2014年5月25日(日) 1000m標高、シロヤシオ最高 |
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竜ヶ岳の山頂斜面に群れるシロヤシオを羊と形容したのは、いつから? どなたでしょう? 実に見事な例えでこれ以上のものはありません。 羊の放牧、羊の草原、仔羊・親羊、、、表現も広がります。私も一度は見たい。知る限りですが、05年09年に羊がたくさん現れています。 4年サイクルかと思ったらそうでもない。今年5年目になりますが、鈴鹿でアカヤシオが当たり年だったのでシロヤシオも期待しました。 宇賀渓観光協会のホームページで5月11日(日)より竜ヶ岳シロヤシオ情報を知らせてくれるので見逃さないようにチェックします。 5月23日(金)、山頂付近の羊写真がアップされました。24日はコブクロのコンサート。25日に標準コース「金山尾根〜遠足尾根」で周回します。 その日は日曜日、人出があるから早めに出なければいけません。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 [+]詳細図、[-]広域図 |
参考書として宇賀渓観光協会、及び多くのHPのお世話になりました。 |
◎は、私の見た「羊の群れ」 赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前6時05分発 曇り時々晴れ/20℃ 駐車場:午前7時25分着 曇り時々晴れ/20℃ |
往:2時間40分(山頂まで、小休止含) 還:2時間45分(ランチタイム除く) ◆所要時間:5時間25分 |
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道路両側の無料駐車場は、ロープで閉じられ停められません。宇賀渓口の500円駐車場は、8割以上駐車中。 大阪・京都ナンバー、、、羊は知れ渡っているようです。皆さんも気持ちは同じ。期待のアドバルーンを上げて出発。 (7:45) |
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林道を行くと最近のレポに登場する謎の施設名古屋大学理学部宇賀渓地殻活動観測所がありました。 観測所は東海地方を中心に10ヶ所。地震波形データをテレメーターで測定、地震予知の研究をしているようです。 |
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舗装されている林道歩きは20分。この白竜吊橋で右岸に渡り、数分後、鉄橋から左岸へ渡り返しました。 (8:05) |
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「長尾滝→」案内板を追い固定ロープの付く岩壁を乗り越えます。先で「金山尾根」の案内板。往きの道です。 (8:20) |
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金山尾根ルートは、困難もなく整備され歩きやすい道です。 このルートは以前ホタガ谷西尾根とも呼ばれ、9年前歩きました。 現在は、閉鎖されたホタガ谷道(裏道)の代りに開かれたそうです。 急傾斜、平坦地と交互に現れ休憩が取りやすい。いくつかのパーティに抜かれたり追いついたり。 突然、尾根が開け雰囲気の良い森に出ました。この森にピクニックで来てもいいくらいです。 (9:00) |
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岩塊の集中した岩尾根です。鈴鹿では結構体験してきた場面、乗り越えると左が開け‥ |
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竜ヶ岳山頂が望め、中道が笹原を登ってます。その下、、発見!あれが世にいう「羊の群れ」 初めて見た光景に思わず顔がほころびます。気分最高、期待がスキップ。。。 |
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低い笹原を行くと金山尾根は遠足尾根から来た道と合流。9年前ここに出る時、背丈以上の深い笹に苦戦しました。 (9:55) |
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明るく広い山頂部を笹の切り開き道で山頂へ。「羊の放牧」が斜面に見られ夢中でカメラ・スマホを操る人々。 |
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二等三角点山頂。雲り空に黄砂で霞んだ眺望です。次々とパーティが登頂。駐車場、良く停められましたね。 (10:25) ランチには早く、羊写真をもっと撮りたいので早々に下山します。 |
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熊笹にシロヤシオ、、、どうして夢のような風景ができたのでしょう。 押し寄せる笹にめげず、シロヤシオが勝ち組になった理由は何でしょう。 明日は雨の予報、、、「羊の群れ」に出合った人に乾杯! カメラ屋さんに風景がかすむ場合はどうするの?と尋ねると「HDRモードで撮影して下さい」。 そのハイダイナミックレンジで絵画調フィルターにして撮ると‥なるほどクリアになります。 |
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どのアングルがいいのか、どのポジションがいいのか、キョロキョロ登山道を降ると‥ |
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静ヶ岳1088mへの分岐治田峠(ハッタ)に着きました。木陰を探しましょう。 (10:50) |
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赤勝て |
白勝て |
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アセビ勝て。。。あの群落の下は木陰でいい隠れレストランになりそうです。 入ろうとすると先客、ペアの登山者がみえました。考えることは一緒。 もう少し歩き、森の木陰でソロ・ランチしました。 (11:25)〜(11:45) |
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遠足尾根は、初めて歩くので何でも珍しいのですが、まず名前がいい。道標も要所にありミスなく歩けます。 途中、市街地や山頂の展望所もありました。そしてここが曲折点、大日向696m分岐です。 (12:30) |
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右折すると『マジ!』 植林を急降下する道が続きます。遠足尾根を登りにしなくて良かった。 岩の転がる急勾配を過ぎると‥ |
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登山道横にエビネの群落。植林の中に突然あったので驚きました。地味に見えますが良く見ると可愛い花です。 |
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大日向分岐から標高を400m下げました。往きに歩いた林道が下に見えて、膝が笑います。ここを左折。 (13:10) |
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竜の雫と呼ぶ二筋の滝が林道を濡らしています。これまた上手い命名です。 (13:30) 車を出すと道路両側の無料駐車場はロープが外され、駐車する車の群れ!『どういうこと、プンプン』 |
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東海岳行 |
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道草セレクション“絶対ゴール” | ||||
5月26日(月)19時前、NHKニュース番組「ほっとイブニング」で竜ヶ岳のシロヤシオが映りました。字幕で「一斉に咲くのは数年に1度」と出ました。 見に行って良かった、尾根道の周回も正解。ヒルにも会わず。FIFAワールドカップがブラジルで始まります。8年前のWCの時考えた道草の再掲載です。 息子が小学生のときスポ少でサッカーをしていました。弱小チームでほとんど勝てなく、試合があったある日しょげて帰ってきました。そこで私が『絶対にゴールできる作戦を教えようか』と話かけます。『なになに』と息子が聞く。 『10人でサークルを作る。真中にボールを入れ、その形のままゴールまで進む。ゴール前で一気に開いてキックする。絶対ゴールできるぞ。どうだ?』 『う〜ん、カッコ悪いでヤダ』
そうしてこの戦術は、長い間封印されたままでした。日本イレブン勝利のために30年近い封印を解き明らかにしました。ザック大監督、この作戦をここぞというとき使って下さい。このゴールに名前をつけなければなりません。 サークルを作り、キックしてゴールするので「サークル・キック・ゴール」略して「サークルK・ゴール」 サークルKさん、決まるたびにPRになりますよ。どうかFIFAかJリーグと交渉して下さい。そして私に常識的なロイヤリティを下さい。おにぎり無料券10枚でいかがでしょうか? |