2015年12月8日(火) 紅葉の古刹「東光寺」に下山 |
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今年3月、ジオンさんの水曜会で山本山を登りました。車をデポするため女子3名が私の車に乗り、あさひさんがジャンパーを置き忘れ。 帰宅して気付き『今度、水曜会でご一緒の際、お渡ししましょう』とメール交換して9か月。もうジャンパーの必要な季節です。 彼女の地元、滋賀山を計画し、登山前に渡すことになりました。ではと未踏の白鹿背山周回に決定。野良人さんを誘うと『何て読むの?』 名神高速道路八日市インターで下り、6km東の平尾町東光寺を目指します。待ち合わせ場所であさひさんにジャンパーをお渡しできました。 教科書は、西内正弘著・中日新聞社刊「地図で歩く鈴鹿の山」「鈴鹿の山 万能ガイド」です。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
駐車場 ↓ 登山口 ↓ △明神山 ↓ ▲白鹿背山 ↓ 東光寺 ↓ 駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南発:午前7時00分 晴/4℃ 駐車場着:午前8時35分 快晴 |
往:3時間20分(白鹿背山山頂まで、小休止含) 還:1時間15分(ランチタイム除く) 所要時間:4時間35分 |
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東光寺西にある溜池の駐車場に車を置きます。爽快な青空、風もなくスタートから気分は上々です。 (9:05) |
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集落を南東へ直進すると鹿除ヘンス。扉を開閉して植林を抜けると「八反溜(ハッタンダメ)折り返し地点」の案内板。 『折り返すの?』疑問を残しつつ前の土手に上がると‥ |
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北東の池越しに左方の一番高いピークが白鹿背山、右ピークの右肩に明神山がポツンと覗く。 未踏の稜線を望み、登る山と対話して期待値を上げましょう。 登山の魅力は、まだ知らない世界が沢山あることを山が教えてくれることです。 この後、池の向こう岸へ回り込んだのですが、川で行き止まりピンチ。 背より高いヘンス、1m高さのガードレール塀が囲みます。何とか乗り越えました。 やはり案内板のように池から折り返し、扉を出るのが正解でした。 |
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用水沿いに歩くと左に関電の東近江開閉所。道が左カーブして分岐になります。正面は高野山685mです。 左道の鹿除ヘンス扉を開閉します。ここが登山口ですが「松茸発生中、11月25日まで入山禁止」の看板有。 (9:40) |
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簡易舗装道を行くとトラックが停まっています。作業中のおじさんの足元に息絶えた猪! 20分前に心臓を一突き。『おしかったなあ』‥おしくない。罠は、四方に米ぬかを置き↓真ん中に足が入るとワイヤーロープが足をつかみます。車に積みやすい林道沿いに仕掛けがあり『気を付けなはれ』 | ||||||||||
猪・鹿の尾を切り役所へ持参すると大きさに関係なく2万円。おじさんは害獣駆除17年の達人、去年ダントツの174匹。捕まえたのは1歳のメスで15kg。左に檻がありますが、猪は入らなく猿が入りました。去年、この山で茸採りに行った人が遭難したと言われ『気を付けなはれ』 | ||||||||||
達人と分かれ歩きながら、その話で盛り上がります。『あれ? おかしい谷をトラバースしている』 お喋りに夢中になり分岐を見逃しました。分岐に戻り左の尾根へ。15分ロスしました。 (10:20) |
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溝道を登り、横目で反射板を見ると草生す平坦地。そして植林下の急登です。明神の森に建つ鳥居を潜れば‥ |
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明神山山頂、展望は利きません。小さい明神社祠。石柱には「竜王」の文字。左折して北の尾根を辿ります。 (11:25) |
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幾度かのアップダウン。傾斜道にはプラ階段があり、整備されています。さすが巡視路です。 |
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鉄塔の切り開きに着くと四囲に大展望。南西に田園が拡がり鈴鹿西端を意識できます。 中央に雨乞岳から来た愛知川が琵琶湖に向かう。ランチしました。 (11:55)〜(12:50) |
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鉄塔から北へ向かうと4分で尾根を右へ外します。湿地に降り、東にある尾根に乗りました。テープがあります。 (12:55) |
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紅白の鉄塔に寄り道。先に進むと次の鉄塔からその紅白の鉄塔が望める大展望。 南東には、中央奥平坦なイブネ1160m、右端奥は綿向山1110mです。 高さ60m以上の鉄塔は、航空法で定める紅白の塗装をします。野良人さんのうんちく。 (13:15) |
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鉄塔から1分進むと琵琶湖方面へ胸のすく大展望地。しばし観覧、この先で3基目の鉄塔を潜れば‥ |
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白鹿背山二等三角点755m山頂です。山名板かと思ったら「火の用心」これは違う。展望はありません。 (13:20) |
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山頂から40mで尾根は右へ方向転換。「展望山あと200m」の看板が傾いていたので野良人さんが直します。 実際は400m近く歩き‥ |
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尾根端に展望山でなく「展望台」の標柱と「愛東町視界図」が設置されていました。しかし木が伸び視界不良です。 ものを作る時は達成感もあって楽しい。でも維持するのは、根気がないと中々持続できません。 (13:30) |
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展望山から北西に尾根は続きますが、一旦20m戻り、南西の尾根へ降ります。二筋の赤テープが目印でした。 (13:55) いきなり倒木’sがあり、避けたり跨いだり‥ |
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こちらは整備されてないようで倒木の混沌とした登山道が続きます。 尾根は一本道を15分降り、そろそろ尾根が南西から南に変わるはず。 このデカイ倒木を跨いで左へカーブします。 (14:10) |
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倒木が難儀で左谷へ降りました。100m谷を行けば、東光寺願王殿に出合います。開基は606年。 本堂は総欅造り、鐘楼も立派。紅葉は11月下旬が見頃だったようです。トイレは暖房便座、『ツメタ!』 故障中。 (14:20) |
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太い欅柱の山門に山号「白鹿背山」が掲げられていました。“はっかせやま”です。 湖東三山の紅葉は有名。 東光寺は、紅葉の穴場だそうです。駐車場はもう近い。 (14:35) |
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東海岳行 |
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“トップリーグ” | ||||||||||
9月〜10月のラグビーワールドカップ2015、日本対南アフリカ戦の中継を見たのですが、エキサイティングな試合でした。劇的な結果に感激し、その後も応援したくなり、日本戦をライブでテレビ観戦。五郎丸選手が記憶に残ります。残念ながら決勝トーナメントには出場できませんでしたね。 私とラグビーの接点は、高校の友人がラグビー部で彼の試合を応援に行ったくらいです。半世紀前のことですから何も覚えていません。ルールが殆どわからなかったのでWC中にネットで勉強しました。そして日本のプロのトップリーグを一度観戦してみたいと思います。 11月に名古屋で五郎丸選手のヤマハ発動機とトヨタ自動車の試合が行われます。チケットを購入しようとすると既に売切れ。素早い人はいるのですね。ミーハーですが、どうせならヤマハの五郎丸選手を見たい。結局、チケットが買えたのは12月12日の試合、2100円/1人でした。 磐田市のヤマハスタジアムまで2時間です。開始1時間半前に着き、遠い無料駐車場に誘導されました。入場ゲート前は長蛇の列。『前はこんな列はできなかった』と言うファンの声が聞こえます。(上左) 五郎丸選手の等身大写真もあり、ひよこさんの記念写真を撮りました。(上中) どこで見るのが良いか? ゴール後方席はスピード感が味わえず、反対側のゴールに選手が動くと遠くてわからない。正面スタンド席は階下にベンチや控室があり、その分座席は高くグランドとの距離がある。その点、バックスタンド席は傾斜があり、選手を間近に見られます。(上右) 中央前のいい席は、もう埋まっていました。会場は試合開始2時間半前なのでとりあえず席を取り、食堂に出かけ、開始前に戻ればいいことがわかりました。もう遅い。ヤマハ発動機ジュビロ対NTTドコモレッドハリケーンズ。ヤマハは4連勝中でグループ1位、NTTはドコモは5位です。 ヤマハには日本代表の五郎丸選手とマレ・サウ選手、NTTドコモには南アフリカ代表2名とオーストラリア代表1名が所属してレベルが高そうです。試合開始45分前、自由練習で五郎丸選手がグランドの8ケか所で距離や角度を変えたキック、お馴染みのルーティンを見せてくれました。(上左) 彼の武器は、正確かつ力強いキック。ボールが弧を描くと『おー!』と観客がどよめく。彼はトップリーグで現在得点王です。配られたバルーンを全員で飛ばしたら、いよいよ試合開始だ。(上中) 前半は、NTTドコモの(南アフリカ代表)マルサンがトライして0対10でした。 ヤマハがペナルティキック得て彼が蹴ります。(上右) 精度の高いキックが決まり、反撃ののろしを上げました。解説のアナウンスが終始入り、ルールがわからなくても大丈夫。映像もスクリーンに流されます。40分×2ですが、ハーフタイムもプレゼント企画などで飽きさせません。 プロの肉弾戦はすごい。選手が担架で運ばれる。つかみ合って争う。ラインアウトで組体操でボールを受け取るのも間近で見ました。(上左) スクラムは力が入ります。後の若い女子が『おせっ、おせっ』と叫ぶ。立っている赤のNTTドコモ選手153cm、最高は外国人203p。(上中) ヤマハが安全圏の後半31分で五郎丸選手は途中交代しましたが、彼の11得点もあり41体20でヤマハ無傷の5連勝。アナウンスで本日の観客数は、9,710名『おしい!』 試合後に両チームの選手が各コーナーに並んで挨拶します。(上右) 『五郎丸!』 人気あります。見に来て良かった。 このあと選手とのハンドタッチがありますが子供限定。スタジアムはサッカーのジュビロの本拠地です。専用球場で見やすいのですが、背もたれは無く、前後を詰めてあり途中抜けるのは困難。帰りは当然、車が大渋滞で車窓から見るとスタジアム隣がヤマハ発動機の工場でした。 |