平尾山 369m/愛知県新城市 |
---|
2017年12月18日(月) 風冴ゆる 一周りして 五葉湖 (左のピークは出丸) |
|
5月に2Q13さん(岳魚さん改め)のご案内で鍾乳洞巡りをしました。浜松の前、『寄り道しましょう』ということで大原調整池を訪れました。 東名高速道路から見え、新城PAから歩いて行ける距離にあります。調整池は五葉湖と名付けられ、東西に900mと大きな規模です。 豊川用水の調整池で灌漑・上水道用水の安定化を図っています。周囲を低山が囲み、駐車場に四等三角点が設置されています。→ いくつもの散策道があり『冬に周回しましょう』 2Q13さん・野良人さんの3人パーティです。 新城PA南、直線距離200mの五葉湖に着き、湖畔道で南端へ走ります。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
駐車場 ↓ シモバシラ保護区 ↓ 散策の小径 ↓ 五・四・三・二・一の滝 ↓ 出丸(物見台) ↓ 五葉城址 ↓ ▲高城城址 ↓ ▲平尾山 ↓ 鉄塔 ↓ 健脚の小径 ↓ 駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前6時00分 晴/2℃ 駐車場:午前8時20分 晴/0℃ 標高差:(110m→464m)354m |
往2時間15分(平尾山まで、小休止含) 還:40分(ランチタイム除く) 所要時間:2時間55分 |
||
散策の小径入口の駐車場に置車。本日の周回コースは、2Q13さんの組立てで見所満載とのこと。まず車道を西へ。 (8:25) |
|||
休憩所とWCがある「シモバシラ保護区」。シソ科の多年草シモバシラを守っています。何を探すのか、カメラマン。 2Q13さんの話しでは、富岡まちづくり協議会が頑張り、今は保護区が5ヶ所ほどあるそうです。 |
|||
地味な草ですが、初冬に大変身します。茎から魚のひれ状に氷が張りだし、まさしく霜柱が出現。氷の彫刻です。 今日の気温は0度。運良くシモバシラが咲かせる冬の花に出会えました。 |
|||
駐車場へ戻り「散策の小径」に入ります。左の「五葉の五滝」の案内図を確認、語呂がいい。写真左方向へ進み‥ (8:35) |
|||
「散策の道」で沢の右岸を登ります。幹に滝名札、沢に降ります。 |
|||
「五の滝」↑、「四の滝」↓、「三の滝」↑、「二の滝」↑、滝王が佇む。最後の「一の滝」↑ |
|||
「四の滝」 滝は連続していて5分ごとに現れます。滝の落差は、数m程度です。 最後の「一の滝」のロング滑滝を過ぎ、左岸に移ると‥ (9:15) |
|||
これは珍しいブドウか? いえいえ「サネカズラ」という木の集合果。酸っぱくて口にできないそうです。 |
森の中を緩く登ると未舗装の林道にひょっこり出ました。右折して15分ほど歩くと‥ (9:30) |
||
右に道標「出丸→」があるので登れば、樹林の平坦地。ここが出丸330mです。東から北にかけて展望が開け‥ (9:45) |
|||
五葉湖のダムが眼下に望めます。左のピークは、お花の山:吉祥山382m、平尾山もエビネ、ササユリ、キンラン等お花の山です。 林道に戻り、数分進むと左に道標「五葉城址→」があり、入るとすぐに‥ |
|||
五葉城址348m。城は地元の西郷氏が、戦国時代1561年築城。今は広い平坦地に変わり、抜群の展望です。 東から西に展望が有り、往時は要衝地だったでしょう。 (10:00) |
|||
北東の展望、奥左:宇連山929m、奥中央:明神山1016m 右最奥:冠雪した南アルプス。 手前の濃い山影は、左:風切山356m、中少し右:船着山427m、右端:常寒山482m 左手にストックを握り、右手にカメラの画像を確認しながらを2,3歩足を出しました。 落ち葉に隠れた小さな岩に左の足先が引っかかり、前のめりに思いっきり転倒。 瞬時にカメラを地面に当てないよう守ったので顔面が地球に当たりました。 眼鏡の枠がひしゃけ、レンズに筋傷が入り、右頬に大胆なすり傷。→ 『いたっ!』しばらく立てません。落ち葉でこの程度の傷で済みました。 学習:平坦でも油断しない、落ち葉は危険が潜む、両手を塞いで動かない。 |
|||
五葉城址を降り、林道を80m進み分岐を山道へ。「高城砦・平尾山→」からひと登りしてこの高城砦跡P384mです。 (10:15) |
|||
砦は、規模的には山頂を削平しただけで物見台程度の物でしょうか。通過して丸太階段を降り、雑木林を登る返すと‥ |
|||
平尾山山頂464m。色々な物が挿さっていますが、三角点なし。ピークハント終了。展望はなく南方向へ下山します。 (10:40) |
|||
下山道は北向きです。愛知・静岡の県境尾根を辿り標高を下げます。しばらく降ると樹林帯を抜け‥ |
|||
浜松市三ヶ日町の里に大きく開けました。写っていませんが、右方向に浜名湖です。 手前左、緑のピークが雨生山313m。(2Q13さんと2012年4月に辿りました) その尾根続きですが、奥に金山423mと富幕山563m。 |
|||
山頂から70m標高を下げると鉄塔が建っていました。そこでランチ。食後、鉄塔から県境に別れ、支尾根を降ります。 左奥:本宮山789m、中央:吉祥山382m。 (10:50)〜(11:40) |
|||
シダ道を抜けると巡視路の証し、プラ階段の道です。程なく未舗装林道に出合い左折します。 (11:45) 林道をしばらく行くとやがて中電の黄札「41→」 そこから広い巡視路を降ります。 (12:05) |
|||
鉄塔を潜れば、眼下に五葉湖が見えてきました。階段を降りると入口に「健脚の小径」の指標が立ちます。 (12:15) 入口から湖畔道を左折すれば、5分ほどで駐車場です。 (12:20) |
|||
東海岳行 |
|||
“バースデイ・ライブ” | |||
先日、ビートルズをアコースティック・ギター1本で演奏する告井延隆のライブに友人2人と行きました。その日は彼の67歳の誕生日で、地元高校の同級生なども集い21人の観客で満席。一人の同級生が相席となりました。始まりは「♪I am the Walrus」(せいうち)から。 続いて「♪Hey Bulldog」(犬)、「♪Blackbird」(鳥)、「♪Piggies」(豚)、「♪Mastha My Dear」(犬)、「♪Octopus's Garden」(蛸)を演奏。アニマルソングという切り口ですが、面白いですね。演奏はなかったのですが、他にも「♪And Bird Can Sing」(鳥) 「♪Everybody's got Something To Hide Except Me And My Monkey」(猿)、「♪Free AS a Birds」(鳥)があり、ビートルズは動物をテーマにした曲が、意外に多いことを改めて知りました。 前に座る同級生の紳士とお話ししました。スーツにコートで来店したのできっと現役です。170cmほどの身長ですが、数年前体重が高80kgに増え、数値がかなりヤバクなりました。ダイエットして63kgに落とし数値は改善されたそうです。 すぐ70kgまでリバウンド。そこで鍼灸院で背中に鍼を打つと65kgに落ちました。今はそれを維持されています。ダイエットのツボは耳だと思っていたのですが、背中なんだ。その後、その鍼灸院を1年くらい通ったのですが、部下に『社長、最近毛が生えてきましたね』と半分驚きの顔。 社長さんなんですね。『鍼は頭に打ったのですか?』と尋ねると『背中です。側頭部はあるのですが頭頂が後頭部まで無かったのですが、この通り半分生えてきました』 鍼のゴッドハンドは、背中で解決できる。 私も鍼を打ったことはありますが、鍼灸師が教本を見ながら打ったので2度と行ってません。さて告井延隆は、曲間でトークをするのですが、今日は同級生がいるので上機嫌でお喋りが進みます。私達が店内に入ったとき、彼はスマホで棋譜を見ていました。将棋と囲碁は、彼の趣味です。 昨年、東京に住む囲碁仲間のA氏が肝臓がんになりました。ステージ4で余命3ヶ月の宣告。お見舞いで何を言ったら良いのか‥ 病室でA氏に話しを聞くと、色々な病院に行ったが、どの医者も違うことを言うので信じられないと医師不信でした。告井延隆は、NHKの番組を話します。 「がんの治療が変わる新免疫療法」(2015年10月放送)です。免疫細胞は、がん細胞をやっつけますが、がん細胞もやられっぱなしではありません。免疫細胞に、攻撃を止めるブレーキボタンがあります。 攻撃を受けたがん細胞は腕を伸ばしてこのボタンを押す。(右上) すると免疫細胞は、攻撃を止めるためがんは進行します。それが判明したので免疫チェックポイント阻害剤が開発されました。 ブレーキを押すがん細胞の腕を外し、ブレーキを守るので免疫細胞の攻撃力は復活します。(上下) 新薬は、開発されたばかり。扱う病院は少ないが東京にはひとつあり、A氏に教えてあげました。新薬は5回打ちますが、治療費は、1回当たりいくらなのか? ん百万円かそれ以上なのか‥高額なことは予想できます。しかし、A氏は、コーヒー関連の会社社長なので金はある。ただ効くがんと効かないがんがあるのは、研究途上の薬なので仕方ないこと。 A氏は、痛み止めにモルヒネを使用していました。1回目で痛みが軽減したそうです。4回目でがん細胞が無くなりました。肝臓がんには効くようです。すごい話しだ。告井延隆は『これでまたA氏と碁を打てる。対局後、お土産にコーヒーくれるのでコーヒーを買わなくてすむ』 いいオチだ。 |