2014年10月29日(水) 霜晴れ、登山道は季節の境界 |
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岐阜・福井県境の平家岳は、奥美濃の最奥部にあります。岐阜から登れば7時間かかりますが、福井から辿れば3時間20分です。 平家の落人伝説があり、福井県でも奥深い山の一つです。東海北陸自動車道の白鳥ICで下り、県境を越え、九頭竜湖に架かる箱ヶ瀬橋を渡ります。 瀬戸大橋の試作に施工された橋です。橋を渡り右折し面谷(オモダニ)川沿い、林道のフラットダートを6km南下。 面谷鉱山跡の道に流水用の深い溝があり走られません。 平安時代中期1058年の文献に残るほど古い鉱山跡です。野良人さんと近辺に駐車地を探します。 |
<駐車地> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 [+]詳細図、[-]広域図 |
教科書は、中日新聞社刊「東海・北陸の200秀山(上)」です。参考書として多くのホームページのお世話になりました。 |
駐車地P ↓ 面谷登山口 ↓ ▲井岸山 ↓ ▲平家岳 ↓ 面谷登山口 ↓ 駐車地P ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前5時分35発 晴れ8/℃ 駐車場:午前8時10分着 晴れ |
往:3時間35分(山頂まで、小休止含) 還:2時間25分(ランチタイム除く) 所要時間:6時間00分 |
鉱山最盛期は明治22年〜大正6年頃、600戸・3000人が暮らすほど。山は不思議に草木がなく荒涼としています。 道脇のスペースに駐車。写真右下に道を切る溝が写っています。快晴の空に二人は意気揚揚と出発。 (8:25) |
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面谷林道の左に墓地がありました。大正7年スペイン風邪が集落に襲来、90人が亡くなりました。4年後の大正11年閉山されます。 |
10分で林道終点となり、登山口です。右に広場があり、溝がなければここに駐車する予定でした。秋色の並木道が嬉しいですね。 |
流れの少ない面谷川を渡渉します。以前は鉄橋が架かっていたのですが、流されたようです。 (8:50) |
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支尾根の道は急勾配、高度をどんどんあげていきます。 周囲で秋色は気楽に散らかり、私たちがカメラを向けるのを待っているようです。 |
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とんでもなく大きなヒノキ。この辺りの主かもしれません。 |
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ミズナラの3差路に出て九頭竜湖から来た鉄塔巡視路(右方面)に合流。左折して巡視路を辿ります。 (9:55) |
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「もみじ」といえば、手の平を広げた形の葉を思い浮かべます。カエデ、ヤマモミジがいい色です。 |
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最初の28A鉄塔に出合いました。素晴しい展望です。鉄塔の右に百名山荒島岳1524m。 (10:30) |
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さらに右に目を移すとと北に40km離れた、どうどうの霊山白山2702m(右端)。 冠雪が確認できません。左端が経ヶ岳1625m、その右が赤兎山1629mです。 |
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29A〜30A鉄塔と巡視路を辿ります。電源開発が九頭竜ダムの電力を関西電力へ送電するものです。 46年前の1968年から運用開始され、もう半世紀近い。 |
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小平家のピークは右から迂回。31A鉄塔を過ぎると行く手に2つの並んだピークが見えます。 左が井岸山で右が目指す平家岳です。まず左の尾根で井岸山へ登り、稜線を右へ歩きアタックします。 (11:10) |
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一旦70m降り、登り返すと巡視路分岐です。左は美濃平家岳1450mですが、往復2時間。右を選択すれば‥ (11:35) |
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井岸山1410m、平家岳と勘違いする騙しピーク。山頂は次のピークです。 (11:45) |
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気を取り直してコルへ降ります。 一直線に描かれた道はアッタクロード。急登ですが標高差50mです。 |
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着くと5人のパーティが出発準備中。まずは展望を楽しみ席を開いたのでランチします。 (12:00)〜(13:00) |
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東に70km、御嶽山3063mをズームしました。噴煙が4本昇っています。四囲の景色を堪能して下山しましょう。 |
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北に降ると白山が真正面。草原に散らばる白い枯れ木は墓標のようです。 |
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中にはそれががオブジェのようにも見えます。これはドラゴン。30A鉄塔(13:55) |
これは青春の門。え?天国の門‥『失礼な』 |
西から順光を受ける紅葉のトラバース道。今日は、雲に出会うのが難しい青空でした。 |
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登山口を過ぎ面谷林道。面谷鉱山に銅の精錬所がありました。煙害で樹木が今だに生えないのでしょうか。 (15:25) |
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東海岳行 |
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“朝食パラダイス” | |
テレビ愛知の平日23時WBSは、毎日録画して見ています。(因みに松本人志も同様だそうです) 我が家の朝食は、パン食です。スーパーのPB(プライベートブランド)商品は安いので長く愛用していました。残り少ない人生、そろそろ美味しい食パンを食べたい。 WBSは、新しい商品をよく紹介します。紹介された敷島製パンの超熟を購入しました。何でも量産化が困難だった湯種製法で作られたそうです。やわらかく、しっとりとしてもっちり感があり実に美味しい。その後、超熟ライ麦入りが発売されました。 そのライ麦の香ばしい風味とプチプチ食感がたまらなくもう普通の食パンには戻れません。トースターで焼いたパンにはバターが合うのですが硬いので雪印ネオソフトマーガリンを塗っていました。するとWBSでバター入りマーガリンが紹介されました。 明治乳業のバター50%ブレンドです。塗る時の柔らかさはマーガリンと変わらなく、風味や味はバターのようで気に入りました。ある日、WBSでアヲハタのジャム「まるごと果実」が東京で人気があると言っています。 ジャムは普通、砂糖を混ぜて甘みを出します。この商品は砂糖をいっさい使わず果物の持つ甘さを引き出しているそうです。わが街のスーパーに並んでいなかったので隣街のイオンに行くとさすが、量も多く何種類もありました。 嬉しくなって大人買いしてマンゴ、アンズ、イチゴなど1瓶づつ購入。結論、ブルーベリーが私に合いました。これをバター付きの食パンに塗ります。パンを咬みながら牛乳を飲むと色々な味がミックスされ口の中はパラダイスです。 朝食に腸の調子を整えるヨーグルトは欠かせません。森永乳業のヨーグルトビヒダスを1ポット食べます。一般的にヨーグルトは蓋をめくると裏にベッタリヨーグルトが付くので舌で舐めなければいけません。箱を振ってもビヒダスの蓋には絶対つかない。理由はテレビで紹介され有名です。 蓮の葉が水をはじくことににヒントを得て、蓋裏に微小な突起がありはじきます。この商品もいくつかの種類がありますが、私の1位はナタデココ入りです。歯ごたえの無いヨーグルトにコリコリ食感を与え、気分よく食べられます。 果物味は、巨峰やマンゴ、メロンといったきつい価格のものは食べません。主にグレープフルーツ、リンゴ、カキといったお値打ちなものが日替わりで並びます。朝食は、毎日同じようなものですが不思議と飽きません。 |