2012年12月12日(水) 大黒岩付近の銀世界 (富士見岩展望台より) |
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12月12日は御在所岳に登ることは今年3月に決まっていました。「12」が並ぶ縁起の良い日に標高1212mに登頂しましょう。 当日は、御在所ロープウェイのイベントが行われます。ジオンさんにお話しして山仲間と参加することにしました。 前日、降雪がありましたが、当日のお天気はまずまずとなりました。真冬並みの寒気は残り、登山道の積雪の状態が気がかりです。 東名阪自動車道路の四日市ICで下り、西の湯の山温泉を目指します。9人のパーティです。教科書は、西内正弘著「鈴鹿の山 万能ガイド」です。 |
<駐車地> [-]広域図、[+]詳細図、ドラッグスクロールで移動 |
※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前6時10分発 晴れ/0℃ 駐車地:午前8時10分着 晴れのち曇り/1℃ |
往:1時間30分(望湖台まで以下、RW利用) 復:2時間40分(小休止含む) ◆所要時間:4時間10分 |
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湯の山温泉街から冬季用駐車場へ向かいます。凍った坂道が上られません。RW有料駐車場に駐車。 (8:10) |
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御在所岳を見上げると昨日、降雪はドッサリあったようです。 ルートは麓から雪道でしょう。私の貧脚では12時12分に間に合わないかも‥ 私を含めた3人が「ロープウェイで楽したい班」、6人が「歩いて登りたい班」となりました。 登山班を裏道登山口まで案内し、運転開始の9時に乗車。 青空の下、迫る白銀の世界に興奮。『カモシがいる!』 真下を見ると白毛の母親と黒毛の子供カモシカ。 この出会いでRW料金1200円の価値があるかな。 標高400mから1200mまで12分で山上公園駅に到着。 (9:15) |
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山上は真冬の別世界。一般的に1月2月に見られる冬の華、樹氷が辺り一面です。時間はたっぷりあります。 |
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北回りの遊歩道で富士見岩展望台へ行きました。麓を見ても積雪は全くありませんが‥ |
南の鎌ヶ岳1161mも冬化粧をしてます。山上は−5℃、持参の衣類を全部着込みました。 |
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『あんたはいいな』 笑顔の雪ダルマ人形は、風の子・男の子です。 |
堪能したので1212イベントが行われる西方の三角点山頂へ向かいます。(10:00) |
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レストランの右から遊歩道を歩きだすと、運よく除雪ブルが来ました。突き当り右の階段を登り‥ |
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疲労感ゼロで登頂。標識には1211.95mとなっていますが、この地点は地形図では1209.4mです。 (10:20) |
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西のピーク望湖台へ行きます。三角点の左へ回り込み、バージンスノーを‥ |
降って登れば、琵琶湖が見えない望湖台。ここが地形図の標高1212m地点。(10:30) | ||||||
三角点山頂まで戻りました。12時12分のイベントまで1時間半あります。 三重TVクルー3人がスキーリフトで11時前の早入り。その人が『北朝鮮がミサイル発射した』 山上でイベントを待つ10数人の口からも『え〜』の驚きが風に舞う。 (10:40) 北方には、先ほどまで遊んでいたピークに雨量レーダーのドームとRWの山上公園駅。 右の茶色の屋根はレストランアゼリア、以前は山上ホテルでした。 その右の四日市市街と伊勢湾は、冬将軍の支配下です。 |
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12時12分12秒、200人近くを集めイベントは終了。テンションを元に戻した登山者、TVクルー、観光客は三々五々。 さすが200名山は集客力が違う。私たちも記念撮影をして下山します。 (12:20) ※イベントの内容は、下段の「道草」をご覧ください。 |
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レストラン・アゼリア前まで降り、ございしょ自然学校の軒下で風除けランチしました。 そこに風物詩「氷瀑」。水を霧状に吹きかけ人工的に作られました。 (12:40)〜(13:40) |
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エネルギー満タンだ。さ、さ、雪の遊歩道で山上公園駅北へ。裏登山道の標識から降り始めます。 (13:50) |
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北に釈迦ヶ岳1092m、黒い影が国見尾根です。足には、6本爪の軽アイゼンを装着しています。 |
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上を見ていたら右足のアイゼン爪が、左足のアイゼン固定紐に引っかかり前のめりにグシャッ! 全身打撲が雪クッションでセーフ。アイゼン紐を隠すようにスパッツをかぶせばいいかと後で気づきました。 |
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標高を100m下げれば国見峠です。右折して裏登山道をさらに降ります。 (14:00) |
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08年9月1日の集中豪雨で北谷上部の土砂崩れで登山道は崩れました。迂回路や階段・鎖が整備されています。 藤内壁(トウナイヘキ)分岐手前から大岸壁が眺める。日本三大岩場のひとつで300mもの絶壁です。 |
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鎖場前でアイゼンを外し、兎の耳に出会います。ゴーロ状の沢を赤ペンキでつなぎ、国見尾根への分岐を分けると‥ |
豪雨の災禍から再建された藤内小屋。大勢の方の努力に感謝します。外にトイレが設置されありがたい。(14:55) |
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七の渡しで左岸へ木橋を渡ると新しい大堰堤が見えます。右斜面の迂回路を辿りました。以前と様変わり。 (15:15) |
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岸壁にしがみつく錆びたスケルトンの鉄網橋を歩きますが少し心細い。 |
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堰堤を左に流れまで降り、蟹の横這いで岩棚歩き。 雪で滑り落ちたらただ事ではありません。下山間近の難所に緊張します。 (15:50) |
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青滝分岐を過ぎ、青滝茶屋(青滝不動尊)から石段を降れば、裏道の1合目。 (15:55) 左折して舗装道を登りRW湯の山温泉駅に到着。お疲れ様を駐車場で交わします。 (16:00) |
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前列:右から福ちゃん、yakoさん、Kおじさん、ジオンさん、あさひさん 後列:右からドルフィーさん、長さん、和たん、私です。 皆さんお世話になりました。ありがとうございます。 |
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東海岳行 |
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“三滋DEいらっしゃい!!” | |||||||
山友の岳魚さんから今春山行のご案内を頂きました。’12年3月4日5時6分789m愛知県の本宮山登山です。123456789見事な連番。残念ながら私は町内の役があり参加できませんでした。当日は、100人以上の登山者が山頂に集い5時6分に万歳三唱。 集合写真を撮り(上左)、記念カードが配られました(上右)。みなさん楽しそうです。この集まりは「連番を愛する会」が企画し、記念カードは三河の加藤新聞店さんが協賛して発行しています。 (画像は岳魚サン提供) 後日、岳魚さんがある発見をしました。 『’12年12月12日12時12分、御在所岳は1212mなので数字が揃います』 『グッドアイデア!御在所岳ロープウェイに提案して記念証を発行してもらいましょう』 岳魚さんは、3月上の写真とカードを同封して御在所岳ロープウェイ(以下RW)に送付したのです。 11月、返答が来て、当日「登頂記念イベント 三滋DEいらっしゃい」として「登頂証明書・記念バッチ」をプレゼント。御在所岳三角点山頂は、三重・滋賀の県境なのでそのタイトルです。参加して山頂で岳魚さんとお会いするのが楽しみです。RWは、マスコミにも通知しています。 いつも山行を誘っていただくジオンさんにお話しして、9人パーティが組まれました。『1212、ワンツ・ワンツー、ワンツー・ワンツー!』 11時前に三重テレビのクルーが到着(上左)。中京テレビ、メ〜テレもリフトで昇って来ました。観光客・登山者もどんどん集まります。(上中) 岳魚さんも来られご挨拶を交わしました。わがパーティも山上公園のスキーリフトを利用して全員到着。三角点前にイベント参加者が整列。RWの森氏がハンドマイク片手に達者なトークで場を盛り上げる。話では、昭和34年に開業以来、12月はロープ交換など点検のため休業していました。 平成21年から点検を6月に移し、12月は樹氷・氷爆・ナイターなどをウリに営業。「12月12日」は標高記念日として毎年、登頂証明書などを発行。今年は「12」が10個も並ぶので特別記念イベント「三滋DEいらっしゃい!!」を行うことになりました。岳魚さんのアイデアは、いずこへ? 山頂にその瞬間が近づいてきます。森氏のリードでカウントアップの練習を3度もしました。テレビカメラを前に『いち・にー・さん ‥‥ じゅーいち・じゅーに・ヤッホー』(上右) 私の隣の人は今日が誕生日と言います。関東から来たパーティもいます。12時12分12秒に決めポーズをしてイベントは終了。登頂記念賞と記念バッチが配られ、山頂は静けさを取り戻します。 帰宅してメーテレの夕方のニュース「UP!視点」の録画をセットしました。入浴して『あ、いけない!? ズボンにバッチと証明書入れたままだ』 これで証明書は消失しました。ニュースは、ひよこさんと生で見ました。一瞬ですが映っています。娘から電話『早すぎて全然わからない』 『大丈夫、録画したから』 ビデオを再生すると、なぜか10分前で録画が終わり肝心なところが映っていません。ジオンさんが、テレビ画面をカメラで撮っていてくれました。それが上の写真です。私は「12」札を中央で持っています。ところでここは標高1209mではなかったかな? 来年早々の’13年1月3日13時13分13秒に標高1313mの山へ登頂するとなれば、西水源山(イシウレサン:岐阜高山市せせらぎ街道)です。平成25年2月5日2時5分2525mは、十石山(乗鞍)。福を呼ぶかもしれない縁起を担いでみましょうか? |