岳行ノート

貝月山 1234m/岐阜県揖斐川町 

2014年2月5日(水)


一二三新道をスノーハイク

(貝月山の標高1234mからその名もひふみ新道)


 水曜会山行で乱丸さんのお話し、『高いスノーシューは、まれにしか使わないのでもったいない』 私も同じ思いです。

 山屋では何食わぬ顔で3万円の値札が付く。『かなわんなあ』 すると乱丸さんがドッペルギャンガースノーシューを購入されました。

 それで綿向山を歩かれたので使用感とか購入店をお尋ねしました。アマゾンで送料込で6000円程度、いい感じのお値段です。


 早速、私も注文。水曜会の今シーズン第一回目のスノーシュー企画に参加できます。それが貝月山一二三(ヒフミ)新道、8人パーティ。

 教科書は、風媒社刊「こんなに楽しい岐阜の山旅100コース 美濃上」です。参考書は「ミツルの山登り日記」さんにお世話になりました。
<駐車場>
[+]詳細図、[-]広域図、ドラッグスクロールで移動

大きい地図
  奥美濃の山でおなじみの道、国道303号線で揖斐川を遡ります。久瀬トンネルの次の短いトンネルを過ぎ左折。凍った道を約8km西へ…



揖斐高原スキー場駐車場

登山口

(第二ペアリフト)分岐点

1020m最高地点
(ここから下山へ)

避難小屋(ランチ)

林道出合

揖斐高原スキー場駐車場


※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点

■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」


江  南:午前6時00分発  曇り/0℃
駐車地:午前8時20分着  曇り時々雪
往:2時間05分(1020m地点まで、小休止含)
還:1時間30分(ランチタイム除く)
◆所要時間:3時間35分


 日坂川沿いにると揖斐高原スキー場日坂ゲレンデです。栃の実山荘手前の駐車場で準備開始。


 昨夜、スノーシューを試し履き。右上が前方で25inch(長さ63.5cm)。1分簡単装着。隊長は風花さん、出発です。
(8:35)


 栃の実荘横からソリ遊びゲレンデ通り、南へ旧・貝月第一ゲレンデを登ります。凍った雪の斜面をザクザク。

 やがてゲレンデ上部。動かない旧・貝月第一リフトの終点を見て林道へ取付きます。

 林道を進むと右に「貝月山登山口」の案内標。(9:00)


 仲間は「ヒールリフト」付き。私は無し。登りでレバーを立て踵を乗せます。斜面で足が水平になり楽そうです。


 写真右下から来て旧・貝月第二ペアリフトと山頂との分岐点到着。右折して小貝月1226mへの尾根道へ‥
(9:40) 

時折吹雪くお天気ですが、これ以上は酷くならないようです。
雪庇が出てきたら、縁を歩かないように要注意。
スノーシューの重さは2本で1.89kg、足筋が疲れるかと思いましたが大丈夫です。


 「イワウチワ群生地」案内板。一二三新道は、幅広でブルドーザーの力技で作られ、花も持って行かれたでしょう。
(10:30)


 標高1020m辺りで、隊長判断でスノーシューハイクはここまで。時間不足で、先に急斜面もあるためです。
(10:40)


 最終地点は東に開きがあり、鍋倉山1050mが望めます。『あ〜揖斐高原冬景色』 避難小屋でランチします。


 トラバースの道は歩きにくい。横滑りを防ぐパーツがありますが、片側3枚の刃だけ。ズルズルとは、滑りません。
6コマ目の旧・貝月第二ペアリフトと山頂との分岐点に到着。
さらに旧・貝月第二ペアリフト方向の北へ直進して行きます。
(11:20)

好展望の場所があり、日坂ゲレンデが望めました。
揖斐高原スキー場は、貝月ゲレンデ・日坂ゲレンデがありましたが、後者だけ稼動しています。


 『岐阜の山では、霧氷の付く山を殆ど見ないなあ』とドロフィーさんがつぶやく。自然条件が合わないのでしょう。

 8人全員が異なるスノーシューを履き、軌跡が違い面白い。これは私のですが、左上が前です。

 後ろの三角形が横滑り防止パーツで可愛い大きさ。今日は困ることはありませんでした。

無雪期なら車で上がることができる803mピークへ着きました。
林道終点で広い場所です。三角点が、全くわかりません。
東に開け晴れなら、素晴らしいでしょうと思うだけ。
(11:35)


 展望写真は右上が鍋倉山1050m、東のお隣さんです。ここは動かない旧・貝月第二ペアリフトの終点でもあります。

 しゃれた避難小屋でスノーシューを外しランチしましょう。トイレ、展望台完備です。
 扉を閉めガスを点ければ暖かい。
 〜(12:45)


 腹ふくるる。下山ルートは、広場からの林道を辿ります。凍結してるのでスノーシューを装着しました。
林道をクネクネ行くと4コマ目の旧・貝月第一リフトの終点に出ます。
(13:10)

誰もいない貝月第一ゲレンデを尻セード!
試しても全く滑りません。凍結が、中高年の悦楽を邪魔しているようです。


 駐車場へ来るとチビッコたちが、ソリ遊びではしゃいでいます。中高年のささやかなはしゃぎもこれにて終了。
(13:20)

 右より ジオンさん、Kおじさん、福ちゃん、ドルフィーさん、yakoさん、あさひさん、私、前列風花さん、皆さんお世話になりました。お蔭でスノーシューデビューは無事終えることができました。


東海岳行
  “名古屋めし” 

 昼飯は、いつも勤め先の近くで仲間と済ませていました。麺類が多く、味噌煮込みうどんカレーうどん、よく食べたのが、チャオあんかけスパゲッティ。こだわりのトロミソースは、私の味覚に合い、固めの麺によくからみ食べ終わるまで冷めません。1週間に3回食べたこともあります。

 今では名古屋めしと名付けられたジャンルが確立し、中京圏のソウルフードは全国区になりました。しばらくあんかけスパゲッティを食べていないので本場ものを食べたくなりました。あんかけスパゲッティは、1960年代に名古屋のヨコイの創業者横井博氏が考案されたそうです。

 チャオはチェーン展開なので近くにもありますが、ヨコイは名古屋市内に2店舗。出かけなくてはなりません。いつも書き込みいただいているトミさんを誘って行くことにしました。ヨコイ住吉店栄地下街丸栄出口より南西徒歩3分のビル2階にあります。(名古屋市中区栄3-10-11サントウビル2F)


<左の階段で2階のお店へ>

<階段のPOP>

<店舗入り口>

 11時の開店、ランチタイムは列ができるというので11時15分に入店したら空いていました。さて注文は、メニューを見る前から決まっていますが‥魚介を使ったものはバイキング、ソーセージを使ったものはミラネーゼ、野菜を使ったものはカントリーなどとメニューに載っています。

 私が好きなのは、人気ナンバーワン、ミラネーゼカントリーミラカン! 大きさで価格が違います。昔はMサイズを食べていましたが、二人とも大人になったので『エス!』 ミニサラダが付き900円です。トマトソースがベースのあんかけソースは、すごくスパイシーで胡椒が利いています。

 具材は、トマト・牛肉・人参・玉ねぎ・じゃが芋・ニンニクなどで秘伝のソースができるまで、な・な・なんと10日間。横井氏は根気があります。二人とも久しぶりのあんかけスパだったので完全完食。腹は充分膨れました。ところでイタリア人は、このスパを食べられるでしょうか?


 <窓際に座って> 
 
<ミラカン・ミニサラダ付 カレーじゃないよ>

2014.02.09(日)23:10