飯盛山 712m/福井県小浜市 |
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2019年7月15日(月・祝) 飯盛山の「竹林の径」 |
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この日、小浜市の久須夜ヶ岳619mへ向かいました。着くと周囲の山にはガスが、かかっています。展望台駐車場で消えるのを期待して待機。 1時間以上、我慢しても状況は変わりません。そこで市内の飯盛山(イイモリ)に切り替えました。展望台駐車場から登山口まで25kmあります。 車内でランチを済ませ、登山口の飯盛寺へ走りました。教科書には、「若狭湾からよく見え、航海の目印となった山」と紹介されています。 多田ヶ岳や青葉山とともに若狭三名山です。昔は、北前船が三山を結び位置を確認していました。舞鶴若狭自動車道小浜西ICで下ります。 県道27号線から飯盛川沿いに飯盛寺へ。教科書は、山と渓谷社刊「新・分県登山ガイド/福井県の山」です。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
飯盛寺駐車場 ↓ 行場の滝 (飯盛寺滝) ↓ 尾根出合 ↓ ▲飯盛山 ↓ 飯盛寺駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前07時10分 曇り 駐車地:午後12時10分 曇り/23℃ 標高差:(130m→584m)454m |
往:1時間50分(山頂まで、小休止含む) 還:1時間35分 所要時間:3時間25分 |
久須夜ヶ岳(クスヤ)を目指してエンゼルラインを走ると標高400mから上はガスっています。展望台駐車場はこの通り。 |
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待てどもガスは晴れません。登山道は、どうかなっと少し歩いてみました。 樹林帯の広い道は、意外に視界があります。進むと、突然『ブゴッ!』 10m先、木の影で寝ていたイノシシが、走り去りました。『こわっ』 飯盛山へ行きましょう。 エンゼルラインを下ると小浜湾の展望。左の低山、天ヶ城山266mは雲がかかってません。 でも奥の500m級は雲が覆っています。飯盛山712mは、同じ小浜市内の未踏峰です。 |
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飯盛寺駐車場を利用します。左は庫裡で右の寺務所で駐車料300円を払い、住職に登山口を確認しました。右奥へ‥ (12:20) |
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すぐ突き当たり、右に山門。この写真は、門を潜ったところです。林道を左折します。 |
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数分で林道終点広場。巨岩が鎮座しています。奥左が登山口です。その右の飯盛川(ハンセイ)沿いの道を進むと‥ |
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飯盛寺滝(ハンジョウジ)別名:不動の滝は、落差16m。滝行場の霊域です。 この水量なら私も修業できそう。でも一人だと危険なので今日はいたしません。戻って‥ |
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登山口から山頂を目指します。中央の標柱には、「若狭三名山」の標示。坂を登るとTOP写真:竹林の径です。 (12:25) |
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小径を過ぎ、指標から左岸へ渡渉。これは渡り終えたところです。ここまで道順は、住職に教えて頂きました。 (12:30) |
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以後、左岸沿いを辿ります。登山道はしっかり水を含んでいますが、雰囲気は低山以上。しばらく行くと… |
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右斜面に大きな岩屋。間口3m・高さ2mはあります。仏形の小さな岩が奥に立てかけられていました。 (12:45) |
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どんどん沢を詰めれば多段滝。右に迂回路があります。1段の高さは数mなのですが、10段以上あるでしょう。 (12:55) |
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滝から20分歩くと指標が沢から離れなさいと指示がでました。右斜面をジグザグ登ります。 |
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標高410mで支尾根に乗り右折。尾根道の斜度はきつくなく快適です。周囲の森は、少しづつガスってきました。 (13:30) |
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やがて山頂から北東に延びる主尾根に乗りました。こちらの道も明確です。 きっと紅葉期は、いい感じでしょうね。ここで標高500mになり‥ (13:50) |
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ガス度は、ますます高くなりました。道が、見えないほどではありません。山頂でガスが消える感じはありません。 |
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やはりガストライク! 飯盛山山頂広場に群生する背高の草を分け、山名板に行きます。下に三角点はありません。 (14:10) |
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山名板の裏に展望図絵。このように見えるのでしょうか? 教科書では西に青葉山、東に多田ヶ岳の展望があるということです。 |
意地の5分、山名板の左4〜5m地点に二等三角点発見! あ〜良かった。ピークハントが出来たので下山します。 |
帰路は、ピストンなので気は楽です。標札とテープは、確実に付いているので道ミスはしません。 |
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沢道へ戻りました。竹林の径は、竹を何本も切って作られています。根っ子が、しぶといので大変だったでしょう。 |
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飯盛寺へ戻ると受付の寺務所には誰も見えません。 ただ境内には飼い犬が何匹もいて深山が騒がしい。本堂へ行ってみましょう。 駐車場着(15:45) 1352年(室町時代中期)開創の飯盛寺は、1484年の山火事で焼失し5年後に再建されます。 平成10年解体され、修理復元されました。この本堂は国指定重要文化財です。 茅葺屋根で間口は13.66mあります。530年前の堂宇が、残っていることがありがたい。 |
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東海岳行 |
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“スキンメッシュ” | |
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