朝8時45分で駐車場は3分の1埋まってます。雲がかかってますが、予報では頂上につく頃太陽が覗くはずです。
昨日の雨の残りが、葉の上に残っていました。シモツケソウは、その雨で花が落ち完全に盛りは終わっています。
コオニユリ(小鬼百合)
クルマバナ(車花)
オトギリソウ(弟切草) オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
ハクサンフウロ(白山風露)
キンバイソウ(金梅草)
シシウド(猪独活)
シュロソウ(棕櫚草) キンミズヒキ(金水引)
上野登山道がターンを繰り返しながら登ってきています。
『先週は、あの道を登ったんだ』とひよこさんに解説しましたシモツケソウを中心とした花のアラカルトは、先週のほうが良かった。
でも相変わらず大きなレンズと三脚を構えたカメラマンは多い。
『どいてくださーい』と観光客が追い立てられています。
人が入り込んだ写真は、狙いが散漫になるそうです。
山のサイトでも人類を入れない絵を掲載する方と登頂記念写真も含め人間中心の方と別れます。
私もいい腕といいカメラがあれば、人のいない写真で一度はページを統一してみたい。
南斜面のオオバギボウシ群生も盛期は過ぎています。
小腹が空き“えびすや”で150円のヨモギ餅を食べました。
三角点は、伊吹山測候所跡のフェンスの前に立派な表示板と一緒にあります。たまたまでしょうが、登山者も立ち寄られる方はいませんでした。多くの人は、ヤマトタケルノミコト像で登頂記念写真を撮って満足します。インパクトあるから仕方ありません。
中央コースを降りて行く時、資材運搬用モノレールが登ってきました。
『たのむ一度でいいから乗せて!』
無視されました。
遊歩道から10mくらいのところにある立ち木でウグイスが鳴き続けていました。
皆さんも立ち止まって聞きほれています。いつもは笹や草下で姿が見えないのにとても珍しい。
中央コースを降りた所でお爺さんとお孫さんのお嬢さんがコース選択を悩んでいました。
『花が多く傾斜が緩やかな西コースから登り、階段像で距離の短い中央コースで帰ると楽に周回できますよ』とお節介しました。
体力自慢の方は東コースで帰ると充実した山頂周遊を楽しめます。
でも西・中央・東コースを同じ道を通らずに歩く『一筆書き周遊』は、どう考えてもできません。
頂上駐車場に帰ると10時半、ひと事なのでいいけど4Kmほどの大渋滞です。頂上で昼食をと考えるとみんなこの時間になるのですね。観光バスのガイドさんもさすがに愛想もなくブスっとしています。
久しぶりの山の気分を味わいひよこさんも元気を点滴されたようです。口も軽くなりよくしゃべります。以前北尾根を縦走したときのトラバース道や静馬ケ原分岐を見たいと言いました。
ドライブウエイの駐車スペースに車を止めると登山者が登って来るのが見えます。次に笹又の登山口を望むと数台駐車していました。北尾根縦走のとき、お世話になったところです。『いつかあそこから伊吹に登ってみよう』と話をして、車に戻り我家にウインカーを出しました。