2014年1月7日(火) 米田白山中腹の賀茂神社 (創建950年前後-現在の拝殿は江戸時代と推定されます。左は神楽殿) |
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先週、岳行ノートは鬼飛山でした。当日はスーパー低山の3山巡りで今週はその続きです。まずは鬼飛山から2.6km東、未踏の愛宕山です。 均整のとれた山容から米田富士と呼ばれます。次にそこから南に3kmの米田白山を登りました。半日で富士山と白山を登る豪華なコースです。 米田白山は11年前、同じ1月に登り「小さいがいい山だ」と偉そうなメモが残っています。先週に続き全シーンを油彩調で撮りました。 見た目派手ですが、暫くすると目が慣れます。どうぞ広いお心でご覧ください。参考書に「可児からの山歩き」さんのお世話になりました。 |
<愛宕山駐車地> [+]詳細図、[-]広域図、ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
鬼飛山:午前10時20分発 晴れ 駐車地:午前10時40分着 晴れ/1℃ |
往:15分(山頂まで、小休止含) 還:20分 ◆所要時間:35分 |
飛騨川右岸の東光寺公園より愛宕山 駐車地→祠→加茂神社→▲愛宕山→駐車地 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
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この山の駐車は皆さん、困られています。レポでよく見る空き地に置車させていただきました。 175段の階段途中にある灯篭には「宝暦五?」の彫字‥1755年ころです。 (10:45) |
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階段を登りきると広場。二つの小さな祠とこの石像が祀られています。裏に「弘化」の文字、1845年の作です。 (10:50) |
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‥広い参道は続く。雑木林が風除けになり快適に進めます。 |
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やがて渋い苔の道を歩くと石段があり、そこが賀茂神社です。上の建物は神楽殿で裏側になります。 |
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神楽殿から本堂。灯篭に「享保十八」(1733年)。TOP写真が賀茂神社全体です。本堂右側に道は続きます。 (10:50) |
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岩道、シダの道と続き、石段を登れば‥ |
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山頂に到着。南と西が切り開かれ、大展望。右の祠は愛宕神社。防火・鎮火の霊験があります。 (11:00) |
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西の展望は穏やか。左:飛騨川の川辺ダム、左端の:葉に隠れた鳩吹山、右端:鬼飛山。 この展望台右から北へ道が延びています。この道を少し降ると‥ |
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空掘が山頂を囲みます。室町時代、米田城は山麓で、山頂には物見櫓程度の支城がありました。 1505年に築城、1582年に落城しました。ぐるっと回り下山します。 (11:20) |
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参道の階段に出れば、駐車地が見えました。左の大きな建物は、天理教の教会です。 道の駅「ロック・ガーデンひちそう」でランチします。 (11:40) |
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道の駅:午後12時30分発 晴れ 駐車場:午後12時50分着 晴れ/9℃ |
往:40分(山頂まで、小休止含) 還:25分 ◆所要時間:1時間05分 |
ランチを終え、国道41号線の森山3北交差点から東進し飛騨川の青柳大橋を渡ります。まっすぐ進むと正面に米田白山。やがて‥ 駐車地→祠→加茂神社→▲愛宕山→駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
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道は左カーブ。大橋から2kmでさくらの森第1駐車場です。三山目に出発。 (13:05) |
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川沿いに奥へ進みます。直進するとバリルーで挑戦します。 |
左岸〜右岸と詰めると少々藪っぽい。薄い踏み跡があり、稜線に登りました。 |
登山道へ出たことは、11年間の経験のたまものです。それほどでもありませんが、山頂と反対の左へ少し行くと‥ |
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3鉄塔が建ちます。東に展望。八百津町の町並みの上、右奥が笠置山1128m、左奥は見行山905m。 (13:20) 再び尾根道から南へ辿ると右カーブして‥ |
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(西の眺望)大岩に出ました。尾根は殆ど岩が占め、随所であっぱれな展望を獲得できます。 八畳岩と呼ばれる大きな岩場は、ランチに絶好の場所です。 岩塊の東海環状自動車道の白山トンネル(長さ:1350m)が貫き、写真中央に飛び出ています。 中央より右のシルエットは、瓢ヶ岳(フクベガダケ)1163m。 (13:30) |
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(北眺望)右奥が納古山(ノコヤマ)633m、その左下が二山目の愛宕山261m、低いけどかっこいい。 |
(東の眺望)東海環状自動車道が、可児市の飛び地エリアの兼山トンネルに向かっています。 |
5分尾根を南進すると反射板の手前に山名標と二等三角点。展望はありません。 (13:45) 白山展望台は、11年前寄りましたので省略。山頂から西へ進むと岩場に出て遊歩道に合流しました。 |
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整備された遊歩道で下りると分岐がありました。遊歩道は2本あり、まどろみの広場経由を選択します。 |
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降るだけかと思いきや登りもあり、思わぬ体力の出費です。 |
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舗装の遊歩道になり、山麓の車道に出ました。駐車場はすぐそこです。 (14:10) 三山巡りは、これにて終了。合計標高で826m、2時間40分の初登りでした。 |
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東海岳行 |
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“イエスタデイ ワンス モア” | |
昨年11月21日、ポール・マッカートニーの日本公演最終日に東京ドームへ行きました。中学時代からビートルズファンで10代のころは彼ら以外の音楽は全く興味がなかったくらいです。4人の中で特にポールの歌が好きでした。POPでキャッチーで美しいメロディを奇跡のように生む。 現在彼は71歳、全37曲2時間半のステージを、休憩もなく、飲み物も取らず、原曲のままのキーで歌いました。ハードなロック、甘いラブソング、しっとりとしたバラードを歌い表現力は豊かです。生きる伝説、音楽の世界遺産、当日の興奮と感動を残したいと思います。 バンドは、ドラム・二人のギター・キーボード、20分遅れでポールがえんじ色のロングジャケットで現れます。歓声の嵐を受け中央に立ち、バイオリン型のベースをかけパーティは始まりました。 1. Eight Days A Week 一曲目はビートルズナンバー。本国イギリスではシングルカットされず、日本や諸外国でシングルとして発売されました。フェードインする3連譜のイントロがかっこいい。どうしてこの曲を最初に選んだのだろうと思いつつ一緒に歌い、手拍子も曲に合わせます。 2. Save Us 日本で一位になった新アルバム「♪New」の曲。事前にCDを購入して聴きましたが、ポールが大活躍していたころのレベルを望んではいません。歌い終わって『こんばんは東京、ただいま!』と挨拶。 3. All My Loving 誰でも歌える初期の名曲。いきなり歌から始まり、6連譜のリズムギターが新鮮です。初期の曲はどれも2分程度と短い。『Thank You ありがとう。今晩も日本語頑張ります。でも英語の方が得意です』(笑) 4. Listen To What The Man Said ウイングス時代の曲で私は毎日のようにギターで弾いています。歌い終わり、翻訳が速攻でスクリーンに出ることを説明。そのシステムはありがたい。ロングジャケットを脱ぎ派手な裏地を見せます。ベースをギターに持ち替えました。 5. Let Me Roll It/ Foxy Lady Coda ウイングス時代の曲とジミ・ヘンドリックスの曲 6. Paperback Writer ビートルズ武道館公演でも演奏。この曲からポールのベース演奏が変わったと感じました。ベースラインがメロディアスになり、前面に出る弾き方になります。ステージではギターを持ち『この曲を録音した時のギターだ』と言いました。 7. My Valentine ソロになってからの曲。ピアノに移動して『次の曲はナンシーのためです。ナンシーは今日ここにきているんだ』とポールが話す。2011年秋にナンシーと3度目の結婚をしました。69歳の時、バリバリです。 8. Nineteen Hundred And Eighty Five ウイングス時代の曲。 9. The Long And Winding Road バラードの名曲、泣けます。アルバムではストリングスと女性コーラスの入った編曲でポールは大げさすぎると嫌ってましたが、私は好きです。 10. Maybe I’m Amazed ソロになってからの曲。乳癌で亡くなった最初の奥さんリンダのために書きましたとポールが言いました。歌い終わりアコースティック・ギターに持ち替えます。 11. I’ve Just Seen A Face アルバム「♪ヘルプ」から、カントリーウエスタン風の曲ですが、選曲されたことが驚きです。 12. We Can Work It Out イントロのない曲って日本では少ないですが、ビートルズは結構あります。この曲もいきなり歌でかっこいい。 残りの25曲は、次の機会にご紹介させていただきます。 |