江 南:午前08時05分 晴/10℃
駐車地:午前10時15分 晴/17℃
標高差:(480m→879m)399m |
往:2時間10分(袴腰山山頂まで、小休止含)
還:1時間55分(ランチタイム除く)
所要時間:4時間05分 |
国道沿いの立木山無料駐車場(50台)に置車。周囲の山は山桜が見頃です。北へ少し歩くと‥
(10:25) |
立木観音への石段800段を登ります。入口に「上り左」の看板。では標高を130m上げましょう。 |
石段は、ジグザグにして傾斜を緩めています。昔、参道は山道でしたが、楽になったのでしょうね。20分頑張って‥
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山腹に開けた立木観音、開山1200年の古刹です。標高は240m。
石段を登ってくる参拝者は絶えず、境内の御茶所で接待を受けています。本堂右には‥
(10:45) |
渡り廊下があり、アーチを描いています。そのため中央部に高さがあり、そこを潜ると‥ |
再び石段が待ち構え、70段登ると奥の院です。一旦本堂へ戻り、その左を進むと、すぐ‥ |
柵があります。参拝者が山に迷い込まないためのものでしょう。跨いで進みむと林道に出て、T字分岐を右折します。 |
5分ほどで林道終点。そこが登山道入口です。明確な踏み跡を辿れば、周囲は雑木林になりました。程なく‥
(11:00) |
立木山306m三等三角点山頂。展望はありません。
(11:05)
北に行くと補助ロープの急降。植林の痩せ尾根になります。分岐標に出合い、「南郷・外畑→」へ降ると‥ |
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鞍部の外畑分岐です。(↑) 右上の幹に「滋賀一周トレイル」のテープが巻かれ(↑)、プレ大会の準備が始まっているようです。直進して「袴腰見晴台→」へ砂地坂を登り返します。 (11:35) |
341mピーク見晴台。北に開け、右端が瀬田川で、中央左は伽藍山(ガラン)239mです。
その背後には琵琶湖が望め、奥にうっすらと蓬莱山1174mが浮かんでいます。
(12:05) |
今日は暖かく尾根道は明るい。アップダウンを繰り返し、進めば‥ |
南郷町分岐を過ぎて平坦地に出るとやがて袴腰山391m山頂です。空腹ですが、ここは樹林に覆われています。
(12:35)
気分の良い開けた場所まで戻り、道でランチしました。
(12:40)〜(12:55) |
この南郷町分岐まで降り、左折して南郷町方面に山腹道を辿ります。
(13:00) |
やがて雑木林の快適な尾根道となりました。順調です。 |
所々に鮮烈な紅紫色。ミツバツツジは、春山の女王ですね。
鉄塔に出会うと登山道は右に折れます。緩い勾配を行くと左にイノシシの捕獲檻。
その先に分岐地点があります。 |
右奥から歩いて来て振り返って撮ったものです。直進させないように止め木が横たわるので写真左へ入りました。
(13:35) |
5分で北参道に合流。右折すると車両止です。越えて立木観音まで標高を100m上げます。
(13:45) |
路傍には、古い丁石が立ち、古刹の参道は趣があります。そして参道は‥
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しっかりメンテナンス。土嚢はカチカチで角材と併せ、土の流れを防いでいます。道に斜度が少なく疲れません。 |
「八丁」の丁石が立つところは、異形の露岩と白い砂地。右のコブが見晴台です。
TOP写真の展望を得られます。ここだけ違う地質で不思議です。
(14:00) |
最後に石段を登れば立木観音は近い。40分の参道歩きでした。
(14:25) |
立木さんで小休止して「下り左」の石段を降ります。数えたら800段弱でした。
(14:45) |
東海岳行
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“滋賀一周ラウンドトレイル” |
名古屋城から兼六園まで250kmを走破する「さくら道国際ネイチャーラン」という大会があります。国道などを走るロードレースで、マラソン6回分の距離を36時間以内にゴールしなければなりません。この過酷なレースは26回続き、今や各国から百数十人の鉄人が参加されています。
先月「滋賀一周トレイル」の新聞記事を見ました。京都、福井、岐阜、三重の4府県境を通る438kmの国産最長トレイルです。県境一周のアイデアがいいし、スケールが半端ない。トレイルランの本大会は2020年を予定。
そこで今年4月28日〜5月5日の8日間、トレイルランのプレ大会が開催されます。勤めていると中々8日間も休めませんが、今年はその期間たまたま10連休中です。単独でもチームでも良いルールですが、しかし出場される方は超人ですね。
Facebookで確認したときは、16組30名のエントリーがありました。「さくら道国際ネイチャーラン」は車道ですが、「滋賀一周トレイル」は殆どが山道です。
コースは、大津港を発着し、京都一周トレイル、福井県境の高島トレイル、余呉トレイル、伊吹山、鈴鹿山脈を通ります。鈴鹿山脈は、たった2日間で駆け抜けます。
降雨でも走られと思いますが、雨の山道は危険です。それにクマとの遭遇も怖い。大きな道ミスするとレースでは、致命的なのでスマホの地図アプリは必携です。コースは「NPO法人 滋賀一周トレイル」のメンバーで整備されました。
特に伊吹山北の奥伊吹はヤブで、ブンゲン1260mから南は、クマザサの密集地帯で最も整備に苦労されたようです。行市山辺りの笹ヤブも整備されました。
登山者も恩恵を受けられますね。県境一周ですが、HPの地図を見ると長短8ヶ所で県境から外れたコースになっています。今後は整備を続け、より県境を通れるようにされるそうです。また「コース上では、登山者やハイカーを最優先し、通行を妨げない」こと。
「携帯トイレ使用」「必携装備」など細かなルールが決められています。新聞記事になったくらいですから、レースはTVニュースで見られるかもしれません。10連休は比較的晴れが多い天気予報です。完走者はどのくらいでしょうか。
県境を一周できるのは、滋賀、奈良、岐阜、長野、山梨、埼玉、群馬、栃木と8県でしょうか。日本3百名山ひと筆書き挑戦中の田中陽希氏にどこかを次のNHKBSの企画で走ってもらいたいですね。絵地図をクリックすると「滋賀一周トレイル」の大きな地図に飛びます。
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