2017年4月19日(水) 根尾東谷川/西板屋橋より岩岳 (山頂は中央三つのピークの真ん中) |
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岩岳は、花の舟伏山西5.5kmに位置します。上葛橋の駐車地から三大巨桜「根尾の薄墨桜」は、車で3.4kmと近く下山後に寄り道可能。 薄墨桜が満開の頃(4/11〜17)、呼応するように岩岳のイワウチワが見頃です。10年前、花の時期に行こうと思って以来、延び延び麺。 レポでは花の時期以外の季節は、魅力に乏しいような感じです。植林、急登、展望なし‥そんな先入観があり、二の足を踏んでいました。 未踏峰消し込みキャンペーンをしているので、意思を固め根尾へ向かいます。参考書として「可児からの山歩き」さんのお世話になりました。 |
<駐車地> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
関市から国道418号線で北西へ走り、下夕島バス停から北上して根尾東谷川左岸を600m行くと‥ |
上葛橋手前駐車地 ↓ 登山口 ↓ 補助ロープ始まり(テープ゚は誤り) ↓ イワウチワお花畑 (標高:780m) ↓ ▲岩岳 ↓ 尾根取付 ↓ 上葛橋手前駐車地 ※赤線はGPS軌跡 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前07時25分 曇り/13℃ 駐車地:午前09時15分 曇り、時々晴/14℃ 標高差:(180m→999m)819m |
往:2時間30分(山頂まで、小休止含) 還:1時間40分(ランチタイム除く) 所要時間:4時間10分 |
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橋の50m手前で路肩に置車。川音に向かってスタート。「クマ出没!入山注意」 (9:25) |
根尾東谷川に架かる上葛橋を渡ります。右折して右岸沿いを行けば‥ |
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緩い傾斜の舗装道両側には農地。右に1軒の民家があります。 その先、「可児からの山歩き」さんが、吠えられた犬はいないようです。 正面奥、左端のピークが目指す岩岳山頂。行き先が見える旅立ちは嬉しいですね。 |
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ほどなく舗装道は行き止まり。そこに「織部の里山友会」が掲示した岩岳登山口のパウチがあります。 左のスペースは車の転回場。駐車禁止看板が立っていました。杉の植林地へ入山しましょう。5分登ると‥ (9:35) |
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水道施設のコンクリ枡。右折して山腹の給水パイプを追います。[20/21]と書かれたCDが、立木に下がってました。 |
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200mトラバース道を登ると「←岩岳/タンネ」の良く目立つ案内板。ここを左折して幅広の尾根に取付きます。 (9:45) |
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見渡す限り杉林。青テープは、食害から樹皮を防御します。手が入り、伐採木は整頓され邪魔にはなりません。 |
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尾根取付から20分登ると左・植林、右・雑木林に分かれる尾根道です。右上のCDは[15/21]になりました。 MOTOSU山人会さんが1年前に21ヶ所に設置、中々全部を見つけられません。21分割なのが不思議。 (10:00) |
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平坦な尾根を行くと、左側の植林はヒノキに換わりました。CD[10/21]を過ぎれば,一帯は雑木林です。 そして高度650m辺りから、お待ちかね急登のロープ場。100m以上標高を上げます。雲行きが悪くなってきました。 (10:45) |
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融けたアラレが降ったり止んだり。雨具を着るほどではないのですが体感温度は低い。急斜面は、15分でした。 急登が緩み左斜面に待望のイワウチワ群生地です。最盛期は過ぎた様子で花たちは寒そう。 (11:00) |
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前夜も雨が振ったようです。風が強いので写真がブレるので弱まるのを待ちます。 撮影中、可児からの24名の紳士淑女、京都から3の人の方々とすれ違いました。 10数分間、撮影しまくりましたが、かわいい子達とひとまずお別れします。 |
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再び急登がありますが、すぐ勾配は緩みCD[:5/21]を過ぎました。ちょっと頑固な残雪くん。今月一杯頑張れるかな。 |
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地形図尾根西の標高850mにガレ地の表示がありますが、そこは展望地です。 西展望は‥右端上で頂上を雲で隠された雪山は能郷白山1618m。 右手前ピークは倉見927m。素敵な山ですが、未踏峰なので今年こそはと思っています。 (11:35) |
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先で東展望。中央二つのピーク左が松宇土720m、その左斜面少し下に天狗ヶ城684m。10年以上前に登りました。 |
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展望地を過ぎ、イワウチワに再び出合います。山名が岩岳というくらいですから岩がなければ話になりません。 でもこのルートで巨岩は目にしませんでした。そして山頂下の急登を越え‥ |
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岩岳999.4m三等三角点山頂。おしい、あと60cmで1000m峰。3mの高さに古い山名標がありました。 ランチ! (11:55)〜(12:30) |
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食後、山頂から更に北へ踏み込んでみました。やんちゃな藪仲間が待ち構えています。私には手に負えません。 足下のイワウチワは、まだ蕾みで控え目にしています。では、下山しましょう。 |
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CD[5/21]を過ぎた頃、樹間越に麓が望めました。左下の根尾東谷川に西板谷橋が架かります。 登山前にTOP写真を撮った所です。右上は枝に半分隠れた薄墨桜の薄墨公園。 本年の満開日は、4/11〜17、昨日18日から「落下盛ん」になりました。 急登ロープ場口(13:00) |
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岩岳の先入観念はいい加減なもので、小雨がちの天候にも関わらず好印象の山行きでした。 森の緑のゆりかごには、生まれたての元気が一杯です。雲間の陽光を浴び命が輝きます。 山は、心のホスピタル。今日は充分、癒やされリフレッシュできました。来て良かった。 |
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新装なった緑のトンネルを潜っていきます。やがて杉林を降ると見逃すことないタンネの尾根取付案内板です。 (13:50) |
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登山口は、雨を片付けた空。本降りにならずラッキー。川の流れは速く青い上葛橋を渡れば駐車地です。 (14:10) |
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東海岳行 |
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“街の鳥” | |||||||||||
少年時代は名古屋に住んでいました。今と違い田畑が多く地域で、周辺には数々の生物がいました。思えば、多様性のある豊かな環境で過ごせたことは、幸せな時代だったと思います。その中でも空を飛ぶ鳥は、羨望のまなざしで見ていました。思い出す鳥は、なんと言ってもスズメ。 小学校でスズメは、稲穂を食べる害鳥だと教えられました。農家の人を助けたいと思い、捕獲プランを考え弟と庭で実行します。方法は30cm位の籠を小さな棒で支え、下に米粒を置く。棒に糸をくくり隠れてスズメを待つ。古典的な仕掛けで、辛抱強くスズメが来るのを待つのみです。すると‥ 1羽が籠の下に来たので、紐を思いっきり引きました。捕まえたスズメが尋常でない。狂ったように羽ばたき、鳴きわめくので私達は恐れをなし籠を開けて逃がしました。当時、鳥と言えば、ハト、カラス、ツバメしか思い出せません。夕方、コウモリが飛んでいたけど、鳥ではないですね。
小学生の頃、スズメ・なぞなぞをました。@「電線にスズメが5羽止まっていた。猟師が鉄砲で撃つと2羽に命中。電線にあと何羽のスズメが残っている?」「3羽」「ちがう!ゼロ」「どうして?」「鉄砲の音に驚いて逃げたから」 たわいのないなぞなぞ、一度は引っかかります。 20年くらい経ちスズメクイズで復活した時は嬉しかったですね。今だ記憶に残る名作の数々。A「スズメが3羽電線に止まっていた。真ん中を狙って猟師が鉄砲で撃つと命中した。でも落ちてこなかった。どうして?」 「わからん」 「両側のスズメが友情で支えていたから」 ナイス。 B「スズメが1羽電線に止まっていた。猟師が鉄砲で撃つと命中。でも落ちてこなかった。どうして?」「わからん」「根性のあるスズメだった」 クイズに新しい波が来たと思いました。C「スズメが1羽電線に止まっていた。猟師が鉄砲で撃とうとした。撃つ前に落ちた。どうして?」
「わからん」「ちょうど寿命だった」 私は寿命の尽きた鳥の亡骸を見たことがない。ひよこさんも見たことなく謎です。さて近年、街のスズメは、随分減ったように思います。替りに近所でやたらと増えたのはハクセキレイです。(上右) 私が子供の頃は、見たことがありません。 寒い地域の鳥でしたが、50年ほど前から暖かさに適応して生息域を拡大しているそうです。スズメより警戒心は薄く、結構近づいても逃げません。尾を上下にフリフリしながら歩き、突然チョコチョコと高速移動するのがとても可愛い。街のアイドルですね。 冬に溜池、用水、川で必ず目にするのは渡りのコガモ。群れで暮らしていますが、4月ころユーラシア方面へ渡るようです。田んぼには大きめの鳥、ムクドリ。カラスより小さいけど、ギャアギャアとうるさい。最後に糞公害で名高いシラサギ。こんな大きな鳥が街にいるのは場違いに感じます。
歩いている時、突然飛び上がると驚きます。話変わって、近所の田んぼが埋め立てられ戸建てが建ちました。電信棒が玄関前にあります。やがて入居者が来ると電信棒上多くのカラスが止まりました。その下はいつも糞だらけ。ほんと気の毒、玄関前ですよ。 では、スズメクイズの続き。D「スズメが5羽電線に止まっていた。その中の1羽が飛び立つことを決意した。残っているのは何羽でしょう?」「4羽」「ブーッ。答えは5羽」「え、なんで?」「決意はしたけど飛んでいない」「そりゃ反則じゃ」 E「クイズもラスト間近。スズメの嫌いなお菓子は何?」「わからん」「答えは‥かかし」「何だよ、だじゃれか」 F「最後です。稲刈りが終わった田んぼにスズメが沢山いた。農家の人がやって来てスズメに一言いうと揃って歩き出した。何と言ったのでしょう?」「わからん」 「前へスズメ!」 ウォーキングしてると下校のランドセル小学生2人に出会いました。ひとりが急に立ち止まり、『けんとクン、残念なお知らせがあります』『なに?』[20/21]と書かれた『ランドセルに鳥のフンが、付いております』『うわーほんとだ。なんだよーまだ柔らかそうじゃん』 |