かみかけ |
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ハライド2 908m/神懸・南コブ 680m・723m 三重県菰野町 |
2019年4月28日(日) 昨日の疾風に耐えたアカヤシオ |
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鈴鹿のハライドは、15年前、西の腰越峠から東の風越峠へ辿る基本的なコースを歩きました。今回は東のルートで周回してみま。 登山口はコメダの森。コメダ珈琲が、菰野町の森林保全プロジェクトに参画し、2017年10月から整備しているエリアです。 場所は鈴鹿スカイライン希望荘北側、植林・間伐、散策路の整備を社員で行います。お店が木造りで保全活動に貢献しようということですね。 ネットでアカヤシオの見頃情報を見ました。10連休2日目、野良人さんと山行に出発。新名神高速道路菰野ICで下り、西へ3kmへ。 鈴鹿スカイラインに合流したら右折して‥ 教科書として、西内正弘著・中日新聞社刊「地図で歩く鈴鹿の山ハイキング100選」です。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前07時30分 晴/9℃ 駐車地:午前08時55分 晴 標高差:(310m→908m)598m |
往:3時間05分(ハライド山頂まで、小休止含む) 還:2時間25分(ランチタイム除く) 所要時間:5時間30分 |
700m走れば、左に無料の鳥居道駐車場。来た時、数台分空きがありましたが、あっという間に埋まりました。 道路を横断し、希望荘を左に見て舗装路を北上していきます。 (9:05) |
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しばらく歩けば、コメダの森の看板。舗装路を奥へ20m進むと左側、森の入口に‥ | ロープが貼られていました。この登山口から植林の踏み跡を辿ります。(9:15) |
良く整備されたコメダの森遊歩道は快適です。斜面をトラバースして行けば… |
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コメダの森北端で青テープに出会いますす。遊歩道を離れ伐採木をまたいで尾根道を登りました。すぐ急勾配になり‥ (9:25) |
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喘登すると後ろから犬が軽快な足取りで抜いていきます。飼い主の若いソロの方が追いついたので、『どうぞお先に』 |
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駐車場から370m高度を上げ、神懸(カミカケ)680mに登頂。展望はなく北に方向を変え、再び尾根道を行きます。 (10:45) |
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山頂から30分歩くと西に方向が変わりました。周囲に花の少ないアカヤシオ。昨日の強風で残念な落花道です。 |
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尾根道をドンドン行くと道標に出会いました。西のハライドへ向かいます。下山時は、ここまで戻り南コブへ。 (11:40) |
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するとまずまず花を残したアカヤシオが、次々迎えてくれます。 花疾風に負けなかった可憐なピンクにテンションが上がりました。 |
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露岩のガレ地は慎重に行かねばなりませんが‥ (11:50) |
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展望地です。北に釈迦ヶ岳1092m、その山容に登行意欲が湧きます。 山頂の左斜め下、白っぽい箇所は、朝明駐車場です。ひと休みして登っていけば‥ |
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岩を集めたハライド908m山頂。私達が東から来たので先着者が『どこから来たの?』『希望荘から』『道あるの?』 ベテラン風の先着者は不思議そうな顔。 (12:20) |
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山頂は登山者が多く、少し戻った展望地でランチします。 (12:25)〜(13:20) 南西に左から、御在所岳1212m、国見岳1165m、右は青岳手前の1081mピークです。 |
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下山は、来た道を道標まで戻り(13:45)、左に斜面を緩くトラバースするとこの岩場に出会います。 (14:00) |
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この風越峠へ行く道は、一般ルートです。また力強いテープのマークもあります。 |
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尾根を少し外した道を行くと、左上にピークが見えました。テープからそちらへ登り、南コブ723mをピークハン。 (14:30) |
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南コブから山腹の登山道に戻り、下山を続けます。すると岩場の急降下、15年前ここを通った記憶が蘇りました。 |
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勾配が緩み足が楽になります。そして風越峠530mに着きました。ここを右折して東海自然歩道を降ります。 (14:55) |
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良く整備された魅力的な道です。井戸谷の沢沿いを右へ左へと渡れば‥ |
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ダム湖北端で、このかけす橋を渡り右岸へ。6分後に‥ (15:20) おおるり橋を渡ると舗装林道に出合います。そこを左折すれば、もう鳥居道駐車場は近い。 (15:40) |
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東海岳行 |
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“ケダマ” | |
昨年暮れ、ニュースでふるさと納税の経済効果を検証していました。網走では北海道での毛ガニが大人気で、売上げが125倍にもなったそうです。北海道では毛ガニ汁を食べたことがありますが、固く鋭利な殻を剥くのがとても面倒で苦労した割に身はチョロッとしか口に入りません。 その返礼品は、網走港近くの牛渡水産で作られています。地元産にこだわり、水揚げされた毛ガニをすぐ自社工場に搬入。洗浄・浜茹で・選別。手作業で毛ガニの殻を剥き、カニ味噌と一緒に一尾分をまるまる甲羅に盛ります。消費者の面倒を省き、箸で食べるだけに仕上るのは素晴らしい。 商品名はケダマです。最初、得意先から注文があったときだけ作っていました。ところがふるさと納税をきっかけに個別に注文する人が増えたのです。 雑誌にも紹介され、結果売上げが驚愕の125倍になりました。販売数は、年間1万個を越えます。つまりそれだけの毛ガニが捕れるのですね。工場で働く人も最初は7,8人でした。 今では百数十人の雇用を産み、漁に出られず仕事が減る時期も仕事があるので収入増になります。さてテレビ画面に商品が出ると『なにこれ!』とそのフォルムに驚かされます。(下右) これは手作業でなければ出来ませんね。 脚の身の下に胴体のほぐした身、一番下に蟹味噌。ハサミ・包丁が不要なのはありがたい。ネット販売してるので購入してみましょう。HPにアクセスすると‥水揚げ分は全て売れたので次の水揚げまでお待ちくださいと掲載されていました。後日、何度もHPを見ましたが事態は変わりません。 年が明けて確認するとカニ漁は終わりました。『え〜ぇ‥』 春のカニ漁分を予約しますと案内があります。 もう正月には間に合いませんが予約しました。網走沖のオホーツク海カニ漁は、3〜8月です。気になるお値段は‥ Mサイズ1尾3700円、送料はクール便で1620円。身を剥いていない毛ガニの姿ボイル冷凍と殆ど同じ料金です。 待つこと3ヶ月半、注文通り4月末に冷凍で届きました。保存料は未使用で冷凍でも賞味期限は10日、食べる日に冷蔵庫で解凍します。食べ方ですが、付属のカニたれで脚を頂きました。身は、しなやかで口に入れるとほのかな甘みがあります。脚が片付いたら、ほぐした身にいきましょう。 醤油をまぶします。日本酒があればいっそういいようです。蟹味噌とむき身を混ぜ、オーブンレンジで焼きます。 表面にこんがりと焼け目が付いたらできあがり。温かい毛ガニは風味があり、『これは美味しいなあ』 白いご飯とケダマがあれば、充分幸せ時間が過ごせます。4月上旬にニュースを見たのですが、今春の毛ガニ漁は、8割減と記録的な不漁と言うことです。注文したケダマが予約通りの期日に届いたのは、優先して発送されたかもしれません。 そのため浜相場は高騰し、500g3000円と異常な高値です。最近の牛渡水産HPを見ると450g前後のMサイズが4880円と大幅に値上がりしていました。『予約して買っといて良かった』 |