早朝、支度をしながら五輪開会式をテレビで見ました。一回限りのセレモニーでアイデア、演者、お金‥輝きが消えていきます。 聖火リレー最終ランナーが点火すると競技場の輪郭に花火が走る。火が聖火台へ駆け上り、炎が大きく燃え上がる。感動です。 小雨におびえ関市に来ました。「山の手ふれあいセンター」看板で坂道を上がります。 |
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2段の広い駐車場の上に車を置きました。写真右端の階段から登ります。 (8:35) |
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いきなり展望台です。スピーカーは、災害時の緊急連絡用でしょうか。 | |
大岩盤の直登。何ということ、天気はドンドン良くなっていきました。こんなことなら‥。今日はこの山を楽しみます。 | |
尾根の鞍部に出て西端の「水道山」に向かいます。この麓に排水池があり、この山名でしょうか。日の丸ポールのピーク。 が、少し先にもピークがあり行ってみました。どちらも山名表示がありません。 (9:00) |
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次にUターンして東に進みます。東屋で休憩する間もなく‥ | |
「安桜山」頂上に着きました。「御岳神社」の鳥居があり、狛犬が鎮座しています。 (9:10) |
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南側の展望台から町並みが一望できました。 | |
東の道を進みます。山道で突然、茂みからお爺さんが咳払い。用をたしたのでしょう。ついでに「観音山」の方向を尋ねます。 | |
降ると鞍部の交差点です。真っ直ぐピークに向かいます。 | |
そのピークには、小さな露地があるだけ。山名表示も無く、ここが「観音山」でしょうか。 (9:30) |
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鞍部の交差点に戻り、左折して南へ降りました。この石積みは神社の跡のようです。 | |
民家の脇を通って表通りに出ます。右側に「豆の木地蔵」を祀る「法念寺」。裏山には小さな「重軽地蔵」の祠もありました。 (9:35) |
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南東に歩くと吉田(キッタ)観音の新長谷寺(シンチョウコクジ)に着きます。関市にこんなすごい所があるとは知りませんでした。 美濃の法隆寺と言われ、檜皮葺の美しい本堂・三重塔など七堂伽藍は国重文です。鎌倉時代の創建で境内撮影禁止。 (一部有料で可)これは道路から撮影。 (10:00) |
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新町の通りを歩くとアンティックな雰囲気の「須田写真館」。 | |
少し先にしぶい銭湯がありますが、早いせいか暖簾は出ていません。それとも? | |
南に歩くと鎌倉時代に刀匠により作られた春日神社です。伊勢湾台風で崩壊し再建された能舞台があります。 若い女性が一人、神主さんに御祓いを受けています。 (10:25) |
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神社入口の太鼓の櫓から、正面の「安桜山」に向かって帰りました。 |
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本町の創業140年、有名なうなぎの「辻屋」です。うな丼(並)が、肝吸い付きで1800円也。出来るのに時間がかかります。 この本町通りは、門前町として昔は栄えていたと思います。ユニーが通りから離れた所にでき、寂れました。 そしてジャスコが郊外にでき、ユニーも勢いを失いました。栄枯盛衰、あ~無常。 |
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駐車場に戻り、ユニーの屋上で「安桜山」を撮りました。(10:50) 今日は山登りと言うよりもウォーキング。お待ちかねの「善光寺」へ行きましょう。 |
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日本唯一卍戒壇巡り |
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江戸中期に信州の善光寺を模して創建されました。 「宗休寺」とも呼ばれています。高い石垣の上が、戒壇巡りの如来堂です。 |
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左から ①大仏殿の本尊阿弥陀如来、岐阜最大の木像仏 ②1540年鋳造で岐阜最大の風鈴形鐘楼、一突き50円 ③1200年前鋳造された宝冠大日如来、大蓮台に1013体の仏像を浮刻 ④弘法堂前の石仏36体 |
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靴を脱ぐ前に左の看板が眼に入ります。戒壇巡りは普通『コ』の字形。卍形って?一人200円を払い右手の階段を下ります。左手を板壁にあてると、すぐ漆黒の闇。板敷きを摺り足で進みます。幅2尺、高さ7尺のトンネルです。 ご本尊真下の五色の紐にくくられた鍵に触れました。ありがたくもこれで極楽にいけます。2分で入口階段の隣に出ました。気持ちがスッとします。戒壇巡りは素晴らしいアイデアです。いつドコで始まったのでしょうか。 受付の方に尋ねると卍の字の縁をなぞる順路になっていて、いわゆる一筆書き。珍しいので全国から戒壇巡りファンが訪れるとのこと。 ◆この地域で戒壇巡りがあるお寺◆ [長野市]善光寺、[愛知県]祖父江町善光寺、港区善光寺、岡崎市善光寺、飛鳥村善光寺、岡崎市極楽寺、安城市菩提寺、[岐阜県]谷汲村華厳寺、高山市善光寺 |