ■あせりは禁物、あさりは海産物


有名人のジャパニーズ・ジョーク

■道の駅へ寄り、トイレに行きました。個室へ入って腰掛けるとトイレットペーパーに注意書き。「トイレット・ペーパーの交換は‥」  「ペーパー」の前に「林家」と落書されていました。
■これ高すぎ!高すぎ晋作 ■適当谷由美 ■居間にいる婦人 ■肉ジャガー ■ルパン酸性雨

■アグネス・チャンリンシャン  ■ダジャレー夫人  ■もう少しで危うく乗る人‥淡谷のり子
■吉本のブサイク芸人ホンコンが、ハワイのホテルでエレベーターから出ると待っていた外国人の婦人に『オーマイゴッド!』と言われ、インターナショナルなブサイクと認められました。

 今年も残すところ12ヶ月。笑ってゆっくり歩いきます。

2012.01.10(火)23:00