2013年4月4日(木) カレンフェルトの迷路を抜け谷山へ |
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先回、北鈴鹿のイブキ・イワス・比婆之山を歩きました。それらの低山から直線距離5kmに霊仙山が北鈴鹿の名山として巨体を横たえています。 春先は西南尾根登山道が、フクジュソウの花見登山で賑わいます。花は充分見ているので今回は未踏ルートを辿ることにしました。 米原市HPを見ると上丹生登山口〜谷山谷登山道、榑ヶ畑登山道の汗拭峠〜落合間が、昨年9月の大雨による土砂崩れで通行不可です。 そこでクラッシックルートの柏原登山道を選択しました。長丁場ですが、急登降も少なく安全性は高いようです。 教科書は、西内正弘著・中日新聞社刊「鈴鹿の山 万能ガイド」です。 |
<駐車地> 大きい地図 |
名神高速道路米原ICで下り、国道21号線でJR柏原駅前を左折。名神高速道路を潜り、舗装道を南方へ走ると右に大きな養鶏所。 |
↓ F継子穴 ↓ G四丁横崖 ↓ 山頂避難小屋 ↓ ▲経塚山 ↓ ▲最高峰 ↓ ▲霊仙山 ↓ G四丁横崖 ↓ ▲谷山 ↓ 林道終点 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前5時55分発 晴れ/8℃ 駐車地:午前7時10分着 晴れ/10℃ |
往:3時間30分(最高嶺まで、小休止含) 還:3時間00分(ランチタイム除く) ◆所要時間:6時間30分 |
一度橋を渡り、次の橋手前にスペースがあるので車を置きました。橋を渡るともっと広い場所があります。 (7:35) |
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谷沿いを行くと次第に荒れてきます。1合目道標から道は狭くなり、谷中を歩き右岸へ移り高度を上げました。 (7:45) |
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トレイルランの人が風のように走り去る。谷は尾根に登り着きました。この2本杉の古木が尾根道への門柱です。 (8:05) |
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快適に二次林を登り、右カーブすると小広場に出ます。コンテナの4合目避難小屋で小休止。写真左へ進むと‥ (8:55) |
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林道が見えました。「林道から霊仙登山はできません」の注意書。道を整備される西出商店のものです。 |
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5合目で大木に会いました。木の右の谷部から尾根道へ登ります。6合目を過ぎ、920mピークを右へ迂回すると‥ |
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柏原道と河内道の合流点。振り返った写真で中央の道を降りてきました。左の河内道は進入禁止です。 (10:00) |
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合流点から進むと左手下に先ほど見た林道が回り込んで来ていました。斜面をトラバースしていくと‥ |
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山側にお馴染み鈴鹿庭園出現。右下は残雪です。シブイ登山道に嬉しくなります。 (10:20) この先に7合目の標識があり、隣に右の看板。その継子穴はどこ? [伝説]昔々、継母は継子憎くさに穴へ突き落としました。帰宅すると驚くことに継子が先に帰っている。その後、継母は心を改め継子を可愛いがりました。 |
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途中、岩の間にネコノメソウが群生。霊仙山は「花の百名山」です。目立つ花を見かけなかったので、ひざまついてパチリ。 |
尾根に出ると継子穴発見。トラロープで囲まれ注意書きがあります。「落ちたら死ぬ ケイタイTEL圏外」 積雪の時は要要注意です。 |
その後、谷から右カーブして平地に登る個所がわかりにくい箇所です。その左(南)ピークが谷山です。 下山時に寄り道します。斜面を覆う苔石に圧倒され迂回するとこの四丁横崖の分岐。(10:50) |
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山頂避難小屋では、数人で風除けランチをされています。小屋は15年前台風で壊れ、10年前再建されました。 私はもう少し歩かなければなりません。左後ろは伊吹山1377mです。 (11:10) |
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経ヶ峰1040m(北霊仙山)までもう一息。山頂に着くと榑ヶ畑道からの単独の若い人に写真を頼まれました。 (11:20) |
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『う〜む?』けたたましいカレンフェルト(ドイツ語:墓石地形) 登山道を探すのは、迷路の謎を解くようなもの。山頂分岐を左折して‥ |
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最高峰1094m登頂。風下に陣取りランチします。西南尾根からの人に『フクジュソウはどうでした?』 尋ねると『パラパラしかない』と残念そう。展望は360度ですが霞があります。左端は山頂避難小屋。 (11:40)〜(12:10) |
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ここまで来たら三角点峰山頂に寄らなければなりません。 西方向、写真左端にカーブする西南尾根、3年前フクジュソウ目当てで歩きました。 中央右奥に3つのピークがあります。 左:イブキ550m、中:イワス640mと比婆之山670m、右端:男鬼山(オウリ)683m。 |
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霊仙山1084m二等三角点山頂。ロングコースを到達したので充分に自己満足できます。 (12:20) |
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経塚山へ戻るとき残雪がどっぷり。雪解け水が、裾へ流れていきます。ここが琵琶湖にそそぐ芹川の源流です。 |
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さらに降って四丁横崖の分岐から往きのトラバースの道ではなく尾根へ向かいます。 (13:00) カレンフェルトの歩きにくい斜面を急登すると10分でこの展望地に出ました。 右から山頂避難小屋ピーク、少し頭を出す経塚山、写真中央が三角点山頂、 その左が最高峰、山頂4峰がここから全部望めます。 緩くなった勾配を詰めると植林と2次林の境に谷山三角点山頂。→ (13:15) 少し戻って北側にある2次林のテープから下山します。 北の方向を外さず5分も降りれば見覚えのある道と出合いました。 右折すれば継子穴の看板と7合目標識を見ます。 (13:35) |
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4合目避難小屋でお爺さんと中学2年生のお孫さんに会いました。7合目で道が不明になり戻って来たそうです。(14:15) 『登山は面白い?』『うん』 お爺さんは遅れがち。男の子は何度も振り返ります。2本杉でお別れ。 私は、駐車地へ。(15:10) |
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東海岳行 |
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“フルグラ” | |
「マダムシンコのバームクーヘン」が美味しくてよく売れているとネットやテレビで評判でした。そこで昨年秋、楽天で注文しようとするとお届は3か月後、年を越してしまう。今年、娘がブランドのバレンタイン・チョコレートをくれました。ホワイトデーは、バームクーヘン返そう。 再びネットで注文すると7週間待ち。その日には間に合わないけど一応注文します。後日、冷凍便で届いたバームクーヘンを娘と一緒に食べました。直径15cm、「冷凍、常温、チンして」と三通りの方法で食べられます。私は冷凍が好き。 焦げたカリカリのカラメルとさくさくしたバウムがいい食感です。これでシンコ女史はひと財産築き上げました。魅力的なお味の1470円(送料別)。 昔、テレビの米国ホームコメディが好きでした。大きな冷蔵庫、芝生の庭、家の中でも靴‥色々な異文化習慣が新鮮です。朝、子供がテーブルに座るとママが大きな紙箱から皿に何やらを入れ、牛乳をかけてスプーンで食べるシーンがありました。美味しそうに食べているけどあれ何? 後で分かったのですがケロッグのコーンフレークというものでした。食べてみると‥最初はサクサクしてるけど次第にべちょべちょになり、まったく私の口に会いません。ツアーでホテルの朝食バイキングでもコーンフレークだは取ったことがありません。 それはシリアル食品と呼ばれトウモロコシの他に大麦、小麦、米などが原材料です。最近、カルビーのシリアル「フルグラ」が評判がいいとネットで知りました。一度購入してみようとスーパーに行きますが、そもそもシリアルってお菓子なのか穀物か、どの売り場にあるのかもわからない。 シリアル食品の専用棚がありました。コーンフレークとは似ても似つかぬもので随分進化したものです。「フルグラ」はフルーツグラノーラの略で麦や玄米などの穀物とドライフルーツやナッツを混ぜています。 牛乳やヨーグルトを入れてもパリッとした食感は変わりません。フルーツの甘みが味を飽きさせないのでいくらでも食べられます。私は何もかけないでそのまま食べるのが好きです。カルビーってお菓子の会社だと思っていました。 この「フルグラ」は、「かっぱえびせん」「ポテトチップス」につぐカルビーの三本柱で平成3年に発売。こんな美味しいのに知りませんでした。オーツ麦・ライ麦・玄米・アーモンド・ココナッツなどの原料にシロップを混ぜます。 オーブンで焼き粉砕し、イチゴ・リンゴ・レーズン・パパイヤ・かぼちゃの種などドライフルーツを加えます。植物繊維や鉄分が多い食品です。娘に話すと鈴の助(8歳)も食べたことがないので早速購入し、『美味しい、フニャフニャにならないし果物がいい。 かぼちゃの種を見つけると超嬉しい』食感を大事にするカルビーならではの商品です。私はすでに418g入り398円を4袋完食しました。「見くびるな! シリアルの進化と孫の成長」 厳しい季節の変わり目を乗り切ったと思ったとたん風邪をひきました。一旦風邪をひくと1週間は立ち直れません。そのため岳行ノートの作成が遅れました。訪問いただいた方にはお詫び申し上げます。 |