2013年5月6日(月・祝) 新緑の長石谷遡行 |
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GWの休日に山行しようと思ったのですが、高速の渋滞予測を見て諦めました。カンチャンの平日は、天気があまり良くありません。 鈴鹿ならGW最終日は、高速の渋滞がなく天気予報も良いということで名峰鎌ヶ岳に行きましょう。尖峰が天を指し登攀意欲をそそられます。 北側の鈴鹿スカイラインから登る三つ口谷〜県境縦走路の周回は、以前歩きました。今回は未踏の長石谷〜長石尾根で周回します。 気温の低い午前中に谷道、気温が上がった午後は尾根道とまさかのヒルを避ける心配り。アカヤシオはまだ残っているでしょうか。 場所さえ知らないイワザクラは、散っていないでしょうか。カマは人気スポットなので早立ちしないと駐車できません。 |
<駐車地> [-]広域図、[+]詳細図、ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
教科書は、西内正弘著・中日新聞社刊「地図で歩く鈴鹿の山」です。 |
↓ 堰堤 ↓ 犬星滝 ↓ ▲鎌ヶ岳 (長石尾根) ↓ ▲弥一ヶ岳 ↓ 路肩駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前6時05分発 晴れ/13℃ 駐車地:午前7時30分着 晴れ/14℃ |
往:3時間20分(山頂まで・小休止含) 復:2時間20分(ランチタイム除) ◆所要時間:5時間40分 |
現在、料金所跡付近は、大駐車場を造成中。料金所跡から北東へ少し下った路肩へ駐車しました。(7:50) |
スカイラインから湯の山温泉に向かう車道へ左折。300m降ると右に道標・登山ポストのある長石谷口です。三滝川へ向かいます。(8:00) |
川に出ると鉄橋の残骸が左の岩の上。渡渉は問題ありません。正面奥の岩に赤ペンキの〇印があります。 |
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左岸沿いに登山道を歩き、堰堤を三つ越えました。流れは綺麗です。そこから道らしきものはなくなり‥ (8:15) |
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河原を歩き、高巻き道に移り、また河原に戻り‥赤ペンキの指示が要所にあり助かります。 川沿いに窯跡↓がありますが、洪水にも負けずよく残りました。 |
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岩壁に紅紫色のイワザクラ。花弁は桜と同じで5枚、先が割れています。 準絶滅危惧種で台高の千石谷、岐阜県の舟伏山、宮崎県の鰐塚山でも自生しています。 鎌ヶ岳の長石谷で咲くのは知っていましたが、場所は知らず見られてマンモスうれP。 |
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川には小滝がいくつかあります。シャッター優先モードで撮ってみました。落ちる水がいい感じ。 (8:45) |
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「犬星大滝」の案内板、左岸に細長い滝。 谷で最大で落差10数m? 滝下に転落した人の卒塔婆がありました。 (9:30) |
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谷幅が狭くなり勾配が増すと大詰め。支谷が合流して分かりにくいのですが、赤ペンキが指示してくれます。 流れは消え、空は新緑。最後に谷を右へ外し、笹地の岩道を急登すれば‥ |
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県境稜線に出て一安心。岳峠付近の尾根にはアカヤシオ↓が、先日の強風にも負けず残っています。(10:55) |
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張り付けた大岩が落ちそうな岩壁が迫る。鞍部まで登り、左へ急登すれば山頂です。 焼岳の登頂を思い出しました。しかし、途中で立ち止まって息を整えなければ堪りません。 |
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鎖場を登れば、伊勢皇太神社の祠と鳥居と登頂者多数。立派な山名板が埋め込まれた山頂1161mです。 背後は直線で2kmしかないお隣さんの御在所岳1212m。晴天でも温度計は7度、風を避けたくなります。 (11:10) |
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四囲に大展望、西北は右が雨乞岳1238m、中央は清水頭(ショウズノカシラ)1095m、左が綿向山1110m。 |
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山頂から東へ降りると長石尾根の岩場。展望ランチしましょう。下山は、曲折して北へ降ります。 (11:20)〜(11:40) |
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左にガレ場が続き、高度を下げていくと御在所岳が間近です。残り少ないアカヤシオ、少し早く来ればよかったと後悔します。 |
ミツバツツジの新緑が、アカヤシオのピンクにかぶり勢力交代を告げているようです。今年は当たり年かな。 |
左の谷は、1週間前ならきっとパラダイスだったでしょう。惜しいことしました。 |
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三つ口谷ルート分岐です。長石尾根ルートは、先で突き当たりますが、右へ曲折します。 (12:25) |
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道脇でハルリンドウの吹奏隊は、ラッパを広げユニゾンで輝く。 |
イワカガミのコーラス隊は、春のメロディをハモって唄う。鎌ヶ岳は、いいなあ。 |
鈴鹿スカイラインの大崩壊地、全容を見ると復旧工事の大変さが分かります。5/1より武平トンネルから滋賀県へ通り抜け可能になりました。 |
長石尾根は、所々ザレ地が現れ緊張します。ここも降り終わり振り返りました。結構な急斜面だったので取りあえず水を飲みます。 |
ホッとするまもなく大岩が立ちはだかり、左から回り込んで登ると弥一ヶ岳802m。ひとつピークをゲット。 (13:00) |
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ガレ場を過ぎると二つの大岩が通り道を挟んで邪魔しています。 ここを通らないと下山できません。最狭25p、体幅の関所です。通り抜けると‥ ←中電の電柱が続き、長石尾根ルートは終盤です。 一気に高度を下げ、午前に歩いた谷道に出合いました。 そこからは、記憶があるのでカメラも出番がなくなります。 (13:40) 駐車場着(13:55) |
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東海岳行 |
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“4DX” | |
初めて飛び出す3D映画を見たのは、京都の東映太秦映画村だったと思います。チャンバラ映画で専用の眼鏡をかけ、刀や槍を目の前に突きつけられました。昭和40年代でしょうか。当時は飛び出すことに重きを置いていた演出で刺激的でしたが、不自然さを感じました。 平成になり、大阪USJへ遊びに行きました。「シュレック」のアニメ映画は、3Dの映像に合わせ座席が揺れたり、水滴がかけられたり特殊効果たっぷり。体験的なショーが面白い。4年前の映画「アバター」で3Dは画期的に進化し、飛び出すより奥行感があり、見ていて抵抗がありません。 4月25日(木)テレビニュースで日本初上映がされる4DXを紹介。場所は、名古屋市中川区「中川コロナワールド」(シネコン)。「座席が動く」「風・香り・水しぶきが出る」という他、「シャボン玉が飛ぶ」「稲妻が光る」「スモークが出る」臨場感溢れる仕掛けが一杯の映画です。 韓国製の装置で1億5千万円の費用をかけた第一弾は「アイアンマン3」。これは行ってみたい。4月26日(金)より上映開始、GW中は混むと思いネットで平日の席を申し込みました。 料金は[映画料金+1300円]で入場前に専用眼鏡をもらいます。私はメガネONメガネなのですが大丈夫でした。座席は4席単位、頭を掛けるところに穴が二つあり風が出てきます。前席の背中にノズルが二つ見え、風と水しぶき用でしょう。座席の下に細いチューブが出ています。 多分、香りを漂わせると思います。スクリーンの両サイドにスモーク発生装置。壁と天井にフラッシュとシャボン玉装置がありそう。コーラやポップコーンを手にして来る人がいます。『?』 上映前に支配人が注意事項を話しました。荷物は抱えてとか、飲み物に注意してくれなど。席が揺れてコーラがこぼれたら、ビチョビチョになります。映画は、よくできていて十分楽しめました。水しぶきは2回かけられ、最初の方に花の香りが漂った気がします。 前からくる風はいいけど、後ろから耳にかかる風は驚きました。座席はいつも動くものでなく、内容に合わせてほんの時々動きます。シャボン玉を期待したのですが、必然性がなかったようで出ませんでした。ほぼ満席、いい映画なら通常より楽しめ、料金が高くても納得できます。 気分が悪くなって退席する人はいませんでした。次回作は、トムクルーズのSF作品のようで、またここで見たいと思います。 |