おどりば |
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踊場湿原 1530m/長野県諏訪市 |
2019年9月2日(月) 南丘より踊場湿原を望む (右にアシクラ池、奥ピーク:車山1925m) |
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中信の霧ヶ峰高原は、車山1925mを最高峰として3ヶ所の湿原があります。先月辿った八島ヶ原湿原、12年前に立ち寄った車山湿原。 そして未訪の踊場湿原です。高原南に位置し、大きさは2番目で1時間足らずで一周できます。それだけでは、山行としては歩き足りません。 そこでドライブイン霧の駅前に駐車して霧鐘塔(ムショウトウ)が建つ忘れ路の丘に登り、薙鎌神社経由で踊場湿原を訪れましょう。 忘れ路の丘にグライダー滑走路があります。各務原飛行場上を滑空する機体を見ましたが、専用滑走路は見たことありません。楽しみです。 諏訪ICで下り、県道40号線を北上して駐車場に走ります。教科書は、信濃毎日新聞社刊「信州高原トレッキングガイド」です。 |
<駐車場> ドラッグスクロールで移動 大きい地図 |
霧の駅駐車場 ↓ 霧鐘塔 ↓ 長塚節歌碑 ↓ 薙鎌神社 ↓ 湿原入口(南) ↓ 湿原展望台 ↓ 湿原入口(北) ↓ 長塚節歌碑 ↓ 霧の駅駐車場 ※赤線はGPS軌跡 ●は主な分岐点 ■この地図の作成に当たっては国土地理院長の承認を得て同院発行の数値地図50000(地図画像)数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである(承認番号 平17総使、第98号)」 |
江 南:午前06時50分 曇り/25℃ 駐車場:午前10時00分 曇り/19℃ 標高差:(1684m→1530m)154m |
往:1時間50分(湿原展望台まで、小休止含む) 還:1時間30分(ランチタイム除く) 所要時間:3時間20分 |
ドライブイン霧の駅(今年閉店)前の無料駐車場は、120台停められWC完備1675m。気温19℃では、ソフトは食べたくない。(10:35) |
駐車場南の県道を横断。「霧ヶ峰遊歩道入口」の案内板から忘れ路の丘へ簡易舗装の道を登っていきます。 |
ひと登りすると草原にグライダー滑走路。(長さ850m) 左下に「霧ヶ峰高原のグライダー」の案内板。 「風を受けて自由になったグライダーは上昇気流を探しながら飛行します。 時には八ヶ岳や南アルプスまでも飛んでいきます」 奥の八ヶ岳連峰は、完全に雲が覆ってます。写真左上に‥ |
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青いシートに覆われたグライダー。離陸・着陸する瞬間を見たい。雲に隠れた八ヶ岳連峰右に‥ |
富士山! 右に雲に隠れた南アルプス。晴れなら並ぶ3大スターが見られる所でした。そして‥ |
忘れ路の丘1684mに霧鐘塔。霧ヶ峰は頻繁に霧が発生するので方角を鐘で知らせるため昭和34年建てられました。 (10:50) |
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未舗装の道を行くと、格納庫が建ちます。「霧ヶ峰グライダーふれあい館」入館料無料です。出庫は大変そうだ。 (11:00) |
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滑走路の西端に薙鎌神社(ナギカマ)の鳥居、右端には長塚節碑。鳥居を潜り、100mほど草道を進むと‥ (11:10) |
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大岩の薙鎌神社。御柱を建て霧ヶ峰の守り神を祀ります。好天なら諏訪湖、御嶽山、中央アルプスの展望地1650m。 (11:15) 地形図の神社から南へ降りる破線は、笹藪の下。御柱から奥に尾根を降り、山腹道を目指しました。 (11:15) |
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<忘れ路の丘の山野草> |
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尾根の始めは草藪ですが、すぐ急勾配となり、足さわりはふわふわです。7,8分降ると下に赤テープの木が見えました。 |
山腹道に降りたら、左折して南へ移動します。赤テープが、10〜20mおきにあり心強い。植林地を抜けると、三叉路に出ました。 |
幅広の草道と霧の駅への車道が合流するY字分岐です。車道を南へ直進して湿地へ。 (11:40) |
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湿原周辺に、ヒュッテ・ロッジ゙が建ちます。この奥が踊場湿原周回コース北入口ですが、少し南へ車道を歩きます。 |
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すると車道からいい感じで踊場湿原が望めました。ここは霧ヶ峰高原の三大湿地のひとつ。 標高1530mで高層湿原(西側)と低層湿原(池周辺)が併存していることが特徴です。 |
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踊場湿原周回コース南入口に到着。周回コースは、湿原の縁に引かれ、木道はありません。丘の草道を辿り‥ (11:50) |
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<踊場湿原の山野草> |
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上に立つと、湿原全体を見下ろせます。(TOP写真) この展望台でランチします。食後は、斜面を東へ降ります。 (12:00)〜(13:00) |
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草原から樹林を降ると沢に出ました。丸太橋を渡ります。400m東の湿地東端に二つ目の丸太橋。 |
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そして踊場湿地の北側を歩くとアシクラ池。谷地坊主(ヤチボウズ)が浮かんでいます。 写真右端の丘でランチしました。高層湿原の泥炭層は、3000年かけて厚さ2.5m。 湿地は、国指定天然記念物で池のくるみとも呼ばれます。 |
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東西1km、南北最大250m、1周1時間ほどの静かな散策でした。では戻ります。車道と草道のY字分岐へ。 (13:50) |
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分岐に着いたら左の草道を直登します。防火帯なのでしょうか幅広の道です。 (14:20) |
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やがて薙鎌神社の鳥居・歌碑が建つ、グライダー滑走路西端に戻りました。北に行くチップの道を辿ります。 (14:45) |
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道は森の中を延び、時々距離表示(右下)「3250m」が立ちます。高地トレーニングのコースなんでしょうか。 (15:15) 15分で霧ヶ峰スキー場の県道に出ました。あと15分歩けば、駐車場です。 (15:30) |
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東海岳行 |
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“最前列の空席” | |
今年もサンドウィッチマンの全国ツアーが、8/31(土)の郡山公演から始まりました。オール新ネタの漫才&コントで、全国10ヶ所で開催されます。郡山の次が、9/6(金)の名古屋市金山ビレッジホール。 私達は昨年に続き、奇跡的にチケットを入手出来ました。キャパは1146席で最後列の端っこです。ギリの場所じゃん。名古屋だけ平日金曜日です。17時半開場して予定通り18時半に開演しました。 二人がネタの前にフリートークをします。富澤ちゃんは老眼になり、膝にも水が溜まるようになりました。歩くとびちゃびちゃ音がするそうです。尿路結石にもなり、おしっこすると小石が飛び出て便器がカラコロ音をたてます。 『水作ったり、石作ったり地球の創造者みたい』(笑) 二人は45歳ですからガタが来る頃です。一方、伊達ちゃんは、高血圧で上が211、下が146あり、降圧剤を常用して死から逃れています。『座骨神経痛にもなり、立ったり座ったりが厳しい』(笑)とグチりました。 開演して30分経つのに遅れて入場する人があとを絶ちません。平日公演ですからね。遅れた人ごとに『どこから来たの? なんで遅れたの? 仕事は何してるの?』としつこく質問後、時計を指し『あのう、僕たち6時半から始めているのですが‥』とだめ押し。(爆笑) すると最前列の席が、一つ空いてるのに伊達ちゃんが気付きました。隣の男子に『あなたのツレの席? 女の人? そう、どんな関係?』と根掘り葉掘り。仕方なく彼は、仕事上の知り合いで10年ですが、付合ってはいません。『それで誘ったの? 下心あるでしょ』と追い詰める。 何度も聞き返し、1000人の観客の前でとうとう彼に本音を認めさせました。今日、地下鉄駅で待ち合わせしたのですが、来ないので何度かラインでやりとり。 突然、入った仕事で間に合わなくなったと返信。伊達ちゃんが『いつ来られるのか、電話して聞いて』 彼がケイタイをかけると出ません。『出るまでかけ続けて』と指示。 美味しいネタは離しません。そうして待つ間、20年前から日本中の全公演を追う普通の人・小島さんを紹介しました。客席の彼にスポットライトを当て恒例のコジマ・イジリ。『今日何時に来たの?』『7時に宇都宮を出て11時に着きました』 『え〜どうしてそんなに早く来るの??』 初回公演の郡山でオリジナルグッズの時計(15個)が売切れて買えなかったので買うために早く来たそうです。 とうとう彼女からケイタイが入りました。ケイタイを受取った伊達ちゃんが『あと何分で着くの? えっ10分? あなたが着くまでネタを始めませんから急いで来てね』 20分後、彼が慌てて席を離れます。二人が揃って会場入りすると場内大拍手。『この後、上手くいったら連絡してよ』 やっと1時間のフリートークが終り、ネタです。公演は3時間にも及び、爆笑・爆笑でひよこさんも大満足。来年もチケットが当りますように、、、願う! |