高速なら1時間で中津川。予報では1日晴れです。小牧東ICを『ポーン』ETCで通過‥。『オーノー!9時過ぎたら半額料金じゃな~い』 257号線を走り、第一候補の「夕森山」を見るとドップリ雲を被っています。手前にある第二候補の「二ツ森山」へウインカーを出しました。 県道70号線の切越峠のスペースに車を止め、登山口より山の世界に入場します。ここは3年ぶりです。
(11:20)いきなり薄暗い植林下の急登が、挨拶がわりに出迎えてくれます。やはり雨が降ったようです。ヌルヌルの根っ子に乗らないよう注意して歩きました。
登山道沿いには、不思議な形の大岩が現われ楽しめます。
ひよこさんが指差している岩もどうして割れたのでしょう。
パックリと開いて思わず大きなウインナーを挟んでみたくなります。着いた第一展望台は、西側が開けていました。山に雲が厚くかかっています。ひよこさんが心配そうに手を出すと小雨を感じました。
まだ頂上まで1時間はかかります。帰路、雨の急斜面を降りるのは危険です。安全第一!引き上げましょう。
(12:00)駐車場の車が見える頃、かなりの降りに。林道に出ると雨が本気なのが分かります。体感気温も下がり、戻りは正解でした。
(12:30)車に乗り峠を600mほど下って「二ツ森林道」のアーチを潜ります。この奥に頂上近くの登山口があるので行ってみました。 左側の木製遊具の公園を過ぎると、すぐ「氷餅の池」の立看が右角にあります。それを見て東森林道に入りました。 林道入口から10分で、こったデザインの東屋。路面は濡れていますが、雨は止みました。奥の綺麗なトイレを借り再出発。
(13:05)
「氷餅の池」のことは知りませんでした。穴場を見つけたようで嬉しくなります。明るい標識は「二ツ森フォレストパーク7合目」「山頂まで560m」とお手軽コースの案内です。遊歩道にチップがあり優しい道。
途中、年配の方たち5人とすれ違いました。『曇ってな~んも見えん』と言葉をかけられます。『分かってますよ』と心でつぶやく。先ほどの切越峠からの尾根道と違い、こちらは自然林で気分はリラックス、リラックス。 『Oh!これが氷餅の池か』
要約:江戸時代(1723年)殿様の命で、この地で氷餅を作るため掘りました。氷餅とは、ついた餅を凍らせ乾燥後粉末にし、兵糧備蓄するものです。
(13:15)「氷餅の池」までは優しい道ですが、山頂まで200mから突然道が険しくなります。でも廻りは、フォレストパークで楽しい。 キノコも集う。老齢木を枯死させるカイメンタケ。森の若がえりを促す役割もあるそうです。
三男山男さんより
頂上まであと一息です。『あ~やっぱり』まだ雲が、上空を覆っていました。山頂の大岩盤に登ると頂上標識と三等三角点に出会います。大乳白色の海にバンザイ!いや、お手上げかな。
(13:35)~(14:40)六角形の休憩舎でランチです。風は無いけど寒い。壁に中央アルプス、南アルプス、御岳の写真が飾ってあります。 食事後、頂上を散策すると地元の小学生の絵馬が、願いを込めてびっしり下がっていました。
『算数の成績があがりますように!』
『たくさん漢字を覚える』
『せを高くしたい(のびたい)のばしてください』
『私の目標である松嶋菜々子のように美しくなれますように』
最初の3つは可能性がある。大岩盤に上がると晴れ空です。雲が波のように寄せ返します。時には渦を巻き、どんどん展望が開ける。
天空のショータイム来た道を戻ります。紅葉の落ち葉がありますが、森はまだほとんど緑です。いつ紅葉したのでしょう? もうひとつの山頂小屋分岐に来ました。そこまで200mなので行ってみます。
(14:55)少し日が照ってきました。 山頂小屋は、アールのきいた木造屋根の展望台です。
(15:00)東側に眺望が開けますが、中央アルプスは残念ながら見えません。先ほどの分岐に戻れば、駐車場まで15分ほどです。
少し紅葉
(15:30)
気軽に登れるコースでした。雰囲気のいい自然林は、本当にいいものです。
帰りにあの「氷餅の池」の立看の北東先にあるパラグライダーの基地を見て来ました。牛●高原
会社でお昼にヤングマンと食事をしました。私が、よもやま話を始めます。3週間前に行った「臼杵ケ岳」にあった「かもしか高原」のネーミングを褒め、それが「馬●高原」なら誰も行かないと言います。
すると彼は得たりとばかり、1週間前に行った九州旅行の事件を語りだしたのです。休みを取って、独りで生まれて始めての阿蘇山に行きました。彼は、広大な裾野を見て驚き喜び、テンションが上がって思わず走り出 したそうです。『あそだ、阿蘇だー!』
すると目の前に牛●の塊が、『何だ、えい』とジャンプ で飛び越える。空中から着地地点が一瞬見え、そこにもまた牛●の塊。避けようと右足を内側に素早くひねる。『さすが若い!』しかし地面に右足が付くと無理な体勢のため、バランスを崩し右に倒れ落ちた。
ズボンの右サイドにグッチャと牛●が付く。あわれ、休日の阿蘇は始ま ったばかり。29歳の若い男が、牛●の付いたズボンでは情けない。ふと見ると丸太をくり貫いた木鉢に水がたっぷり。廻りを確かめズ ボンを脱ぎ、そこで●を洗い落とす。
しかし離れたところで牛が、同じ木鉢で水を飲んでいる。この水は、牛の飲み水なので臭いがきついが仕方がない。濡れたズボンを履き、くさい臭いを撒き散らす彼を観光客は、それとなく避けていたそうです。
※●=糞