さんじょうがたけ |
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山上ヶ岳U 1719m/奈良県天川村 |
2018年7月18日(水) 蓮華辻、コハウチワカエデ゙の古木 |
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先回の岳行ノート「山上ヶ岳T」の下山編です。まさかの日本三大荒行「西の覗」の業行を終え、清々しい心で山上ヶ岳を目指しました。 明治以降、山岳の「女人禁制」は廃止されました。しかし、山上ヶ岳だけは、我が国で唯一1300年に渡り、「女人禁制」を守っています。 開山は修検道開祖の役行者です。山頂に国の重文大峯山寺が建ち、手を合わせました。西日本修検道の根元道場として多くの信者が訪れます。 往きは、修検者も歩く洞川道〜大峰奥駆道で登頂を果たしました。下山は、周回コースを取りレンゲ辻からレンゲ坂谷のルートです。 コースタイムは、登り3時間、降り2時間20分と歩き甲斐があります。「西の覗」で修業仲間の皆さんと別れたので下山は単独です。 |
<駐車場> 大きい地図 |
教科書は、山と渓谷社刊「関西周辺の山250/改訂版」です。参考書に多くのHPのお世話になりました。 |
レンゲ辻→渡渉点→林道出合→大橋茶屋有料駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前4時30分 晴/29℃ 駐車場:午前8時10分 晴時々曇り/25℃ 標高差:(913m→1719m)806m |
往:3時間30分(山頂まで、小休止含) 還:2時間40分(修行時間・ランチタイム除) 所要時間:6時間10分 |
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石柱で囲まれた湧出岩。ここで単独登山者と少し会話。山上ヶ岳山頂1719m一等三角点に別れ、下山開始。 (13:05) |
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「頂上お花畑」の笹原に戻り、北西へ延びる道を歩きます。 今夏、列島は経験したことがない猛暑。この登山も熱中症に配慮しました。 しかし、今秋の紅葉は、この暑さにどんな影響を受けるのでしょう? |
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山頂から北西へ200m、分岐標が立ちます。「レンゲ辻・稲村ヶ岳→」の指示で左折、笹分け道をトラバース‥ (13:15) |
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すぐ尾根に乗りました。左の鉄階段から急降が始まります。正面奥は、稲村ヶ岳1726mで山上ヶ岳より6m高い。 |
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鉄階段が多い。10ヶ所ほど設置されていそうです。階段がないときの登山は大変だったと思います。 (13:25)〜(13:35) |
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腹が減り階段に腰掛け、おにぎり1個分休憩。さてっと進みましょう‥ここはボーッと歩くと左崖に落ちます。 右に回り込めば山腹の鎖場。慎重にクリアします。 |
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鉄桟橋を行くと、岩を砕き作った道‥これは感動。鉄梯子はどうやって運んだのでしょう? 感謝します。 |
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山頂から40分、高度を200m下げるとレンゲ辻1510m。女人結界門の奥から降りてきました。 直進は稲村ケ岳、左下に「大峯大橋→」(清浄大橋)の指標に従い斜面を降りました。 (13:55) |
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レンゲ辻から、カール状の斜面に蛇行道が引かれ、谷へ降っていきます。 カエデが多く、きっと秋は魅力的な空間になるでしょう。 テープのマークで枯れ沢に着いたら、このルートの第一目標、渡渉地点を目指します。 教科書の地形図で「沢を渡る」の記載が、標高1250m辺りにありました。 そのポイントを昨夜、GPSにマークしてあります。 |
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珍しいバイケイソウの緑白色の花。コバイケイソウの花は、毛ばたき風で名前が近くてもぜんぜん違います。 (14:10) 1370m辺り、カール状の斜面が終わり、今まであったテープが見当たりません。踏み跡も薄くなりました。 |
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そろそろ渡渉地点かと注意して岩ゴロの沢を降ると‥10分で沢に伏流水が出現しました。GPSは1300m。 ちょっと早いけど渡渉地点かと思い、左岸へ渡ります。しかし踏み跡はなく、また岩ゴロの沢を降ります。 (14:20) |
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しかし、踏み跡やテープがありません。道ミス! 水流は細く傾斜は緩く、歩けないことはありません。 でも登山道歩きに比べ3倍くらい時間が掛かり、体力を使います。いつか渡渉地点に出会うと期待しますが‥ |
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落差3mの小滝に沢の降りを阻まれました。運良く左岸に砂地の巻き道があり、滝壺近くに降りました。 滝が現れるということは、これから沢降りはしんどくなると予想。右岸を見ると‥ (14:50) |
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『お〜、ありがたや!』 標柱が立ち、階段が急勾配を降りて来ています。もう大丈夫。 赤テープをロスして道を失い、沢で高さを80m落とすのに40分掛かりました。 登山道なら25分ほどです。被害は15分と少なめですが‥ 道ミスの不安と足場の悪い歩行で、深部体温が上がっています。 岩に腰掛け、お茶を飲み体温を下げるため10分間休憩しました。 |
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整った登山道を少し歩けば、明らかな徒渉地点。両岸に赤テープが付いています。標高は、GPSで1180mです。 教科書は1250mでしたので、実際との差は70mありました。距離なら300m、気をつけなはれ。 (15:05) |
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何年か前、台風で山道が荒れたのを知り、もういいだろうと来ました。この斜面も崩落したのでしょうね。 |
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鉄梯子も落石でボコボコにされています。これはましな方で、土石に埋まった物もありました。 3本まとめて倒れた木は、下が掘られ潜り抜けます。 でもルートの修復は全道でされ、少しくらいの困難は、感謝の気持ちで受け取りましょう。 |
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レンゲ辻から1時間40分、多少時間は掛かりましたが、待望の林道終点です。奥の階段から降りてきました。 (15:35) |
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残り量を心配せず、思いっきりお茶を飲みます。舗装道の降りは750m。路傍に変わった模様の葉っぱ。 |
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高度を800m下げると往きに渡った清浄大橋です。ここは標高920m、昔の人は深い山奥に来たものです。 (16:00) |
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東海岳行 |
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“恐竜に会える菊千代” | |||
3月末、「世界一受けたい授業 THE LIVE 恐竜に会える夏」の抽選を申し込み。4月に当選連絡が来て大人2人・子供1人のチケットを手に入れ、開演まで4ヶ月待ちました。猛暑日(39.9℃)、菊千代(小学生2年生)とひよこさんを乗せ、名古屋市笠寺の日本ガイシホールへ。 駐車場から、200m歩くので3人とも帽子を着用します。事前の座席表がなく、一番早い購入なのでいい席でありますようにと祈ります。場外にテントのグッズ売り場があり、列を作っていました。炎天下で並びます。流れは速くすぐ順番が来ました。売り子のアルバイトは汗だく。 グッズは菊千代が楽しめることが優先。厚めの公式図録「サバイバルガイド」2000円は、詳しい恐竜の解説本、小学館発行で「まじめくん」の漫画が載り、彼はこれに反応しました。「光る秘密のスティック」1000円は、べらぼうな価格。ショーで使われるというので1本だけ買いました。 お土産に「恐竜のうんこ」(かりんとう)900円。そして場内に入ると殆ど子連れです。私たちは、アリーナ席で10列目、中通路側で『まずまずよろし!』 席を確認したら菊千代を全体が見渡せる2階席まで連れて行きます。トイレを済ませ、ライトスティックを光らせ準備完了13時45分開演。ナビゲーターは、菊千代も知る芦田愛菜ちゃんと八嶋智人さん、山崎樹範さんです。愛菜ちゃんは現在、14歳で中2。 彼女が5歳の時、「Mother」虐待される少女役を熱演しました。大きくなりました。お話は、タイムマシンで恐竜時代に行く設定。愛菜ちゃんは歌ったり踊ったり、トークや演技も抜群で適役です。タイトルから想像できますが、お勉強的なものが主で、ドラマは味付けという感じ。 舞台上に大型クリーンがあり、子供でも確実に見え楽しめます。ショーは約90分間休憩なしです。恐竜は中々出てこなく、半分くらい過ぎるとようやく登場。 何頭も出て来て通路を動き回るので小さい子は泣き出す。そして撮影OKタイムです。暗いので上手くとれません。着ぐるみかと思っていたら自立二足歩行します。 メインのティラノサウルスは全長7m。四足歩行の恐竜とバトルします。以前、鈴の助(現在中2)と見た「ウォーキング ウィズ ダイナソー」は電気自動車に恐竜ロボットを乗せ、歩いているように見せていました。今日のは日本製でデビューしてもう10年もの歴史があるそうです。 恐竜は動きも俊敏で迫力あります。2階席にも何頭か現れ、動き吠え回る。体を回転するのでしっぽが頭の上を通り抜けます。菊千代は通路側に座っているので目の前を恐竜が何回も通り、興奮してるのか、怖がっているのか‥ 終わって訪ねると『面白かった〜ふ〜』 車に戻ったらとりあえずコンビニに行き、アイスのスイカバーを購入しなければ。さて菊千代は、今日のことをどのように絵日記に書くでしょうか。 ショーは、横浜から始まり、大阪、名古屋、埼玉、福岡が最終。すべて2日間の公演で、初日は3本、2日目は2本組まれ、愛菜ちゃんの夏は忙しい。 |